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商船三井フェリー1 ~さらば北海道!太平洋を渡る船旅へ~

皆様、お久しぶりでございます!
昨年末よりポツポツと「道東旅」を書き綴っておりました当ブログですが、
年始早々先代PCを落っことしてしまい壊してしまうという、
アクシデントが発生。

その後まさかの歌手として芸能事務所入り(!)、
さらには埼玉県での工場勤めスタート&移住というなかなか
スリリングな展開(と金欠)によって、記事を更新できない状態が続いておりましたが、
先日新たなPCを確保し、アパートにネットを導入したことにより、
遂に復活の時を迎えることが出来ました!
読者の皆様、コメントを下さっていた方、拍手を下さっていた方々、
大変お待たせ致しました!

今後は仕事終わりや芸能活動(未だにピンと来ないこの響き・・・)の
合間を縫いながら、無理のない範囲で続けて行く所存でございます。
改めまして、よろしくお願い致します

さて、今後の予定でありますが、まずは書き残しのある「道東旅」の完結を
最優先とし、この回含めまして4回程度での完結を予定しております。
その後はスッポリ抜けてしまった栃木県・那須塩原滞在期間前後の
記録を、栃木編としてまとめて参る所存です。
それらがまとめ終わった後は、今現在住処としている埼玉県内の
名所を中心に取り上げつつ、秋ごろに遠出が叶えば、と思っております。

随分久しぶりの投稿で、半ば進め方を忘れてしまっておりますが、
急がず焦らず、書き綴ってまいります。

道都の玄関口・札幌駅から普通列車で約1時間半。
到着しました・・・
商船三井フェリー 1
苫小牧駅(とまこまいえき)
道内屈指の港湾都市にして、道内4位の人口を誇る苫小牧市の中心駅。

JR室蘭本線を所属路線とし、同路線を走行する特急列車の他、
千歳線方面からの直通列車、函館方面への普通列車が発着。
太平洋岸に沿って日高地域を走る日高本線(平成27 2015年に発生した自然災害により、
大部分の区間が運休中。復旧は極めて厳しい状態)の起点ともなっています。

この交通の要所からさらに連絡バスに揺られ・・・
商船三井フェリー 2
苫小牧西港フェリーターミナルに到着!
昭和38(1963)年の開港以来、札幌への利便性と太平洋に面した立地から、
道央地域と国内外を繋ぐ重要な港湾として整備されて来た苫小牧港。

その主役として発展の一翼を担って来たのが、こちらの施設。
現在「商船三井フェリー」・「太平洋フェリー」・「川崎近海汽船」の
3つの船会社がそれぞれ航路を展開しており、
ここ苫小牧から関東(茨城県・大洗港)、東北中部(宮城県・仙台港)、
北東北(青森県・八戸港)へとアクセスすることが出来ます。

で、今回私が目指すのは、就航路線の中でも最も遠方に当たる関東圏
旅好きの皆さんの中には、もうお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
これから乗り込むのは・・・
商船三井フェリー 3
商船三井フェリー
日本を代表する船会社・商船三井の子会社に当たる海運企業。
苫小牧港と茨城県大洗港の間に夕刻発・翌日昼着の夕方便
深夜発・当夜着の深夜便の1日2便を運航しており、
およそ18時間~19時間で関東⇔北海道を結んでいます。

今回夕方便として乗船するのは、さんふらわあ さっぽろ
同名のフェリーの3代目(J・・・)として平成29(2017)年に就航。
全長199.7m、全幅27.2m、総トン数13,816トンと、
外洋を航行する大型旅客船に相応しい大きな船体。

その中に590名の旅客定員と乗用車最大146台、
大型トラック154台を収容し、22~24ノットの航海速力を発揮します。
商船三井フェリー 4
ここからは、船内の様子をご紹介。
乗船口をくぐって最初に目に飛び込んで来るのが、
広々とした展望ラウンジ・プロムナード

