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幸(さち)多き旅路へ

皆さん、お久しぶりでございます。
ネタがあれば・・・と思いつつ、上高地は既に夏の気配も過ぎ去り、
季節変わりの様相を呈しております。

全国的に不安定な天気が続く近頃ですが、私は去る10日~12日に
掛けて、北陸地方は富山県
その県都たる富山市へと小旅行に
行って参りました!
自然豊かな土地ならではのグルメ、歴史や文化に裏打ちされた
芸術・景観・・・「西のノリ流」富山巡り、初回の今回は、
松本を発してぐるっと北回り、そこから富山を目指す行路をご紹介!
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まずは靄霞む上高地を下り、松本駅へ。
折角の旅路ながら、ご覧の通りの悪天候。
幸先の悪い船出ですが・・・まあこんなことも有る(笑)
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まずは長野行き、特急しなのに乗車。
振り子装置搭載、軽快な足を誇る特急列車で長野を目指します。
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北上する車窓からも、厚い雲が垂れ込めているのが分かります。
これはこの先に待つ絶景ポイントも、期待薄・・・?
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見えて参りました、日本有数の車窓風景として、国鉄時代に
日本三大車窓に指定された景勝地・姨捨山!
晴天下では善光寺平や戸隠連山、大気の状態が良ければ
遠く飯山地域や斑尾高原付近をも望む眺望が楽しめるのですが・・・
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この日はご覧の有り様
これまで5度以上に亘って通って来た場所ですが、こんな天候は初めて
今回ばかりは時期が悪かったか・・・
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姨捨山を降り、篠ノ井付近からはこれから乗る北陸新幹線と並走。
犀川を渡り長野市街に入れば、間もなく終点・長野に到着!
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さて、もう種明かしはしてしまいましたが、ここ長野駅からは
鉄道技術の利器・北陸新幹線に乗車!
5ヶ月ぶりの利用となる今回は、その最速達列車・かがやきで、
一っ飛びで富山を目指します(写真は東京~長野間の「あさま」)。
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主に北陸方面へ直通する列車が使用する12番ホームに、
これから乗車するかがやきが入線して来ました!
屋根が落とす影の下では、E7系のシャープなフォルムが
より一層際立ちます。

ここでかがやきの列車愛称としての来歴を説明させていただきますと、
最初の登場は昭和63(1988)年、首都圏~北陸地方を
上越新幹線からの乗り継ぎで結ぶべく、新潟県長岡駅
金沢駅間に設定された在来線特急として。
その運行形態も設定目的に沿うものであり、新幹線からの利用客を
最速で北陸方面へ運ぶべく、県都・新潟市やその都市圏をパス
その上で停車駅も沿線主要都市に絞る、というもの。
これが利用者からの好評を博し、後年には運転区間の延長や
列車の増発、車両の増結といった成長に繋がります。

しかし平成9(1997)年、より短距離・短時間で上越新幹線
日本海側を繋ぐ北越急行ほくほく線の開通、並びに
特急はくたかの運転開始によって
営業運転を終了、一旦「かがやき」の名は鉄道史から消える事となりました。
そんな名称が復活したのは平成27(2015)年、北陸新幹線金沢開業の折。
首都圏と北陸各都市を直接かつ速達で結ぶ鉄路、その最速列車として、
かがやき」の愛称が18年ぶりに「帰還」。
特急列車時代と同様に利用率は好調に推移し、今や首都圏⇔北陸地方の
ビジネス・観光の足として、欠かせない存在となっています。
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さて、前回はグリーン車でお世話になったE7系ですが、
今回は堅実に普通車指定席をチョイス。
座席は新幹線普通車では定番の2+3の配置。
青系の座席&床と暗めの照明で落ち着いた雰囲気を
演出していたグリーン車とは対照的な、と黒の座席に
明るいLED照明が降り注ぎます。
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3人掛け席。日本海エリアでは海側となる座席。
昨今の鉄道車両の居住性は目覚ましい発展を遂げており、
このE7系、およびJR西日本所有のW7系でも、普通車でありながら
高い居住性を実現。
ゆったりとした造りのシートには可動式の枕が取り付けられ、
リクライニング機構と併せて好みのシートポジションを取ることが出来ます。
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こちらも最近の流行り。各席で使用出来るように、座席や窓側壁面の下部には
電源コンセントが設置されています。
電子機器の充電が求められる現代人のニーズに応えた設備。
座席背面にはテーブルとは別にドリンクホルダーも完備。
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普通車デッキ。こちらもグリーン車とは対照的な、明るい色合い。

