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網走グルメ~オホーツクの恵み、頂きます!~

ここ那須塩原では、昨夜より冷たい雨が降り続いています。
冷え込みは数日前ほどではありませんが、
この雨で残っていた紅葉も、すっかり落ちてしまうことでしょう。
季節が確実に進みつつあることを、感じます。

前回で「網走監獄編」は筆納めとなった訳ですが、
折角やって来た網走の街。
「ご当地グルメ」もお届けしなければならないでしょう!
という事で、今回は夜の網走市街へ出掛けて、「網走グルメ」をご紹介!

オホーツク海が育みし海の幸、クラフトビールにお土産品を、
網羅いたします。
網走グルメ 1
夜の網走市街。
駅からはやや距離がありますが、商店街を中心に多数の飲食店や
商店が点在しています。
夜には飲み屋さんがのれんを掲げ、人通りこそそこまでですが、
お店に入れば夜の賑わい
網走グルメ 2
そんな繁華街の只中に、シティホテルのようなカジュアルな
佇まいのビルが登場!
ここは寿し安(すしやす)

昭和31(1956)年創業。以来63年、訪れる人々から「オホーツクのお膝元」と称される、
老舗寿司店。
創業以来の伝統の味を守りながら、(寿司店とは思えぬビル含め)
様々なサービスにも取り組む、進取のお店。

営業情報
営業時間・・・11:00~14:00(ラストオーダー13:30)
         17:00~21:00(ラストオーダー20:30)
定休日・・・不定休
アクセス・・・網走駅よりタクシーで3分、徒歩約15分
        網走バスターミナルより徒歩2分
        駐車場完備
網走グルメ 3
入口横には和風のお庭が造られていますが、やはり全体的な佇まいは
寿司店ぽくない
網走グルメ 4
店舗1階の様子。写真に写っているのは2~5名向けのテーブル席。
この右奥に、すしを握る職人さんとのお喋りと技を楽しみながら食事が出来る、
カウンター席が用意されています。

この他個室や100名規模の宴会場まで在り、様々なユーザーにも対応。
内装も含めやはり寿司店ぽくない(褒め言葉?)
網走グルメ 5
カウンター席に着き、お寿司の登場を待つ。
その間に頂くのは、爽やかな青が際立つクラフトビール・
流氷ドラフト

生み出したのは地元企業・網走ビール株式会社
品種を問わず、お酒造りには良質な水が欠かせない要素となりますが、
この流氷ドラフトではなんと、仕込み水に網走の冬の風物詩・流氷を使用!
他では真似できない「水の源」が、スッキリとした口当たりと、
爽やかな味わいを生み出しています。

このビールでもう一つの個性となっている、青色
その素となっているのは、可憐な花を咲かせるクチナシの天然色素!
クチナシは色だけでなくビールの風味作りにも一役買っており、
グラスからはほのかな香りが感じられました。
網走グルメ 6
そしてお待ちかね!獲れたて素材をふんだんに用いた、
オホーツク寿司!
網走の、そしてオホーツクの海の幸をフル活用して盛り付けられた、
ご当地寿司

載っているのは左上からカニの外子(受精後の卵)、イクラ、ウニ、ミンククジラ(!)、
北寄貝(ホッキ貝)、
左下からボタンエビ、カニ、ホタテ、サーモン、
キンキ(オホーツク地域では「メンメ」と称する)の10貫。
お値段税別3,000円

これだけでもいかにオホーツクが豊かな漁場であるかが分かるのですが、
より素晴らしいのがそれを至高の味にまで昇華する、職人さんの腕!
新鮮素材を分厚く切り分けた特上ネタは、いずれも旨味と脂が満載され、
花丸の出来!
食べているこちらがとろけてしまいそうです♪

この中でも特に驚かされたのが、ミンククジラの肉。
実は私クジラの肉を食したのは人生初だったのですが、
見た目は牛肉の様でありながら、マグロにも負けぬ脂の乗り、
濃厚な舌触りに、ビックリ!
しっかりとした「海の味」でございました。
網走グルメ 7
ホテル(オホーツク・イン)で入手した「網走・オホーツク ぐるめ街マップ」を
掲示したところ、無料でもう一品追加して頂くことに♪

カウンターの向こうの職人さんに「オススメ」を聞いて注文したところ、
出て来たのがこのカニの内子
内子とは、甲羅の内側にあるカニの卵巣
もしくは産卵前の卵を指す言葉。

この「カニの内子」、産卵前の雌カニからしか採取することが出来ず、
未成熟の状態で食べられるのはごく限られた期間のみという、
貴重な珍味だそう。
それを追加料金無しで食べられるなんて・・・
グルメマップさまさま。
網走グルメ 8
半解凍状態で出された内子は、しばらく待つと色が黒く、
身が柔らかいモノに変化。そしてそれが「食べごろ」の合図。
口に入れてみると、プチプチ食感だった「外子」とは全く異なる、濃厚な舌触り。
ドロッとした感触とともにその味わいが長く残る、不思議な味覚でありました。

