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ホテル阿寒湖荘~湯ったり、のんびり、ホテルステイ~

「生きた」山々に囲まれ、水を満々と湛えて大地を潤す、阿寒湖
マリモにアイヌ文化、水瓶を取り巻く大自然と、
様々な魅力に包まれた阿寒湖
悠久の時を送る大地の地下で温められ、
湯煙をまとって地表へと湧出する温泉もまた、
この地を語る上で欠かせない要素です。

今回は湖畔に湧き出た大地の「恵み」、阿寒湖温泉でお世話になった、
観光ホテルをご紹介します。

阿寒湖温泉街の東側、阿寒湖温泉バスターミナルから徒歩5分ほどで見えてくる・・・
阿寒湖荘 1
ホテル阿寒湖荘が、今回のお宿。

創業は昭和8(1933)年。
現在の建物は昭和49(1974)年築、平成3(1991)年に改築されたもので、
鉄筋6階建の造りに89の客室、大小3つの宴会場、
レストランやティーラウンジ、ラウンジ等の施設を備えています。

過去には貴人や著名人も投宿し、昭和29(1954)年8月には
昭和天皇・香淳皇后(こうじゅんこうごう)両陛下がご宿泊
2日目には阿寒湖周辺を周遊され、特にマリモ観察は
大層喜ばれたとか。

その他戦前~戦後に掛けて活躍した劇作家・菊田一夫(きくた かずお)、
アイヌ語研究に尽力した言語学者・金田一京助(きんだいち きょうすけ)、
俳優・歌手・声優・コメディアンなど多様な分野で才を発揮した
森繫久彌(もりしげ ひさや)といった著名人も訪れたという、老舗宿。

温泉街の玄関口であるバスターミナルに近く、遊覧船「まりもの里桟橋」のスグ隣という
利便性の高さもポイント♪
阿寒湖荘 2
湖畔側から見た、「阿寒湖荘」。
手前に見えているのは、である「カムイルミナ」の発券窓口兼出発点でもある、
「まりもの里桟橋」。「阿寒湖荘」のアクセスの良さが分かります。
建物から漏れ出す光で特に目立つのが、5階の「展望大浴場」。
阿寒湖荘 3
柔らかな照明に包まれた、1階ロビー
床に敷き詰められた絨毯には、春の暖かな日差しを意識したイメージカラー、
サーモンピンクが配色されています。
阿寒湖荘 4
ロビーの一角で営業中の、お土産処「夢小路」
阿寒湖周辺の特産品はもちろん、北海道土産代表・白い恋人を始めとする
道内各地の土産品・小物等を取り揃えた、買い物スポット。
ここで購入した物品は、そのまま全国各地へ宅配可能!

営業時間・・・6:30~10:00
         15:00~21:00
阿寒湖荘 5
「カムイルミナ」と連携し、割引券の販売も行う阿寒湖荘。
「夢広場」にも、グッズが並ぶカムイルミナコーナー
設定されています。(ここで帽子を買いました!)
阿寒湖荘 6
チェックイン手続きを待つ間に提供された、牛乳プリン
プルプル食感と、ヨーグルトのようなとろみが楽しい一品。
中央にちょこんと添えられているのは、ブルーベリーソース
阿寒湖荘 7
各階のエレベーターホールには、阿寒湖の風景を写した
写真たちが飾られています。
エレベーターの到着を待つ間の、癒しのひととき。

では、お待ちかねの客室へと参りましょう!
阿寒湖荘 8
こちらが一時の「自室」となった、和室(515号室)
今回は眺望、部屋タイプ指定なしのおまかせプランでの利用。
湖側、山側どちらの部屋が当たるかは、運とその日の空室具合次第。
和室、和洋室いずれのタイプになるか分からないという「くじ引き状態」では
ありますが、和室希望の私としては、まずは「半分当たり」といったところ。

室内はご覧の通りですが、この他玄関とユニットバスが付属。
シャワーを使った際、出力が弱かったのが唯一の不満点か。
阿寒湖荘 9
床の間はこんな感じ。
掛け軸に描かれているのは、阿寒・釧路地域のシンボル・
タンチョウヅルでしょうか?
阿寒湖荘 10
ルームキーには、アイヌ文様。
阿寒湖荘 11
温泉宿・・・と来れば、当然温泉に浸からなければならないでしょう!
ということで初日の夜に向かったのは、
2階に在る庭園露天風呂・鹿鳴の湯(ろくめいのゆ)

「月の湯」と「星の湯」、2ヶ所に分けられた露天風呂で、
阿寒湖を吹き抜ける風の音、森を飛び回る鳥の声、
空を見上げながらの湯治が楽しめる、開放的な浴場施設。

利用可能時間・・・15:00~23:00
            5:00~9:00
阿寒湖荘 12
こちらが庭園露天風呂・星の湯
(他にご入浴の方が居たため、公式サイトより拝借)

日本庭園の池をモチーフにした浴場には、総計600tにも及ぶ石を配置。
「ほっ」と出来る和風空間に仕上げられている他、石の間に腰掛ければ、
他の人が目に入らない、「プチプライベート空間」も演出可能。

泉質は単純温泉(中性低張性高温泉)
源泉温度は58.7℃。
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺・・・等々に効能アリ。
一方急性疾患(特に発熱の場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、
重度の心臓病などが禁忌症に指定されています。

