口下手かつ不器用な性分故、このブログに己が感性と
思いの丈をぶつけます。「西のノリ」です。
今回は一夜の寝床となった和様のお宿と、夜の古川町散歩!

こちらがこの旅で泊まらせて頂いた、
飛騨ともえホテル飛騨古川駅から歩いてスグという至便な位置に在り、
ビジネス・観光双方の利用に考慮しながらも、町の風情に合った和様な造りと
囲炉裏端で頂く郷土料理にこだわりを持つお宿。


館内各所には「和」のアイテムや休憩スペースが設置され、
宿泊客に癒しとくつろぎを提供しています。

10畳の
和室ここが今回1宿1飯にありついた我々の拠点。チェックイン前から布団が敷かれ、
「おもてなし」の用意は万全。必要な物を揃えつつ、
室内も「和」の設えが貫かれています。
和紙を用い、優しく部屋の四隅を照らす間接照明がオシャレ!

入り口から寝室までは、仄かな明かりが照らし出す廊下。
写真左手に見える棚には冷蔵庫が隠され、極力生活感が
出ない様工夫が施されています。

客室からの眺め。上空から見ると、町割りそのままに新旧の建物が入り混じる
古川町の様子や飛騨の山々、昼間に巡った三寺等を望むことが出来ます。

館内には同時に入れるのは4人ほどと小規模ながら、
浴場も用意されています。
浴槽は左手が人工温泉、右手が身体に優しい薬草を包んだ袋を浮かべた
「薬草湯」。
「天然温泉ではありませんが」と宿の人は謙遜しますが、疲れた身体を
癒すには、十二分な施設。

夕食はホテルの斜め向かい、
西洋膳処まえだへ。
(実は先ほどの部屋から撮った写真に写っています)
愛想の良いご夫婦が切り盛りする、飛騨牛と肉の焼き加減に
こだわりを持つお店。
しかし店舗の装いと言いメニュー内容と言い、
どのあたりが「西洋」なのだろう・・・

私が注文したのは、古川町内の
荒城川に架かる橋から
名前を取った御膳・
霞橋大きな丸い器(これにビックリ!)に閉じ込められているのは、
地産の野菜を生かした天ぷら、サーモンの和え物や野菜等を
盛り込んだ小鉢、バランスの良いサラダ、新鮮な刺身等々。
これにご飯や味噌汁が付属します。

器の一角に見え隠れしているのは、
飛騨牛もも肉のステーキ赤味を残しつつも程よく焼き上げられたブランド肉に舌鼓!
ごちそうさまでした!

食事の後は、
瀬戸川沿いを散策。
昼間は昼間で情感が有るのですが、夜の静寂に包まれて人が
遠ざけられた川辺の風景も、また違った良さが有ります。

夜闇に浮かぶ土蔵の白壁。それを明かりが照らします。
水面に映り込んだ光と色彩が綺麗です♪

夜の円光寺本堂


「光」の魔法に酔いしれる。夜は撮影が難しい~

壱之町通りへやって来ました。

「蓬莱」の渡辺酒造店も、すっかり夜の顔。


もう一度
瀬戸川を渡り、宿へと戻ります。
随分濃密に感じた飛騨の一日。
町に食、酒と、存分に楽しませていただきました!
次回は囲炉裏端で味わう朝ごはんと「あの映画」に登場する神社を
巡り、「あの映画」のイメージビジュアルっぽい風景の撮影に
挑みます。
それでは!