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瀑布を目指して

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今月2日、お休みを頂いて霜白き上高地を抜け出して
向かったのは・・・
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上高地から、バスで県境と険しい山塊を貫く二つのトンネルを抜けた先。
福地温泉(ふくじおんせん)、新平湯温泉、栃尾温泉(とちおおんせん)、
新穂高温泉と共に奥飛騨温泉郷の一角を成す、
平湯温泉(ひらゆおんせん)
長野県松本から岐阜県高山へと抜ける交通路に面し、
飛騨山脈周辺に点在する観光地へのアクセスも良好な、
交通の要所でもあります。

活火山である乗鞍岳焼岳(やけだけ)に端を発する源泉からの
湧出量は毎分8,600ℓ、一日1200万ℓ
これは一般家庭で使用する湯量の約130年分に当たるそう。
この豊富な湯量、そして多彩にして効能あらたかな良泉を求め、
中世の昔から現在に至るまで多くの人々が湯治に訪れており、
玄関口となるバスターミナルを起点に、土産物屋や
飲食店、20軒を超す温泉宿が情緒有る温泉街を形成しています。

面白いのが開湯に関わる伝説。
「その昔飛騨侵攻を試みた武田軍が付近の峠を踏み越えんと
した折、疲労と硫黄の毒霧によって倒れる者が相次いだ。
這う這うの体で平湯まで辿り着いたところ、一匹の老いた白猿が現れ、
軍団を温泉にまで導いた。
皆でその湯に浸かったところ、みるみるうちに身体が回復した。
その話が方々に広がり、多くの人が訪れるようになった」そうな。
こういった説話は各地の温泉地で見られるものですが、
どこか超自然的なあらましからは、自然の恵みへの人々の
感謝と敬意が感じられます。
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湯治の前に、ちょっと散策。
土産物店や入浴施設を併設するバスターミナル内の複合施設、
アルプス街道 平湯からスタートし、
温泉街の外へと向かいます。
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歩道の途上から振り返れば、温泉街越しに銀雪戴く
飛騨山脈の山並み。
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バスターミナルから徒歩10分ほど。交差点の向こう、
車両行き交う道路の端に、目的地へと続く散策路への入口が現れました。
ここから多少トレッキング感覚で、木立の向こうを目指します。
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散策路に入ってスグ、傾斜地を利用して設けられたウインタースポーツの拠点、
平湯温泉スキー場が広がります。
青々とした芝生が続くゲレンデは、現在オフシーズン
冬季の営業に備え、山腹へとスキー客を運ぶリフトのメンテナンスが
行われておりました。ここが賑わうのも、もう少し先のこと。
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この先の目的地に端を発し、すこし下ったところで平湯川となる
滝谷を横目に進行。
傾斜がきつく、水流激しい滝谷には土砂や岩石の
流出を防ぐ砂防えん堤が設けられ、
流域の災害防止に一役買っています。
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滝谷をまたぎ、他の遊歩道との分岐点となるかもしか橋
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橋からの眺めは、こんな感じ。
平湯温泉周辺の紅葉の見ごろは、10月中
もう少し早く訪れていれば、燃え立つような渓谷の
色彩美を堪能出来たでしょうか。
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落葉積み上がる道を、のんびり歩きます。
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駐車場跡から少し進んだところから、目当てのものが見えて参りました!
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さらに狭まり行く道を抜け、もっと近づいてみましょう。
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平湯温泉街から徒歩30分ほど。目指す平湯大滝に到着!
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日本の滝百選にも選ばれた名瀑は、
高さ約64m、幅約6m
この付近の地質は、約3億年前の古生代に海底に堆積した
砂や泥が固まって出来た堆積岩によって形成されており、
その上に約1~2万年前の火山活動によって噴出した安山岩
(あんざんがん、溶岩の一種)が載っています。
その安山岩の先端がちょうどこの場所に当たり、その隙間からこうして
水が噴き出している、そうな。
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撮影中、滝の上部から差し込んだ光が断崖とそこに生えた
植物を照らす、幻想的な光景に遭遇。
轟然たる音と水しぶきを上げる滝と合わさると、何だか
神々しい雰囲気。
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滝鑑賞を終え、散策路の入口へと戻って参りました。
温泉街を取り巻く山々には、まだがちらほら。

周囲を山に囲まれた温泉街は、その外にも見所がいっぱい!
自然の風景に癒され、残る期間を乗り切る活力を充填出来ました!
次回は温泉街へ。
その途上にある「飛騨グルメ」を楽しめるお店と、広くて
種類豊富なお湯に満たされる温泉施設で和みの時を過ごします。
それでは!
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温泉街へと戻る途中、平湯温泉スキー場のゲレンデに、
何やらうごめく一団を発見。
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遭遇しましたるは、放牧されてのんびりと草を食む羊の群れ!
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人が近くにいてもお構いなしで・・・
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夢中で草を食べています。ああ・・・和む
ちなみにこの羊たち、スキーシーズンになると
隣接する飲食店で提供される運命にあるとか。悲しい

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。