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始まりの湯屋、湯の湧く社、夜の街。

最近記事の内容が次第に細かくなり、それにつれて製作時間も
伸びている気がします、「西のノリ」です。
その分訪れた土地の良さを伝えられる、という面はあるでしょうが・・・
ちょっと疲れる(汗)でもやめない!

三朝温泉散策パートⅡ!
今回は温泉街発祥の地となった場所と町を見守るお社、
そして夜の温泉街探索をお届けします。
温泉にも浸かりますよー!
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前回歩いた「温泉本通り」を出て、ちょっと外れへ。
雑多な通りを抜けると、ご覧の通り!
豊かな自然に囲まれ住居が点在する、のどかな風景。
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草花を横目に、歩きます。
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やって参りました、三朝温泉発祥の地に建ちます株湯
またの名を、元湯。
温泉発見の折、楠の根元から湯が湧き出ていたという伝説の場所は、
今でも現役の湯治場として稼働中。
一人\300で浸かれる公衆浴場として、国内外からの観光客や
地元、近隣の方で賑わっています。
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駐車場の入り口付近には、堂々たる居住まいの(くすのき)の古木。
温泉発見の逸話を思わせる株の足下からは、今でもこんこんと
湯が湧き続けています。
ここは飲泉場となっており、流れ出るお湯を飲むことが可能。
もちろん効能も付いており、ミネラルを豊富に含んだ温泉を飲むことによって、
胃粘膜の血液量が増加するそうな。
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こちらは温泉の発見者・大久保左馬之祐(おおくぼ さまのすけ)と、
妙見大菩薩(みょうけんだいぼさつ)の使いにして温泉発見のよすがとなった
白狼の像。
その言い伝えは、以下の通り。

「平安時代の長寛2(1164)年、源義朝の家臣・大久保左馬之祐は
源氏再興祈願のため三徳山へ参る最中、
楠の傍に白い狼が居るのを見つけた。左馬之祐はこれを
射んとしたものの思い直し、この白狼を見逃した。

その晩左馬之祐の夢枕に北極星の化身たる妙見大菩薩が現れ、
左馬之祐の慈悲深さに感じ入り、温泉の在り処と
それを左馬之祐に託す事、そして温泉を掘り当てた
後は庶民の病を癒すように申し伝えた。

翌朝左馬之祐が言われた通りに楠の老木を調べてみると、
神託に違わず温泉が湧き出していた。
以来三朝温泉は病気平癒の泉として、多くの人々の
心と身体を癒し続けている」
とのこと。(株湯前の説明書きより)
850年前の物語は今こうして一対の像となり、自然の恵みへの感謝と
出会いの不思議を伝えています。
ちなみに石像の背後に見えているのは、足湯

さて、三朝温泉発見の歴史に触れたところで、いよいよ入浴
受付の自動券売機で入浴券と身体を洗うために石鹸を購入し、
入って左手の男湯へ。
訪れる前は、850年前からの湯治場ということで古風な感じをイメージしていたのですが、
浴場の写真でも見ての通りきれいにリニューアルされており、
むしろ脱衣所や浴室内は今風の装い。
浴室付近では掛け湯をしてからお入り下さいとの
注意書きがあり、それを留意しつつ蛇口からの温めの
お湯で身体を洗う。

