皆さん、
あけましておめでとうございます!平成31年、2019年の
幕が上がりました!おせちは食べましたか?初詣には行きましたか?
私は・・・
事情により行ってません(笑)今年は
年号が変わるという一大事業、
そして来年には
東京オリンピック2020という
ビッグイベントが迫って参りました!(人ごみイヤだー!)
そして10月には
消費税10%への増税が・・・(家庭の財布直撃!)
世間の動きがより活発化しそうな1年とはなりましょうが、
当ブログは変わらず
旅をして、それを皆さんに伝えるという
コンセプトの下、活動して参りたいと思います。
今年もよろしくお願いします!まだ宮崎旅1日目を進行中(笑)
前回は宮崎県中部の町・西都市。
その観光の目玉である「西都原古墳群」の中に在る
博物館・「西都原考古博物館」を採り上げた訳ですが、
今回はその続きから。

この日の宿へ向かう前に、特に著名な古墳をちら見。
まず向かったのは「西都原ガイダンスセンター このはな館」から
ほど近い場所に存在感たっぷりに佇む、
女狭穂塚(めさほづか)
全長176.3m、高さ14.6m、直径96.1mの後円部と
幅109.5m、高さ12.8mの前方部を持つ、
九州最大の前方後円墳西都原古墳群の最盛期と言われる5世紀中頃の築造と
推定される巨大古墳。
埋葬されているのは天孫・
瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の妃にして、
静岡県富士宮市の
富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)を始めとする
全国各地の
浅間神社に祀られる、
木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)・・・とされています。
(神話と築造時期では、年代が合わないそうですが)

ここ「女狭穂塚」と、隣り合う様にして築かれた
男狭穂塚(おさほづか、天孫ニニギが埋葬されている・・・と伝わる)は、
皇統に連なる人物が眠っている
可能性の有る墳墓として、
古墳の領域やその周辺、合わせて98,000㎡が、
御陵墓参考地として宮内庁の管轄下に置かれています。
(掘っちゃえばハッキリするのに。・・・おっと)
為に内部の見学は叶わないものの、遠目にも三段構えの墳墓と
2重に巡らされた濠の様子が確認でき、その規模の大きさが
窺えます。
宮内庁による外部調査が行われた折には、
円筒埴輪や
家・盾・甲冑を象った
形象埴輪が確認されたそう。
(でもやっぱり中は見ない)

女狭穂塚の次は、「このはな館」から見える位置に在る古墳へ。
なにやら宇宙空間から飛来した
UFOのような構造物は・・・
鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)
直径37m、高さ7.3m。周囲に高い土堤と二重の濠を擁する巨大な
円墳築造年代は6世紀後半~7世紀前半。
衰亡へと向かいつつあった古墳群に於いて、
最後の首長墓と
推測されています。
で、名前の由来には逸話が有ります。
「神代の頃、美しい木花咲耶姫を恋慕し、嫁にと願う一匹の鬼が居た。
そこで姫の父・大山祇神(オオヤマヅミノカミ)は、鬼に対し
一夜で岩屋を(おそらく姫のために)建てるよう命じた。
鬼は言われた通りに岩屋を完成させ、安心して
眠り込んだものの、夜が明けてみると石が一枚足りなかった。」というもの。
この石を抜き取った犯人は、
もちろん大山祇神。
オオヤマヅミが抜き取り投げ飛ばしたという石は、西都市内、
その名も
石貫神社の参道脇に据えられています。
初めからオオヤマヅミノカミには、鬼に
姫を嫁がせる気が無かった、
という訳ですね。断るにしてもなんか
イジワル
外周を囲う築堤の上に登ると、西都原古墳群で
唯一、
外部へ向けてポッカリと口を開ける
横穴式石室を抱く
円墳を中心に、広大な濠と築堤が周囲を覆う
大パノラマ!(私の愛機で表現出来るのは、ここまで。ちょっと残念)

僅かに窪んだ外側の濠とは異なり、内側の濠も立派な造り!

