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稚内航路~利尻発の海の旅~

皆さま、お久しぶりでございます。
わたくし去る10日、11日に連休を使い、海を渡ったお隣・稚内市
行って参りました!
初日はフェリーで利尻を出て宗谷岬とその周辺をドライブ!
2日目は稚内市街で遠洋漁業で栄えた旧家の邸宅とノスタルジックな
市場を巡り、景色、歴史、グルメを堪能して参りました♪

これからしばしこの「小旅行」の模様をお届けして参る所存ですが、
今回はその初回として利尻上陸とは逆の行程、
利尻・鴛泊港から北海道本島・稚内港までの航路を取り上げます。
稚内航路2
早朝7時半頃、鴛泊港。(おしどまりこう)
周りを海に囲まれ、宗谷地域特有の寒風吹きすさぶ利尻島
そんな離島から外へ出る最も安価、かつ確実な移動手段となるのが、
カーフェリー

ここ鴛泊港フェリーターミナルからはハートランドフェリー運航の下
稚内との間に2~3往復、礼文島・香深港(かふかこう)へは
時季によって1~3往復の定期便が運航されており、地域住民や観光客にとって
欠かせない足となっています。
(物資輸送という点から見ても必要不可欠な存在)

平成26(2014)年にはターミナルビルのリニューアルを実施。
1階はフェリーの受付・発券窓口の他、鴛泊港が所在する利尻富士町の観光協会や
土産物店が入居。
2階は乗船口・下船口や待合スペースに加え飲食店、PCコーナーが
設置された海の駅 おしどまりとして、
多様なニーズに応えています。
稚内航路
今回はこちらのボレアース宗谷に乗船。
平成15(2003)年就航、全長95.70m、全幅15.00m、総トン数3,578t。
最大19.7ノット(時速およそ36.5km)の航海速力を持ち、
8tトラック21台、乗用車55台を積載可能。旅客定員は500~550名。

名称の「ボレアース」はギリシャ語で北風の神を意味するそうで、
宗谷地域に吹く厳しさ、たくましさ、大らかさを内包した「北風」を表現したとのこと。
なんだかこの名前がこの地域の船に一番フィットしている気がする。
稚内航路3
1階の自動発券機で往復分の自由席乗船券を入手し、早めに待合スペースに上がる。
乗船口付近は椅子が並べられ、腰を落ち着けて乗船開始を待つことが出来ます。
乗船手続きは自由席が出港時刻30~40分前
1等客室、特等室、2等指定席が同20分前までとなっています。
これを過ぎた場合は指定席でも予約取り消しとなりますので、
くれぐれもお乗り遅れの無きよう。

また乗船時間が迫ると行列が出来上がるため確実に座りたい、
狙った場所に陣取りたいという方は早めに乗船口付近に並ぶ必要が生じる他、
混雑時には定員オーバーで乗れない、という可能性あり。
旅の1ページに(悪い意味で)「思い出」が追加されることの無いよう、
事前確認と早めの行動をお忘れなく。
稚内航路4
ターミナル外周は外の景色が良く見えるガラス張り
観光スポット・ペシ岬もご覧の通り♪
稚内航路5
出航およそ15分前、乗船が開始されました。
ターミナルビルと船を繋ぐ搭乗橋(ボーディングブリッジ)からは、
緑深まる利尻山の美景が!
稚内航路20
「ボレアース宗谷」の2等室は、座席が並んでいた「サイプリア宗谷」と異なり、
背もたれに身体を預けて足を伸ばせるカーペット席となっています。
この写真は下船時に撮影したもので、乗船時には宗谷地域が観光シーズンを迎えている今、
「早い者勝ち」状態の大混雑
中には到着までの時間をデッキで過ごす、という方も散見。

このカーペット席、稚内から鴛泊港までの復路で利用したのですが、
背もたれが柔らかく造られているため身体が固まることは無く、
また足を伸ばして自然な体制で寛げるため、座席よりも過ごし易いかな、
という印象を受けました。※個人の感想です。
それぞれの区画に荷物棚が設けられ、身軽に過ごせるのも好印象。
(車椅子の方でもゆったり過ごせる、バリアフリー(椅子)席も有ります)
稚内航路6
混雑している2等室を避け、船尾に設けられた甲板ベンチ席へ。
4月の来航時にはとても長居できそうな状態ではありませんでしたが、
この日は暖かくは無いものの波、風ともに穏やか。
外気を感じながらの船旅を楽しむ方も居られました。
稚内航路7
「甲板ベンチ席」付近から階段を上がり、2階のデッキから出航シーンを見届ける。
客室2階部分の後方は屋根の無いオープンデッキとなっており、
前方にはハッキリと利尻山の姿が拝めます♪

