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桜の都は花盛り

関西二日目。この日は、の名所として知られる
奈良県・吉野町を目指します。
吉野町は奈良県中部の町で、周辺の自治体と共に
吉野郡を形成しています。
町域の一部は吉野・熊野国立公園、吉野川・津風呂県立自然公園ともなっており、
豊かな自然が広がっています。
その豊富な木材を活用し、割りばしや手漉き和紙、柿の葉寿司、吉野葛(くず)といった
特産品にも恵まれています。

吉野町へは近鉄吉野線が通っており、その沿線は自然風景もあり、
観光列車も走っています。
当然、じっくり景色を楽しめる「吉野特急」への乗車を目論んだのですが・・・
空席無し!
既に吉野山中の宿は予約で埋まり、現地宿泊という選択肢は無い。
となれば、日帰りでの現地訪問を目指す人々は自ずと朝出発、
夕方帰着という流れとなる。
当然の帰結であろうか。
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南大阪線・吉野線の大坂側ターミナル駅・阿部野橋駅
入線する26000系・さくらライナー
1990年、吉野方面への観光利用、沿線の通勤需要双方に応えて
登場した特急車両で、2011年のリニューアルを経て、現在では
デラックスカー、運転席越しに前面展望を楽しめるパノラマデッキを備え、
外装は名前通りの桜色として、
汎用特急車両とは一線を画した設備とルックスを誇ります。
う~ん・・・これに乗りたかった!
もちろん予約で埋まっているため、その後に発車する急行に乗り込みます。
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気を紛らわすため、運転席後方に陣取り。
大阪市内~橿原神宮までは複線。特に尺土までは停車駅も少なく
ビュンビュン飛ばします。
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吉野線に入ると、線路一本の単線区間が
続きます。
その為、停車するたび、このように対向列車と行き違いを行います。
多い時は一つの駅で二本の列車を待つことも。
また、橿原神宮駅から先へは普通列車の運転が無く、
ローカル運用は阿部野橋から直通する急行が担います。
出発から一時間30分ほど・・・
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終点・吉野駅に到着!
ぎゅうぎゅう詰めの車内から一気に人が吐き出され、
改札をくぐってみると、ご覧の人だかりです。
すぐ近くからは一気に山上へとアクセスするロープウェイも
有るのですが、そこには長蛇の列。
歩いて山道を登ります。
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ロープウェイ駅の横を抜けていくと、七曲坂という
坂道。ご覧のようなつづら折りの道を、ジグザグに登っていきます。
眼下に先ほど通った場所が。
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谷を挟んだ向かい側には、山全体を覆うかのような桜並木が!
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登り切った先は、土産物が軒を連ねています。
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参道の途中にこんなお店が!
店頭を占拠して並べられているのは、椎茸です!
それにしても、何て量なんだ・・・
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思わずお買い物。椎茸と卵のおでん。
じっくり煮込んだ椎茸から、いい出汁が採れています。
身体に染み入る優しい味。
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道沿いに咲くをパシャりつつ歩いていると・・・
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立派な構えの門が!
ここは金峯山寺(きんぷせんじ)
その昔、この地で修業した修験道の創始者・役小角(えんのおづね)が
ここにお堂を建てたのが始まりと言われています。
以来、修験道の聖地として堂宇が整備され、多くの参拝客で
賑わいを見せています。
この建物は仁王門と言って、その高さ実に20m。
参道との高低差と相まって、圧倒的な偉容を誇ります。
堂々の国宝指定
現在内部は修復中であり、こちらも重要文化財に指定されている
仁王像はちら見え状態。
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本堂・蔵王堂
高さ34m、四方の長さは36m。
これまたスケール感のある堂内には、本尊の金剛蔵王権現
祀られています。
金剛蔵王権現は釈迦如来・千手観音菩薩・弥勒菩薩の
三体の仏からなっており、過去・現在・未来に渡って諸人を救済し心に巣食う
悪魔を降伏させるべく、その顔は憤怒の表情に歪んでいます。
全身を包むの彩色も合わさって、
この世の物とは思えぬ迫力。
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堂内には始祖・役行者や弘法大師像等、まさに聖地の貫禄。
しかし一歩外に出てみると、このような美観が待っています。
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階段上から周囲を見渡す。
花の香りが、心地よい風に乗って伝わってきます。
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先ほど蔵王堂そばから見えた建物は、南朝妙法殿
金峯山寺の伽藍の一つです。
かつてここには実城寺という寺院が在り、
ここに南北朝時代、京の都を追われた後醍醐天皇が住まい
宮としていましたが、時とともに廃れていってしまいました。
このお堂は、南朝の歴代天皇、並びに彼らに仕えた臣下達を祀り、慰める為の
物なのです。
彼らの悲運、無念を思うと、
花の美しさがある種の儚さを帯びているようにも思えます。
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別方向に延びる参道へと足を踏み入れます。
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ここでお昼ごはん。
きつねうどんと名産品・柿の葉寿司のセット。
柿の葉寿司は元来、海沿いの地域から運ばれてくる魚を保存食として用いるため、
魚の身を酢で〆、柿の葉で包んで重石で押したもの。
食卓や祭礼でのごちそうとして大切に食されてきました。
海のない、山の幸豊富な地域ならではの工夫ですね。
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柿の葉をめくると、酢〆されたサバの寿司が姿を現します。
海産物特有の生臭さも、柿の葉の風味で打ち消され、食べやすい。

名所と特産品を味わい、しっかりエネルギーを蓄積したところで、先へと進みます。
次回は歴史の交わる処、吉水神社、そして南朝ゆかりの寺院・如意輪寺を巡ります。
それでは!
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~♪


















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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。