fc2ブログ

記事一覧

夜光照らすは花宴

今回は最終目的地・上高地への玄関口、
長野県松本市を巡ります。
松本市は長野県の中央部、
「筑摩」と呼ばれる地域に位置しています。
人口はおよそ24万人で、県庁所在地・長野に次ぐ
県内第二の都市に当たります。
また、周囲を山地が取り囲み、
登山者が多く訪れることに因んだ岳都
音楽活動が盛んで、音楽フェスティバルが行われていることから
付けられた楽都
古くから議論・研究が盛んな土地柄で、教育機関が
点在していることから来た学都の三つを
スローガンとしています。
国宝・松本城でも知られる街でまず向かったのは・・・
DSC05316.png
こちら!土蔵造りに倣った街並みが印象的な中町通りです。
松本城城下町の一角として、また善光寺へと向かう
街道に面した中町は、江戸時代を通して発展。
しかし、江戸時代末期から明治にかけて大火に見舞われ、
多くの家屋が焼け落ちてしまいました。
その教訓を活かして造られたのが、白漆喰塗り、
なまこ壁が特徴の土蔵造りの家々。
その一部が現在でも残り、周囲の建物もそれに合わせた
意匠となっています。
通りの景観を保つため、電線はすべて地中に埋められるという
徹底ぶり。
地元の方々の熱意と努力に脱帽です!
DSC05311.png
こちらは明治時代創業、老舗の和菓子屋さん翁堂
「女鳥羽の月」という和菓子が著名です。
テレビで紹介されたり、先日引退を表明したフィギュアスケーター・
浅田真央さんも訪れたという名店。
社交的で博識な社長さんも、このお店の魅力。
DSC05312.png
店舗となっている母屋から庭を挟んで反対側には、
本物の土蔵が。
内部は資料館となっており、木曽谷が生んだ源平合戦の武将・
源義仲に関する資料や、
江戸時代のお菓子作りに用いた道具、
今はほとんど見られない鉄道の行先案内板等が
展示されています。
DSC05313.png
店内で購入したお菓子をそのまま頂きます。
手前は栗の渋皮煮に特製の餡を絡め、外からやさしく包んだ
栗菓子十三夜
包みに入っているのはブランデーケーキです。
お店の方から頂いた温かいお茶と共に、体中に染み渡るようです。
DSC05333.png
夕日に染まる
春ならではの光景ですね。
DSC05332.png
金色に輝く様が、美しい。
DSC05347.png
続いてはこちら、松本観光の目玉の一つ、
国宝・松本城
中世・戦国時代に於いては「深志城」という名で信濃守護・
小笠原氏の支城として、後に武田信玄の信州経営の拠点として
機能し,戦国末期、この地を回復した小笠原貞慶によって
名を「松本」と改められました。
この城を大規模な近世城郭として改築したのは、
豊臣秀吉の命によって松本に転封となった
石川数正・慶長父子。
この石川氏統治下で、現代に残る城の形が
整えられました。

松本城天守は、日本各地に現存する十二天守の一つ。
黒板張りで、安土桃山時代の様式を良く残しています。
DSC05354.png
城の周りをぐるっと一周。
DSC05345.png
夕日が水を湛えた堀に映えます。
DSC05363.png
DSC05369.png
DSC05379.png
ぐるっと周って二之丸入り口の黒門(くろがねもん)へ戻ると、
灯篭で土橋がライトアップされています。中へ
入ってみましょう。
DSC05390.png
城内では桜祭りが開催されていました!
夜明かりに照らし出された天守、昼間とは異なる貌を見せる
夜桜、点てたばかりのお抹茶を提供する
茶席、様々な出店等々、
これらに惹かれて多くの人が集っています。
DSC05388.png
出店で購入した桜団子と甘酒
月見櫓にて奏でられる尺八の音色を
聴きながら、天守や夜桜に見入る。
そして、のんびりと団子を頬張る。
何とも贅沢な時間です。
DSC05393.png
の共演。
この季節ならではの情景ですね。
DSC05407.png
DSC05413.png
夜闇に浮かぶ天守と黒門。
均整の取れた姿が水面に映えます。
DSC05430.png
松本城のイベントに合わせてか、市街地の通りも
ご覧の装い。

松本は旅行の途上で幾度か訪れ、上高地で働くようになってからも
買い物や遊びで度々お世話になっている街。
しかし、通い慣れたお店、松本城の新たな一面と、
松本市の魅力を再発見することとなりました。
誠に遅筆ではありますが、一週間の旅紀行も締めくくり。
次回は「なわて通り」と古民家をリノベーションした喫茶店、
そして、上高地の景色をチラ見せします。
それでは!
DSC05433.png
この日の夕食、中町の創作丼屋で食べた
サーモン親子のサラダ丼
計算された色彩と洋風の皿に盛り付けられた目新しさ、
見た目に反したボリュームが面白い。
また来ようかな。




















コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。