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「天空の楽園」に憩う

門司港旅最終日。
レトロ地区を一望できる場所へ行きたい!という訳で
「三宜楼」から移動。
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再び海辺へと出て参りました。

時間はお昼時。まずはお昼ごはん。
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「海峡プラザ」の一角、門司港や北九州グルメが味わえる
門司港レトロ食堂
前日のナイトウォークでマークしていたお店で頂くのは・・・
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門司港グルメ・ちゃんらー
ラーメン×ちゃんぽんのようなネーミングの麺料理。
その始まりは戦後、まだ復興途上の貧しい時代に、
門司港周辺の食堂で食べられていたもの。
学生が乏しいお小遣いの中で食べられるようにと
和風出汁とちゃんぽん麺を組み合わせ、簡素な具を載せて
コストダウンを図ったそう。

その元祖とされているのが、清美食堂
あのエ〇タの神様でお馴染み、芋洗坂係長のご実家
初代のお店は客足の減少と創業者である係長氏の実母の
高齢もあって平成10(1998)年に閉店。

現在は係長氏とその実姉の手により場所を移した上で
二代目清美食堂として復活、
伝統の味を受け継いでいます。
(wikipedia、icotto 心みちるたび参照)
「三宜楼」のガイドさんからお店の事を聞いて、これはもう行かねばなるまい!
と思ったのですが、この日はあいにくの休業日。残念
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それでは実食。
ぱっと見はちゃんぽんのような感じですが、金属製のボールを
満たしているのはうどんのような和風だし

そこに柔らか中太麺が入り、かまぼこ、わかめ、麩、
ネギやゴボウ、レンコンといった各種野菜が載せられています。
優しい味の出汁と肉類が入っていないのも相まって、
全体的にあっさりとして食べやすい印象を受けました。

食事を終え、大好きな(?)高所を目指します。
その高所とは、新浜地区に聳え立つ・・・
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高層マンション・門司港レトロハイマート
平成11(1999)年オープン、建物の設計を手掛けたのは
・大阪万博東芝IHI館(現存せず)
・軽井沢プリンスホテル東館
・青山ベルコモンズ(現存せず)
・福岡銀行本店
・長崎歴史文化博物館
・リパブリックプラザ(シンガポール)
・クアラルンプール国際空港(マレーシア)
・ガスプロム・アレーナ(ワールドカップ・ロシア大会会場。遺作)
等、国内外で多数の作品を手掛けた建築家、
黒川紀章(くろかわ きしょう)氏。
高さ103m、146戸が入居可能なマンションで、
お値段は賃貸月10万~15万、
部屋ごとの販売価格およそ1,550万~2,300万円。
(「雲の上」のような値段だ・・・)

グレーの色調に多数の窓が並ぶ直線的な形状と、
それに反する個性的な造りのヘリパッドが目を引きます。
最上階には展望室が設けられ
地上103mから関門地域を望む景観が楽しめる他、
併設のカフェで景色を見ながらの休息、なんてことも。
(営業時間10:00~22:00、最終入館21:30
カフェは20:30ラストオーダー、年4日不定休)
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船溜まり越しでもよく見えます。
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足下までやって来ました。
下から見上げると、天まで届きそうな威容。

受付で300円を支払い、エレベーターに案内されます。
扉と反対側はガラス張りとなっており、上へ進むにつれて
景色が変わり、次第に視界が開けていく。
私のテンションも徐々に上がる。そして・・・
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地上103mからの眺めが、こちら!
ガラス張り、広く視野を取られた展望室からは、
遮ることの無い眺望が楽しめます。
こちらの窓からは戦国大名・毛利氏と大友氏が激しい争奪戦を演じた
門司城址(古城山)、関門橋、源平合戦決着の地・壇ノ浦
下関側の火の山(標高268.2m)等を展望。

真下には出光美術館、画面外の位置に甲宗八幡宮(こうそうはちまんぐう)、
関門トンネル車道の門司側入口が見えます。
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視点を変えまして、関門海峡側。
対岸が見えるほど狭い海域に、複数の航跡(ウェーキ)が描かれています。
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下関市望見。
左手に「門司港レトロハイマート」と対するように建つ
海峡ゆめタワー(高さ153m)、その奥に下関駅
左奥には下関港国際ターミナル。
画面右側に「しものせき遊園地 はいからっと横丁」の大観覧車や
「市立しものせき水族館 海響館(かいきょうかん)」。
その右手は唐戸桟橋や「ふく(ふぐ)」で名高い唐戸市場、
複数の洋館が並びます。
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さらに奥、響灘へと通じる方向。
門司港側にはリニューアル工事中の「関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)」、
この二日前に訪れた「旧大連航路上屋」が、
一方の海上には宮本武蔵(みやもと むさし)と佐々木小次郎(ささき こじろう)決闘の地として
名高い巌流島(がんりゅうじま、船島)、
その近くに「壇ノ浦の戦い」で平家方が陣を敷いた彦島
さらに遠くには北九州市の皿倉山(標高622m)が見えています。
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そして眼下の門司港レトロ!
船溜まりを中心に「海峡プラザ」や「プレミアホテル門司港」、
正面奥に「旧門司三井倶楽部」、その隣、「プレミアホテル門司港」の陰に
「旧大阪商船」。
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その向こうに門司港駅駅舎と駅構内、それに隣接して
「九州鉄道記念館」や「旧JR九州第一庁舎」と、
まさにこの旅の集大成とでも呼ぶべき眺め!
(おまけに門司港駅構内にJR九州が誇る豪華クルーズトレイン、
ななつ星in九州まで居ます!)
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下に目を移すと・・・ご覧ください、この高さ!
これまで廻って来た「大連友好記念館」、「旧門司税関」、
跳ね橋・ブルーウイングもじも、
103mの高みからはこんなに小さく見えています。
見ろ!人がゴ〇のようだ!
・・・コホン。
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しばらく海峡を眺めていると、大きなコンテナ船や
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門司港と下関・唐戸桟橋を結ぶ関門汽船
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小倉港から愛媛県・松山観光港へ向かうフェリー等、
大小さまざまな船が通航し、ここが船にとっての
「街道」であることを再認識。
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折角なのでカフェでドリンクを注文。
こちらのバナナ紅茶
名前からして「子供向けドリンク並みの甘さだったらどうしよう・・・」と思ったのですが、
全くの杞憂。
バナナの風味こそあれ、基本的にはしっかりとした紅茶の味わいで、
「大人の飲み物」といった印象。
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地上103m、なんとも贅沢なティータイム。

門司港グルメと門司港レトロ上空からの大展望を楽しんだひととき。
これまで巡ってきた名所をざっと見回す眺めに、
感激の思いでございました。
夜景時にここに上ったならば、また違う景色が見えるでしょうか。
次回は門司港旅最終回!
「海峡プラザ」でのお買い物と、とある動物を使った
大道芸を楽しみます。
それでは!
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駅舎と噴水。

コメント

こんばんは。

門司港の旅……。
すばらしい写真と内容でした。
こんなに見どころの多い所とは思いもしませんでした。
明治以来の歴史の歩みを色濃く残している所でしたね。

こんにちは

yamashiro94さん
コメントありがとうございます。
お褒め頂き光栄に存じます!
門司港は文中でも記した通り、幼少期から
家族でよく訪れた場所なのですが、
改めてじっくり、数日を掛けて廻ることで
街の魅力を再発見でき、大変有意義なものに
なりました。

歴史ある町や街並みは、それだけで一見の
価値が有るように思います。

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。