ひたち小旅行11 ~みはらしの丘~
- 2020/11/18
- 15:38
先月11・12日の行程から早1月、ここまで半月以上を費やして
まとめて来た「ひたち小旅行」も、今回が最終回
そんな区切りとなる回に相応しく、
この旅そのものの目玉といっても過言ではない場所、
ひたち海浜公園・みはらしの丘へと登ります!

「常陸秋ソバ」の白い花々咲き乱れる「みはらしの里」を抜けると、
前方から赤に染まった丘陵が見えて来ました。
あの場所こそが・・・

国営ひたち海浜公園一番の見どころ、
みはらしの丘!
園内最奥部、茨城県内の公共工事で発生した残土を利用して造成された
人工の丘陵で、
面積はおよそ4,000㎡。
第1~第3までの頂上があり、最高地点となる第3頂上は、
ひたちなか市で最も標高が高い58m。
その高所からの眺めも去ることながら、ここを魅力的な場所たらしめているのが
季節ごとに移ろう情景。
春はネモフィラが一面に青い絨毯を広げ、
空や太平洋と合わさり青の世界を現出。
ネモフィラの見頃が終わると代わってコキアが登場!
緑の夏を経て秋には丘一面を深紅に染めるという、
季節や花の特性に合わせた植生と公開が行われています。

私が訪れた10月半ばは、次第に緑から紅へと変わりゆく、
コキアの紅葉のシーズン。
訪問時はまだピークとは行かなかったようで、
緑色のものから色合いを変えつつあるもの、
既に赤く装いを変えているものまで、
様々な形態のコキアが入り混じった状態。

コキアとは、アカザ科(鬼ではない)に属する1年草で、
和名はほうき草
丸くもこもことした可愛らしい姿(阿寒湖のマリモを思い出す)で、
7月~8月頃に開花し、夏場は穏やかな緑色、
10月~11月に掛けて真っ赤に紅葉し、
その後枯れて行ってしまいます。
このコキア(ほうき草)、
鑑賞用だけでなく様々な用途に用いられる優秀な植物で、
熟した種は秋田県の郷土料理で「畑のキャビア」と称される
とんぶりの材料となるほか、
地膚子(じふし)という滋養強壮・膀胱炎等に効能のある
漢方薬の原料として、
また茎の部分は束ねることで名前通りほうきの材料となる等、
地域や人々の生活に根差した多様な活用法が存在しています。
花言葉は『恵まれた生活』『夫婦円満』『あなたに全て打ち明けます』。
3つめの花言葉の由来が、なかなかロマンチック♪

みはらしの丘に植えられたコキアは、
実に32,000株!
年ごとにネモフィラからの植え替え、生育、
刈り取りを行う職員の方々の苦労、いかばかりか。
訪問時はまだ変身の途中、といったところでしたが、
1週間ほど後に迎えたであろうピーク(18日頃)では、
それはもう素晴らしい光景が展開されたことでしょう!
(そちらをご覧になりたい方は、画像・動画等をお調べください)

秋を迎えたみはらしの丘。
その見どころは、コキアだけではありません!
それがコチラ、コキアの間を埋めるように咲き誇る・・・

コスモスの花!

みはらしの丘周辺には約280万本(!)もの
コスモスが植えられ、
コキアが色付く前の7月中旬~紅葉が収まる10月下旬までと、
長く見頃が続きます。
コキアの紅葉をシーズンは、
2種類の草花が奏でる協奏曲(コンチェルト)が見物!

コキアとコスモスを愛でながら、丘の上へ!


視界が広がるにつれ、前方には太平洋の大海原が見えて来ます。
やがて辿り着いた最高地点、第3頂上!
標高58mの高所からは・・・

常陸那珂港や

常陸那珂火力発電所を始めとする沿岸の諸施設を望見!

右手には先ほどまで歩いて来た阿字ヶ浦海水浴場!

後ろを振り向けば、草花の彩りとその向こうに広がる
ひたち海浜公園。

遠くは日光の山並みに・・・

那須連山まで見渡せる、実に素晴らしい眺め!

しばし頂上からの眺めを堪能し、名残り惜しくも「下山」。
風に揺られるもふもふたちに別れを告げ、
南口へ。(遠かった・・・)

勝田駅行きの茨城交通のバスに乗り込み、
4度の乗り継ぎ(バス含む)を経て、
居住地(当時)・埼玉へ戻ります!
1泊2日、あっという間の小旅行!
短い時間で町の魅力や名所の姿を掘り下げるべく、
狙いを絞っての散策となりましたが、
ひたちなか市や茨城県には、まだまだ訪れるべき場所がたくさん!
「都道府県別魅力度ランキング」なんて、なんのその!
再び縁あらば、日程と足を伸ばして
もっとじっくり、ゆっくりと、いろんな角度からスポットを当てたいと思います!
一つ「山」が片付いたところで、
次回からは埼玉最後の「思い出作り」。
今まで行ってそうで行く機会の無かった、
「大宮と言えばココ!」という定番スポット・鉄道博物館を
取り上げたいと思います!
当初の想定以上に「鉄分多め」な内容となってしまいますが、
ご興味の届く範囲で付いてきて頂ければと思います。
それでは!

「go to トラベル 地域共通クーポン」を使って購入した、
茨城県&ひたち海浜公園のお土産。

茨城県「最強」の名産品・ほしいもと・・・

本物のネモフィラの花弁を閉じ込めた、
ネモフィラキーホルダー!
参考:ひたち海浜公園 ホームページ
HORTI by Green Snap
wikipedia
Twitter:https://twitter.com/Nori86651955
インスタグラム:https://t.co/vjjvOaZqEn?amp=1
まとめて来た「ひたち小旅行」も、今回が最終回
そんな区切りとなる回に相応しく、
この旅そのものの目玉といっても過言ではない場所、
ひたち海浜公園・みはらしの丘へと登ります!

