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3セクで巡る、山景色・海景色。

富山旅3日目。
今回は予定を変更し、富山から新潟県糸魚川駅へと至る
鉄路をレポート致します。
のんびり第3セクター鉄道に揺られての、からへの
車窓の変化を、お届け!
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まずは富山から富山県運営の第3セクター鉄道・あいの風とやま鉄道に乗車。
平成27(2015)年、北陸新幹線金沢開業によって3社に分割された北陸本線
そのうち石動駅(いするぎえき)から越中宮崎駅までの富山県内を
担当することとなったのが、同社。
隣接する石川県のIRいしかわ鉄道とは富山~金沢間で
直通運転をするほか、新潟県のえちごトキめき鉄道とは
県境に近い(とまりえき)で接続、一部の列車は
糸魚川駅まで直通運転を行っています。
ちなみにあいの風という名前の由来ですが、
日本海沿岸で春から夏にかけて吹く、北東から南東方面への
風のこと。いたって真面目なネーミングでございます。

車両は521系
元はJR西日本に所属していた車両で、同線の開業を前に
ワンマン運転対応機器を設置する等の改造やオリジナル塗装への
変更が施されました。
走行性能等に変更はありません。
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富山駅を出て、東へ。
富山市街地を抜けると、田畑が続き大小の町が点在するのどかな風景となりますが、
その向こうには立山連峰が出現!
富山平野の屋根のごとく聳える山稜ですが、この日も
全貌は見えず
まあ・・・こんな旅もある。
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列車の終点・泊駅まで、平野越しの山景色が続きます。
すっと山塊を眺めていたい!という方は、進行方向右手
ご着席ください。
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富山駅を出てから50分ほど。終点のに到着!
富山と新潟、2つの3セク鉄道線の境界はこの先の市振駅(いちぶりえき)と
なりますが、ここ泊駅が乗り換え駅とされています。
ホームの先には、これから乗り込むえちごトキめき鉄道の車両が
ちょこんと停車中。
ちなみにあちらの列車には富山方面から到着してすぐに乗り込めるのですが、
発車まで40分ほど待ちます。
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という訳で、発車まで持て余す時間を利用し、お昼ごはん。
取り出しましたるは、とやマルシェ内にてお寿司や刺身・干物等を
販売するお店・順風堂で購入した、手割り箱寿司
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蓋を開けてみますと、コンパクトな箱の中にタイ・マス・シマアジ
3種の押し寿司が、2貫ずつ入っています。
県境を跨ぐ前に、最後の富山グルメ!
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ここ泊駅から新潟県へと連れて行ってくれるのは、えちごトキめき鉄道所有の
気動車・ET122形
平成27(2015)年、北陸新幹線金沢開業と並行在来線の分割に
伴い誕生したえちごトキめき鉄道
旧・北陸本線信越本線を引き継ぎ海辺を駆ける
日本海ひすいライン用車両として
製造・投入されました。
ベースとなったのはJR西日本所有の気動車、キハ122形
キハ127形
兵庫県の姫路駅と岡山県の新見駅(にいみえき)を
結ぶ非電化ローカル線・姫新線用に
開発された車両で、京阪神地区を中心として新快速等に
使用されている223系電車を元にデザインされています。

えちごトキめき鉄道では開業後に予想される需要に合わせ、
2形式のうち、1両編成・車両の前後に運転台が設置されている
キハ122形をベース車として採用。
降雪や冬季の厳寒といった自然環境に対応した改良と、
車内外に渡るオリジナルカラーの採用が成されています。
1両、または2編成を連結しての2両で運用中。
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車体側面にはえちごトキめき鉄道(トキてつ)のロゴマークと、
日本海の波をイメージしたラインがあしらわれています。
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県境を越え、新潟県へ突入!
日本海ひすいラインで見どころとなるのは、何と言ってもこの海景色!
市振駅付近から、車窓左手に雄大なる日本海が広がります。
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波高く、荒海として知られる日本海ですが、この日は
穏やか。一定間隔で寄せる波が、岸辺を洗います。
雲間からは青空も見え隠れし、ローカル線には
ピッタリの旅景色!
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このあたりで特に奇観といえるのが、親不知(おやしらず)付近。
海の間近にまで断崖絶壁が迫る天嶮の地は、
古くから旅人たちを苦しめて来ました。
交通の難所としての厳しさは技術や
移動手段が進歩した今でも変わることは無く、
鉄道はトンネルを潜りながら海岸線ギリギリを進み、
北陸自動車道に至っては海上に張り出した高架橋を通るという
荒業で、踏破困難な険路を抜けて行きます。
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青海駅(おうみえき)付近を走行中。ここから陸地側へと折れて
市街地へと分け入ると、間もなく糸魚川駅に到着。
私を降ろした列車は上越市の直江津駅(なおえつえき)を目指します。

以前と同じ乗り継ぎ駅を、異なる移動手段で目指す。
時間は掛かるし乗り換えや待ち時間も手間ながら、
ローカル線ならでは、新幹線では拝み難い車窓風景が、ここには有ります。
なにかと「スピード化」が求められる現代社会ではありますが、
旅路には「のんびり」、「ゆっくり」が残されても良いのではないでしょうか。

次回は乗り換え駅・糸魚川駅で途中下車!
列車を待つ間にオリジナリティ溢れる待合スペースと、
(私含め)鉄道ファン垂涎の展示の数々をご紹介します。
それでは!
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ユネスコの世界ジオパークに登録されるほどの、
豊かな自然を抱える街・糸魚川市(いといがわし)。
それを象徴するように、糸魚川駅のコンコースには
この地で獲れるヒスイを加工した大きな勾玉が飾られています。
太古のロマンを感じさせる、素敵な展示♪

コメント

車窓からの眺め

その土地独特の雰囲気、色があっていいですなぁ。
水色を主体とした風景は瀬戸内の海とはまた違った色彩、味があるように思いました。

Re: 車窓からの眺め

> その土地独特の雰囲気、色があっていいですなぁ。
> 水色を主体とした風景は瀬戸内の海とはまた違った色彩、味があるように思いました。

コメントありがとうございます!
瀬戸内は温暖な気候もあって、「明るい」印象を受けますね。
それぞれの土地・地域に「個性」があるように、
海にも土地ごとの「色」があるのかも知れません。

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。