客室として提供されている5F~7Fのうち下層のフロア2つを使った、
吹き抜け構造の公共スペース。
長時間に及ぶ航海中、「部屋籠もり」に飽きたり運動不足を避けたい時に、
船体後方の「展望デッキ」とともに重宝する、気軽に出歩ける場所。
商船三井フェリー 9
こちらは6F部分。各フロアには洒落た形の椅子が用意され、
外を眺めたり本を読んだり、仲間同士で歓談したりと、
思い思いの時間を過ごすことが可能。
航海中いつでも利用出来る、リフレッシュ空間となっています。
商船三井フェリー 10
6Fプロムナードには、こんな物も♪
商船三井フェリー 8
5Fパブリックスペースの一角には、就航地の名産品や土産物、
さんふらわあ」船内でしか手に入らないオリジナルグッズ、
日用品・雑誌等を取り扱う、ショップが設けられています。
とっさのお買い物やお土産選びに最適♪

営業時間:大洗発1日目・・・出港後~22:00
            2日目・・・8:00~12:30
       苫小牧発1日目・・・出港後~21:30
             2日目・・・8:00~12:30

この他船内には、お子様連れにピッタリの「キッズランド」や「ベビールーム」、
大人も遊べる(笑)「ゲームコーナー」、ペット同伴でも安心の
「ペットルーム(有料)」や「ドッグラン」、「海の上のお洗濯」が出来る「コインランドリー」等、
充実の設備が北を目指し、あるいは北から帰る船旅をサポートします。
商船三井フェリー 5
で、こちらが今回利用したコンフォートの占有区画。
46.5~62㎡の空間に20~32名が収容されるスタンダード区画で、
繁忙期を外れた「A期間」に当たる乗船日は、
お値段片道1,2780円(小児運賃6,390円。旅客運賃は時期によって変動します。
乗船希望日の運賃は、公式ページをご覧ください。)

個室でこそないものの、カーテンを閉め切れば他者を気にすることのない、
パーソナルスペースの出来上がり!
ベッド付近にはコンセントや照明、荷物棚が整備され、
寝具とスリッパが用意されています。

船内には他にリーズナブルな「ツーリスト」(いわゆる雑魚寝)、
2~3名で利用できる個室・「スーペリア」、上級クラスとなる「プレミアム」、
バルコニーや独立した浴室を備えた「スイート」と、乗客のニーズ(と懐具合)に応じた
客室が用意されています。
商船三井フェリー 6
この「コンフォート」で驚かされたのが、各ベッドに備えられたテレビ
ふとした時に退屈を感じてしまいそうな長距離・長時間の船旅には、
とてもありがたいアイテム。

もちろん個室でもない共有スペースに大音量でテレビの音が漏れ出すことのないように
(無論そんな真似をしでかす人もいないでしょうが)、
イヤホンも用意されています。
商船三井フェリー 11
出港時間が迫り、離岸の時を見届けるため、しばし見納めとなる北の大地を
目に焼き付けるため、船体後方の展望デッキへ。
ひとたび海上に出れば閉鎖的空間と化す船内で、
プロムナードと並ぶ「お散歩スペース」。

ここから風を感じながら過ぎ行く景色を眺めることが出来るのですが、
この手の設備のお約束として、寒さ・強風対策は欠かせません(笑)
商船三井フェリー 12
振り返ると、船体上部に聳え立つ巨大な煙突
商船三井フェリー 13
18時45分頃、ほぼ定刻通りに「さんふらわあ さっぽろ」は岸壁を離れ、
ゆっくりと動き出しました。
ここから茨城県・大洗港までおよそ745km
19時間15分に及ぶ船旅がスタート!
商船三井フェリー 14
明りに照らされた苫小牧港を進む。岸壁には大型船の姿。
商船三井フェリー 15
北海道を代表する工業都市としての一面も持つ、苫小牧市。
船上からは、もくもくと煙を吐き出す工場群を遠望。
商船三井フェリー 16
出港からしばらく、苫小牧の街明かりが次第に小さくなって行くのがわかります。
ここから船は沖合へと針路を取り、陸地はあっという間に波の彼方へ。
半年ほどを過ごした北の大地とも、ついにお別れ。
商船三井フェリー 17
離れ行く北海道を見届け、船内へ。
6Fにて営業中のレストランで、夕食と致しましょう。

夕刻便として運用される「さんふらわあ さっぽろ」、
及び僚船となる「さんふらわあ ふらの」では、
・夕食(苫小牧発は18:00~20:00、大洗発は18:30~20:30)
・朝食(苫小牧発、大洗発ともに7:30~9:30)
・軽食(ともに12:00~12:30)
の3回に分けて営業が行われており、
朝食は和洋のバイキング(ドリンクバー付きで1,070円、小学生820円)、
軽食はキーマカレーor天津飯(スープが付いて一律500円)。