正面、2等区画とフェンスで仕切られているのが追加料金で乗船出来る
1等室部分、さらにその前方に船の頭脳と言うべき操舵室が置かれています。
稚内航路9
いよいよ出航時刻が近付いてきました。
ふと鴛泊港の岸壁に目を遣ると・・・
稚内航路8
お見送りに馳せ参じた漁業関係者の皆さんが!
私自身は2日後にはここへ戻ってくる訳ですが、
島への来訪に感謝し、帰路へ就く、あるいは島を離れる人々を送り出す姿に、
なんだか心が温まる。
稚内航路10
午前8時30分、大勢の乗客を乗せた稚内行きフェリー・第1便は、
定刻通りに鴛泊港を出港、1時間40分の海の旅へと動き出しました。
稚内航路12
雲の合間から、利尻山もお見送り。
稚内航路13
左手後方には、礼文島も見えています。
稚内航路14
先に出て行った漁船を追い抜く。
こうして見ていると、意外と足が速い。
稚内航路15
稚内からやって来た僚船とすれ違い。
「やあ」「お疲れさん」
稚内航路16
出港約20分後、大分島影が遠ざかってきました。
海上に浮かぶような利尻山の存在感は相変わらずですが、
鴛泊港や周りの集落は豆粒のよう。
稚内航路17
行く手には空と海のが広がります。
カーペット席の端っこを借りて、一眠り。
稚内航路18
9時50分頃、夕日の名所・ノシャップ岬沖を通過。
稚内の街は、もうすぐ!
稚内航路19
港と宗谷湾を区切る防波堤を過ぎ、次第に街の姿が大きくなってくれば、すぐに稚内港着。
2ヶ月ぶりに目にする「北防波堤ドーム」が出迎えてくれます。
稚内航路21
10時10分、稚内港着。
ここで一休みした「ボレアース宗谷」は、折り返し10時50分の便として
鴛泊港へ戻ります。
宗谷地域に3隻属しているフェリーは、観光シーズン中はフル稼働!
稚内・利尻・礼文の3点を繋ぐ、大忙しの日々が続きます。

久々に踏んだ「本土」の土。
ここから「日本最北端」を目指して踏み出します。
次回、小旅行序盤にして一気に憧れの地・宗谷岬へ!
旅行誌でお馴染みのオブジェと、付近に散らばる「最北端」の数々を目にします。
それでは!

参照:ハートランドフェリー 公式サイト
    利尻観光ポータルサイト りしぷら

コメント

今晩は。

鴛泊港、ペシ岬、海に浮かぶ利尻山……。
これらの写真をみていると、胸が熱くなります。
私が訪れたときと、思い出が重なります。
ac802tfkさんの、これからの旅の報告を期待します。

No title

こんにちは!

ボレアースという名前もかっこいいですね、何気なく命名されているのかと思いましたが、きちんと由来があったのですね(^ω^)

海上から見る利尻山は一味違っていいですね、鬼ヶ島に向かう桃太郎のような感じがします(ちょっと違うか(笑))

お見送りの方々がいらっしゃるのは嬉しいですよね、空港や旅館でも出発の際にお見送りしてくれるところもありますし(#^^#)

こんにちは

yamashiro94さん
コメントありがとうございます。
いずれも自然に囲まれた離島ならではな、
素晴らしい景色ばかりでございます。
これから取り上げる場所もお訪ねになられたことが
有るやもしれませんが、旅の記憶を思い起こす
お積もりでご覧ください。

No title

こんにちは。
コメントありがとうございます!

ハートランドフェリー所属の船にはそれぞれ
宗谷地域の花や気候などから名前が付けられており、
「意味」と「願い」が込められているそうな。

この場合は「鬼ヶ島を出る桃太郎」、みたいな
シチュエーションでしょうか(笑)

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。