いざ、浴槽へ!注意書き通りに浴槽から桶ですくった湯を
浴びてみれば・・・熱い
以前浸かった雲仙や小浜温泉(2月、4月記事参照)ほどではないものの、
長時間浸かっては居られない熱さ。
なので少しず~つ浴槽に身体を沈めてみる。
三朝温泉のお湯は無色透明。温泉、というと
気化した硫化水素の臭い(いわゆる硫黄臭)を
イメージされる方もいらっしゃるかも知れませんが、
それ系統の匂いも無く、見た目は普通の沸かし湯のよう。
しかし微かにまとわりつくぬめり、そして全身に
温泉成分が行き渡るかのような感覚に、
紛れも無く天然温泉であることを実感。
三朝温泉のウリであるラジウム泉の効能故か、身体に蓄積された
疲れが消え去ると共に、なんだか心も身体も軽くなったかのような
心地に。う~ん、健康になるどころか・・・
ここのお湯に病み付きになりそう!
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株湯を上がって再び温泉街の中心方向へ。
その途上で立ち寄ったのは、前回の記事で取り上げた神事・
「陣所」にも関係の有る、三朝神社
もともと近隣の湯村・外谷村・砂原村でそれぞれ祀られていた
社を合併したもので、境内に祀られているだけでも
大己貴命(オオムナチノミコト、大国主命とも)、素盞鳴命(スサノオノミコト)、
誉田別命(ホムタワケノミコト、応神天皇)、大山衹命(オオヤマヅミノミコト)、
武内宿禰(タケノウチノスクネ)等、多岐に渡ります。
元来三朝の村落に在った社は、大久保左馬之祐が篤く
崇敬したことから大久保大明神と称されていたそう。
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神社ではお決まりの設備・手水舎(ちょうずや)
一見すると他の神社同様のありふれた物に思えますが・・・
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湧き出しているのは、実は水ではなく温泉!
お清めの場だけではない、先ほどの株湯の様に
飲むことも出来る飲泉場でもあるのです!
その名もズバリ神の湯
もちろん天然ラジウム泉。
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決して広くは無い敷地に種類豊富な木が生い茂る三朝神社。
立派な大木が立ち並ぶ中、ひときわ異彩を放っていたのが
イチョウの木
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こんもりと茂った葉は黄色に色付き、その足下には
落ち葉の絨毯が敷き詰められておりました。

この後は予約していた温泉宿にチェックインし、一休み。そして・・・
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になりました。
この日の宿(次回記事にて取り上げます!)を出て、食べ物屋探しを
兼ねてのお散歩。
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三朝橋の手前で左へ折れ、雨落ちる中まばらな街灯に
照らされた道を歩きます。
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三朝川越しに見る温泉街の明かりが、まるで幻のよう。
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三朝橋の一本下流に架かるかじか橋を渡ります。
温泉街に架かる三本の橋の中で唯一、歩行者専用の橋
名前の由来は三朝川の清流に住まうカジカガエル
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歩行者専用に造られた橋は、広々。車両の通行も無く、ゆったりと渡れます。
ほのかな明かりに照らされ、なかなか良い雰囲気。
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ベンチやオブジェが並ぶ橋の中央部に、こんな物を発見!
これはかじかの湯
なんとも物珍しい、橋の上の足湯
散策ついで、疲れた足を休めるにはピッタリな立地。
12月中旬~3月中旬の冬期は閉鎖となるそうなので、要注意。
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靴と靴下を脱ぎ足を浸けてみると・・・やっぱり熱い
この熱さ、紛れも無く本物の三朝の湯である。
慣れるまで多少苦戦しますが、慣れてしまえばそこは天国
足先からあの温泉成分がじわ~っと広がる感覚。
雨粒落ち、少々冷え込み気味な天気にはちょうどいい。
ちなみにこの足湯、屋根が掛けられているので
雨の日でも安心して利用出来ます!
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かじか橋を渡り、しっとり雨に塗れた温泉街を歩く。
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道沿いに、素敵なお宿がたくさん!
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散策の出発地・三朝橋へと戻って来ました!

なおお目当ての料理屋さんは、この日は貸し切り・・・
止む無く温泉街の中に在るコンビニで弁当を買い、夕食に。
う~ん・・・なんだか負けた気分
しかも買い物を済ませた後に良さ気なお店を見つけるという、ダブルパンチ。
トホホ・・・
次回は三朝温泉パートⅢ!
身体を横たえ癒される、素敵な温泉宿をレポートします♪
それでは!

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。