「常陸秋ソバ」の白い花々咲き乱れる「みはらしの里」を抜けると、
前方から赤に染まった丘陵が見えて来ました。
あの場所こそが・・・

国営ひたち海浜公園一番の見どころ、
みはらしの丘!
園内最奥部、茨城県内の公共工事で発生した残土を利用して造成された
人工の丘陵で、
面積はおよそ4,000㎡。
第1~第3までの頂上があり、最高地点となる第3頂上は、
ひたちなか市で最も標高が高い58m。
その高所からの眺めも去ることながら、ここを魅力的な場所たらしめているのが
季節ごとに移ろう情景。
春はネモフィラが一面に青い絨毯を広げ、
空や太平洋と合わさり青の世界を現出。
ネモフィラの見頃が終わると代わってコキアが登場!
緑の夏を経て秋には丘一面を深紅に染めるという、
季節や花の特性に合わせた植生と公開が行われています。

私が訪れた10月半ばは、次第に緑から紅へと変わりゆく、
コキアの紅葉のシーズン。
訪問時はまだピークとは行かなかったようで、
緑色のものから色合いを変えつつあるもの、
既に赤く装いを変えているものまで、
様々な形態のコキアが入り混じった状態。

コキアとは、アカザ科(鬼ではない)に属する1年草で、
和名はほうき草
丸くもこもことした可愛らしい姿(阿寒湖のマリモを思い出す)で、
7月~8月頃に開花し、夏場は穏やかな緑色、
10月~11月に掛けて真っ赤に紅葉し、
その後枯れて行ってしまいます。
このコキア(ほうき草)、
鑑賞用だけでなく様々な用途に用いられる優秀な植物で、
熟した種は秋田県の郷土料理で「畑のキャビア」と称される
とんぶりの材料となるほか、
地膚子(じふし)という滋養強壮・膀胱炎等に効能のある
漢方薬の原料として、
また茎の部分は束ねることで名前通りほうきの材料となる等、
地域や人々の生活に根差した多様な活用法が存在しています。
花言葉は『恵まれた生活』『夫婦円満』『あなたに全て打ち明けます』。
3つめの花言葉の由来が、なかなかロマンチック♪

みはらしの丘に植えられたコキアは、
実に32,000株!
年ごとにネモフィラからの植え替え、生育、
刈り取りを行う職員の方々の苦労、いかばかりか。
訪問時はまだ変身の途中、といったところでしたが、
1週間ほど後に迎えたであろうピーク(18日頃)では、
それはもう素晴らしい光景が展開されたことでしょう!
(そちらをご覧になりたい方は、画像・動画等をお調べください)

秋を迎えたみはらしの丘。
その見どころは、コキアだけではありません!
それがコチラ、コキアの間を埋めるように咲き誇る・・・

コスモスの花!

みはらしの丘周辺には約280万本(!)もの
コスモスが植えられ、
コキアが色付く前の7月中旬~紅葉が収まる10月下旬までと、
長く見頃が続きます。
コキアの紅葉をシーズンは、
2種類の草花が奏でる協奏曲(コンチェルト)が見物!

コキアとコスモスを愛でながら、丘の上へ!


視界が広がるにつれ、前方には太平洋の大海原が見えて来ます。
やがて辿り着いた最高地点、第3頂上!
標高58mの高所からは・・・

常陸那珂港や

常陸那珂火力発電所を始めとする沿岸の諸施設を望見!

右手には先ほどまで歩いて来た阿字ヶ浦海水浴場!

後ろを振り向けば、草花の彩りとその向こうに広がる
ひたち海浜公園。

遠くは日光の山並みに・・・

那須連山まで見渡せる、実に素晴らしい眺め!

しばし頂上からの眺めを堪能し、名残り惜しくも「下山」。
風に揺られるもふもふたちに別れを告げ、
南口へ。(遠かった・・・)

勝田駅行きの茨城交通のバスに乗り込み、
4度の乗り継ぎ(バス含む)を経て、
居住地(当時)・埼玉へ戻ります!
1泊2日、あっという間の小旅行!
短い時間で町の魅力や名所の姿を掘り下げるべく、
狙いを絞っての散策となりましたが、
ひたちなか市や茨城県には、まだまだ訪れるべき場所がたくさん!
「都道府県別魅力度ランキング」なんて、なんのその!
再び縁あらば、日程と足を伸ばして
もっとじっくり、ゆっくりと、いろんな角度からスポットを当てたいと思います!
一つ「山」が片付いたところで、
次回からは埼玉最後の「思い出作り」。
今まで行ってそうで行く機会の無かった、
「大宮と言えばココ!」という定番スポット・鉄道博物館を
取り上げたいと思います!
当初の想定以上に「鉄分多め」な内容となってしまいますが、
ご興味の届く範囲で付いてきて頂ければと思います。
それでは!

「go to トラベル 地域共通クーポン」を使って購入した、
茨城県&ひたち海浜公園のお土産。

茨城県「最強」の名産品・ほしいもと・・・

本物のネモフィラの花弁を閉じ込めた、
ネモフィラキーホルダー!
参考:ひたち海浜公園 ホームページ
HORTI by Green Snap
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Twitter:https://twitter.com/Nori86651955
インスタグラム:https://t.co/vjjvOaZqEn?amp=1