夜間では分かりませんが、庭園露天風呂のお湯はコバルトブルー
色付いているそう。
じっくり身体を浸ければ、温泉ならではな「とろみ」とともに、
ぽかぽか身体の芯から温まります♪

温泉とお酒(摩周で購入した焼酎・「清里」の飲み比べ3種セット)を楽しみ、
一夜が明けました。
気になるお部屋からの眺めですが・・・
阿寒湖荘 13
じゃじゃん!
朝の静けさに包まれた阿寒湖、目覚める前の温泉街が、
目の前に!
阿寒湖荘 14
朝焼けをまとう山々、桟橋に発着する遊覧船や
モーターボートまでも、眼下に見ることが出来ます。
素敵な眺望に恵まれ、大満足♪
阿寒湖荘 15
気分は朝風呂!ということで前夜から場所を変えまして、
私が泊まっている部屋と同じフロア(5階)に構えられた、
展望大浴場
阿寒湖荘 16.5
(湯煙でカメラが曇ってしまい撮影できなかったため、公式サイトより拝借)

広々とした浴場内には、3つ(水風呂も入れると4つ)の浴槽が設けられています。
これらはそれぞれ別の泉質・・・という訳ではなく、いずれも同じ単純泉
では何が違うかと言うと、浴槽ごとに注ぎ込まれるお湯の温度

ここ「展望大浴場」は100%の源泉掛け流しとなっており、
湯温はそれぞれ奥から45℃、42℃、40℃。
極力源泉そのままのお湯を楽しんでほしい、という配慮からか、
段々畑のような配置を取ることで自然にお湯を冷まし、好みの温度で
温泉浴が楽しめるようになっています。
阿寒湖荘16
浴場外縁には、壁ではなく大きな窓ガラスが展開。
その向こうには、阿寒湖や温泉街の眺め!
お湯を楽しみ、景色を楽しむ。なんと贅沢な時間であろうか!
阿寒湖荘 17
お風呂上りに湖畔の散歩を楽しみ、朝ごはんを待つ間に
喫茶 水芭蕉(きっさ みずばしょう)に寄り道。

6:30~21:00まで、宿泊客ならば誰でも無料で利用可能な
ティーラウンジ。
写真左手に見えているサーバーからカップに
コーヒー、カフェラテ、紅茶を注げば・・・
阿寒湖荘 18
景色を眺めながらのティータイム♪
阿寒湖荘 19
朝食会場となるのは、1階奥のレストラン あららぎ
緑の庭と青く輝く阿寒湖を望む、明るい雰囲気の食事処。
自社(阿寒ロイヤル観光グループ)農園で育てた野菜を用いた、
創作料理(夕食)が楽しめるのもこの場所。
阿寒湖荘 20
二日目の朝食は、御膳形式での提供。
サラダや塩鮭、玉子焼き、味噌汁といった定番メニューの他、
蕗(ふき)こんにゃく、サンマ甘露煮、大正煮豆など、身体に優しい料理が並びます。

ご飯は北海道産のブランド米・ななつぼし
阿寒湖荘 21
一日の散策(遊覧船&アイヌコタン)を終え、「カムイルミナ」までの夕刻。
3度目の湯治に選んだのは、貸切露天風呂

「ホテル阿寒湖荘」では、天然木を用いた木の香(このか)、
石造りの石の音(いしのね)の、2種類の貸し切り風呂を用意。
好みの個室をチョイスして鍵を掛ければ、家族やカップル、(私のような)お一人様が
水入らずで過ごせる、完全プライベート浴室となっています。
阿寒湖荘 22
貸切風呂は45分1,500円から。
フロントで個室の鍵と時間経過を知らせる目覚まし時計、
無料サービスのペットボトルの水を受け取り、個室内へ!

扉の向こうは、部屋のように広い脱衣場
衣類棚やアメニティ類、暖房器具が完備され、さらには(機能は停止されているものの)
ユニットバスまで備えられており、ここで寝泊りできそうな設備が
整えられています。
阿寒湖荘 23
こちらが貸切露天風呂の一つ、木の香
浴槽本体やその周囲には檜材(ひのきざい)が使われ、
名前通りに木の香りが辺り一面に漂います。
森の空気の中で浸かれば、癒し効果は倍増!
遠くから聞こえる「カムイルミナ」のBGMも、また楽し。
阿寒湖荘 24
阿寒湖を離れる朝。
前日と時間帯が異なるためか、或いは宿泊客が多かったか、
朝食はバイキング形式での提供。
阿寒湖荘 25
和様双方の料理が揃えられ、好きなものをチョイス可能。
(でも和食を取ってしまうのは、日本人の性か)

景色に温泉、スタッフさんの笑顔や丁寧な接客・・・
観光地を、温泉地をより楽しむためには、お宿選びも大切!
その点、今回利用させていただいた「ホテル阿寒湖荘」は、
私にとって大変満足行くものとなりました。
阿寒湖を再び訪れた折には、もう一度泊まりたい・・・
素敵な時間と出会いに、感謝です!

次回は「阿寒湖編」最終回!
湖畔の森の中をグルっと回る、「ボッケ遊歩道」を散策。
自然のままの森の姿、「生きた」大自然の姿を目の当たりにして、
さらには「あの動物」との遭遇も・・・!
お楽しみに。
それでは!

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。