さて、長野駅を出発したかがやきですが、発車後すぐにトンネルに突入。
山景色を堪能する間も無く、トンネル→飯山市→トンネルと、長野県内では
ほぼ暗がりの中を突っ走ります。
この辺りは最短・最速を是とする新幹線ならではと言えるでしょうが、
う~ん・・・
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新潟県に入り、上越市付近を走行中。
このあたりでようやくトンネルは途切れ、実り豊かな平野が広がります。
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糸魚川市付近では、わずかながら日本海を望むことが出来ます。
これから訪れる富山県、そして今後赴くであろう地域に
恵みをもたらす天与の海!
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長野駅から1時間足らず、目指す富山駅に到着!
言うまでもなく県都・富山市の中心駅であり、北陸新幹線を共同運行するJR西日本
新幹線開業に伴い在来線の運営を移管された富山県運営の第3セクター・
あいの風とやま鉄道が駅舎を共同使用している他、
地上部分では地元の私鉄・富山地方鉄道が運行する路面電車が乗り入れ、
JRとあいの風とやま鉄道の駅に隣接して富山地方鉄道の起点となる電鉄富山駅
地域の足として佇んでいます。
かつては地方のターミナル駅然としたくたびれた駅舎に
特急列車が多数発着していましたが、北陸新幹線金沢開業によってその様相は一変。
旧駅舎の解体と仮駅舎の設置の後3年の歳月を掛けて、
ガラス張りの新幹線ホームが目を引く新駅舎が完成し、
路面電車が乗り入れを開始。
現在でも駅舎やその周辺の開発が進められ、将来的には在来線の全面高架化
富山市が運営する富山ライトレール(詳細は後日の記事で)と
富山地方鉄道の路面電車の直通運転が計画されています。
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到着早々ですが、まずはお昼ごはん。
駅舎1階の商業施設・きときと市場とやマルシェへ。
恵みの国・富山のグルメを網羅する土産物屋や飲食店の入居する
専門店街は、歩くだけで目移りすること間違いなし!
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そんなとやマルシェの一角、白えび亭に入店!
目玉は何と言っても富山湾でのみ漁獲される小型エビ・白えび!
すり鉢状に形成され、浅瀬から水深の深い底部まで網羅された海に、背後に聳える立山連峰から
豊富な栄養分が注ぎ込む、そんな特殊な条件が生み出した海の恵み!
そんな白えびを一尾ずつ手剥きすると言う手間を掛けた
こちらの白えび刺身丼は、この1セットでお値段2,480円!
少々値は張りますが、わずかに醤油を垂らすだけで事足りるという甘味、抜群の鮮度と
たちまち口の中でとろけるような柔らかな食感を、思う存分堪能できます。
さくさくの白えびの天ぷら、パリパリの白えびせんべい
白えびから出汁を採ったお吸い物と、まさに白えび尽くしの一品!

遠隔地ならではの長距離・長時間移動。しかしここでめげる訳には行きません!
次回は富山市街地を散策。
美しきガラス工芸が魅了する美術館と、近年売り出し中のグルメを味わいます。
それでは!
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白えび亭のカウンター席に掲示されていた、相田みつを氏の詩。
なんだか心に沁みるような一言。

コメント

No title

こんばんは!

富山旅行お疲れさまでした(*´▽`*)

天候が生憎で残念でしたね…

しかし、車内からの田んぼや日本海はいいですね!

白えび刺身丼、ぱっと見イカかと思いました(笑)

そのくらい色が澄んでいるというか新鮮な証なんでしょうね(*´ω`*)

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。