一方ボリューム重視の夕食では、「さんふらわあ さっぽろ」の場合
A:本日の調理長おすすめ
B:ハンバーグのきのこ入りデミソース
C:特製豚のやわらか角煮
D:和食膳
の4つのメニューからメイン料理を選択。
これにバイキング形式でサラダ・ごはん・味噌汁・漬物・フルーツ類・
デザート・ソフトドリンクバー等のサービスが付いて、
お値段一律1,530円
普段陸上で頂く食事と比べると少々値が張るようにも思えますが、
船上で波に揺られながら食べるというのも、また一興。
(「さんふらわあ ふらの」では異なるメニューが用意されているそう。
往復や別の機会に僚船を利用し、味の違いやメニューの違いを楽しむのもまた、
旅の過ごし方でしょうか。)

追記:1 レストラン入口に設置された自動券売機では、
      各営業時間ごとの食事券の他、夕食+朝食のセット券を
      2,500円、小人2,250円から購入可能。
      通常料金からおよそ千円引きで、2食にありつくことが出来ます。
    2 メニューは仕入れの状況により変更となる場合あり
    3 ラストオーダーは、営業時間終了30分前となります。
      時間を間違えてしまい、船上の晩餐にありつけない!という
      事態とならないよう、ご注意ください。
商船三井フェリー 18
今回私がチョイスしたのは、メニューCの特製 豚のやわらか角煮
これにバイキングコーナーから取ってきたごはん、味噌汁、サラダをプラス♪
商船三井フェリー 19
こちらがメインの一皿、豚の角煮。
肉厚に切り揃えられ、じっくり煮込まれた豚肉に、濃厚な和風ソースが食欲をそそります♪
フライドポテトとゆで卵、ほうれん草のトッピング付き。
商船三井フェリー 20
食事を済ませた後は、船上でのお風呂タイム♪
さんふらわあ さっぽろ」、「さんふらわあ ふらの」では、
5Fに男女別でサウナ付きの展望浴場を用意!
流れる景色を眺めながらの、入浴体験が楽しめます♪
(夜の海上では何も見えませんが 笑)
商船三井フェリー 21
(公式サイトより拝借)
浴室内は、こんな感じ。
陸地を望む大きな窓に面し、二つの浴槽が並びます。
洗い場はこの左手側、画像手前にサウナへの入口が開いています。
商船三井フェリー 22
サウナの様子。こちらにも窓が設けられており、
海上から移り行く景色を見ながらサウナに癒されるという、レア体験が楽しめます♪
商船三井フェリー 23
お風呂上りは、船内に備え付けの冷蔵ロッカー(!)で冷やしていた・・・
商船三井フェリー 24
釧路の銘酒・福司(ふくつかさ)のカップ酒で、一杯♪
北海道ならではの加工品・鮭スティックをつまみに、頂きます!

とうとうやって来た、北の大地とのお別れの時。
グルメと開拓時代の記憶が残る札幌、風が大地を撫でる宗谷地域、
旅情を誘う文化と景色広がる道東・・・
私が目にしたのは広い大地のほんの一部に過ぎませんが、
この天地で送った時間と味わった体験は、間違えなく胸の内に留まり、
これから先生きる上での血肉となって行くことでしょう。

遠き大地に大いなる感謝を。
ありがとう、北海道

ようやく再開に漕ぎ着けた当ブログ。
出来る限りの時間を掛け、宝箱にしまった記憶を辿りながら、
残る旅路をまとめて参ります。

次回は「商船三井フェリーの旅」、その2。
東北沖から関東を目指す船上からの風景をお届け!
海上から眺める遮る物ない夜明けや名所の数々、
そして9年前の天災の象徴ともなった「あの場所」の姿をお伝えします。
それでは!
商船三井フェリー 22.5
久々に現れた陸の眺めは、本州最北端の地、青森県は尻屋崎(しりやざき)
東北地方で初の洋式灯台・尻屋崎灯台が、眩い光を放ちます。
(カメラの設定を間違えたため、よくわからないことになってしまいました 笑)

参考:wikipedia
 商船三井フェリー 公式サイト
                パンフレット

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。