石室を覗く。(自動でライトアップしてくれました!)
構造は先も述べた通り。ここ西都原古墳群では地下式横穴墓が
大多数を占める中で、唯一となる
横穴式石室内部は奥行き4.90m、高さ2.15m、幅は手前側が2.45m、
奥は1.75m。
石材には
砂岩の切り石が使われています。
昼間は内部の拝観も可能。(我々が行った際には拝観時間を過ぎていたためか、
石室入り口はフェンスにて閉ざされていました)

石室からの出土品は、現在西都原考古博物館にて展示されています。
さて、日も沈んで参ったので、この日の宿へ。
向かったのは県都・
宮崎市
街一番の目抜き通り・
橘通り(たちばなどおり)
そのメインストリート沿いにて営業中の・・・
ドーミーイン宮崎全国展開する大手ホテルチェーンの一角で、売りとなるのは
・各施設に備えられた天然温泉
・種類豊富、郷土料理も取り扱うバイキング
・無料サービスの夜鳴きそば(ラーメン)
等々。
ここ「ドーミーイン宮崎」では、
日向の湯として
ブランディングが行われています。

フロントも備えた1Fロビー。
白でまとめられた空間に、
観葉植物の
緑が映える。
右手奥のガラス扉の向こうは、朝食バイキングや夜鳴きそばが楽しめる、
レストランHatago(ハタゴ)
フロントの方から説明を受けてから
自動チェックイン機で
清算を済ませ、客室へ。

こちらが寝床となる
ツインルーム広さ20㎡の空間に、横幅1.2m、タテ約2mのベッドが2つ並びます。
室内にはデスクと椅子・テーブルが一組、
トイレと洗面周りは別となっています。

洗面台。
背後に有るのはバスルームでは無く
シャワールーム天然温泉の大浴場を備えるが故の、簡素化でしょうか。
夕食後にひとっ風呂!の前に・・・

最上階・12Fに設けられた展望ラウンジ・
湯上り処Solaへ。
ここでは夜7時~10時に掛けて、お風呂上りにピッタリ!な一杯を、
なんと
無料サービスにて提供中!
中身はいたって普通の
アサヒィースーパァードッラーイ!なのですが、変わっているのはその注ぎ方。
ここ「湯上り処Sola」では
トルネードディスペンサーという、
ジョッキの下部からビールを注ぐ機械が導入されています。
(ジョッキの下部に注入口と接続出来る様、穴が空いています)
一度操作してしまえば自動で停止するまで一定の泡と液体の比率で
注いでくれ、
バラつき無く飲めるという、スグレモノ。
橘通りの夜景を見つつ、頂きます!

楽しむべき順番は逆になってしまいましたが、「湯上り処Sola」と同じ12階、
待望の天然温泉・
日向の湯へ!
内部は洗い場の他内湯とサウナ、そしてフェンス越しに宮崎の夜景を眺められる
露天風呂と、設備充実!
泉質は
アルカリ性単純硫黄冷鉱泉で、
効能は関節痛・筋肉痛・肩こり・関節のこわばり等。
硫黄泉ならでは、ぬめりと微かな臭気が感じられる天然温泉を、
15時~翌朝10時まで、
一晩中いつでも堪能できます。

お風呂上り、小腹が空いたらこちら、「レストランHatago」にて
提供される
夜鳴きそば厨房でテキパキ働くお母さんに注文してから少し待ち・・・

出ました、
夜鳴きそば!スープはあっさり鶏ガラ醤油、ちぢれ麺とシンプルな具材が
添えられた一品を、味わいます!
こちらももちろん
無料サービス!
翌日の朝食バイキング。
定番メニューの他にローカル色たっぷり、チキン南蛮や鶏めしが登場!
さらに注文すれば
肉うどんまで付いて来ます!
天然温泉に夜鳴きそば、その他数々のサービス・・・
豪華な設えでこそ有りませんが、あの手この手を尽くした
付帯サービスの充実。
これも一つの「ホテルサービス」の究極形でしょうか。
それをビジネスホテルの価格帯で行うのだから、恐れ入る。
次回からは神話に基づいた名所や文化が色濃く残る
山間の町、
高千穂町へ!
「神籠りの岩屋」をご神体として祀る社を巡ります。
それでは!

この夜、晩御飯を食べにやって来たのは、老舗の焼き肉店・
焼肉の幸加園(こうかえん)橘通店。
5年に一度開かれる
全国和牛能力共進会日本一の和牛を決める場にて、
3大会連続の
内閣総理大臣賞(つまり日本一)に
輝いた
宮崎牛「宮崎生まれ・宮崎育ち」にこだわり、肉の品質を表す等級にて4等級(上から2番目)以上の
高品質の和牛にこだわり続け、
初めて宮崎牛の
指定店にも
選ばれた、
グルメのためのお店
店内にはWBC日本代表やプロ野球チームに属する
プロ野球選手の
直筆サインが!そんなお店で・・・



きめが細かく、色艶の良い特上肉を・・・

焼いて・・・

食べる!
くぅ~!