こうして流氷ドラフトとオホーツク寿司を味わい、
お会計税込みおよそ4,000円
なかなか奮発した食事となりましたが、それに見合うだけ(もしくはそれ以上)の
満足感が得られました♪
お店の方、寿司職人の皆さん、ごちそうさまでした!
網走グルメ 9
調子に乗って(笑)2軒目。
先ほどの「寿し安」の近くに店を構える、初代魚まる 網走総本店へ。
こちらも地元・オホーツクの海産物を自慢とする、海鮮居酒屋。
ちょっと隠れ家チックな内装の店内に、明るい店員さんの声が響く、
賑やかなお店。

営業時間・・・17:00~24:00
定休日・・・日曜日、および12/31・1/1日。
網走グルメ 10
ここでの一杯に選んだのは、夕張郡栗山町にて造り酒屋を営む、
小林酒造大吟醸(890円)

35%にまで酒米を磨いた手間の掛かった一品は、上品な香りと
まろやかな口当たり。
お通しのミニホタテをつまみに、頂く。
網走グルメ 11
折角なので、オホーツクの恵みをもう一つ!
「魚まる」自慢のオホーツク3種盛り合わせ!(980円)

お店に魚を卸す仲買人が厳選したという、市場直送の品々!
その日の入荷状況によって中身が変わるというのも、
鮮度と目利きの確かさを表しているようで、◎!

この日は(右から)道内産ホタテ、ブリ、網走名物・ミンククジラの3品目。
(クジラが食べたかったんです! 笑)
先ほどの「寿し安」にはさすがに及ばないものの、酒の友には
十分以上のクオリティ!
網走グルメ 12
カニの身とイクラを散らした、贅沢!魚まる寿司(500円)で〆。
網走とオホーツクの味覚を心ゆくまで堪能した、楽しき一夜となりました!
網走グルメ 13
ここからは、網走土産の品々をご紹介。
まずはこちら、関東で会う予定の友人へのお土産として購入した、
網走から戻りました。 チーズ刑期(ケーキ)

この日眺めた煉瓦門を背景に、出所する受刑者が看守に頭を下げて
別れを告げるというパッケージ、そして名前のダジャレに惹かれて(笑)購入即決!
味の感想は・・・まだ聞いていません(笑)
網走グルメ 14
こちらの2点は、博物館 網走監獄オリジナルグッズ、
4字熟語を散りばめたタオルと、作家・吉村昭(よしむら あきら)氏著作、
北海道に集治監が設置されるに至る経緯と、石狩地域に設けられた最初の監獄・
樺戸集治監(かばとしゅうちかん)を中心に、囚人たちに与えられた過酷な労役と
収監生活を、丁寧な描写と取材で描き出した秀作、赤い人

思わず眉をひそめるような凄惨な描写と実情の数々に、残酷なまでの「現実」に晒された
囚人たちの悲嘆と、人道を無視してがむしゃらに開拓事業へと突き進む、
為政者たちの非情を垣間見る思いが致しました。
網走グルメ 15
流氷の天使」・クリオネのイラストが可愛らしい、
流氷王国クリオネグミ
網走グルメ 16
中身はクリオネを象って作られた、リンゴ味のグミキャンディ。
グミ特有のグニャグニャ食感から、思いの他強くリンゴの香りと風味、
「子供向けか?」と思えるほどの甘みが感じられます。
なんだか食べづらいビジュアル

周囲を取り巻く海や山野から、様々な地産品が生まれる「食の街」・網走。
市内ではこの他にも「ザンギ」や「モヨロ鍋」、「網走ちゃんぽん」や
「釣りキンキ」など、沢山の味覚が皆さんを待っています!
私も今度はもっとじっくり、ゆっくりと、名所とグルメを楽しみたい!

次回以降はオホーツク沿岸・網走から、太平洋岸の都市・釧路へ至る
釧網本線(せんもうほんせん)での、列車旅!
オホーツク海や知床地域を通り抜け、景勝地への玄関口となる
摩周(ましゅう)に寄り道しながら、次の滞在地・阿寒湖(あかんこ)を目指します。
それでは!

参照:寿し安
    網走市
    網走ビール
    小林酒造 公式ホームページ

コメント

こんばんは。

人生初のクジラの肉ですか……。
私の世代では、学校給食でよくクジラの肉が出ました。
クジラ肉のべーコンが美味しかった記憶があります。
牡鹿半島の突端近くにある民宿の料理では、ごはん以外すべてがクジラ肉でした。
このときクジラ肉の刺身も食べましたが、よく覚えていません。
次回は、釧網本線の旅ですか。
初めて私が釧網本線に乗ったとき、列車から見た根釧(こんせん)台地は秘境?と感じました。
次回も楽しみにしています。

こんにちは

コメントありがとうございます。

まだ「環境保護団体」が幅を利かせていなかった
時代、クジラの肉はもっと身近な食材だったのは
存じていますが、私にとっては伝聞でしか
知り得ない事ですね。

オホーツク海の眺め、斜里岳、摩周の山々、
釧路湿原を含む根釧台地・・・
私も移ろい行く情景に、大いに刺激を受けました。
摩周の町の様子を含めて順次上げて参りますので、しばしお待ちください。

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。