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湖北旅2 ~北国街道・木之本宿 その2~

北国街道・木之本宿散策。
「山路酒造」訪問を終え、街道へと戻ります。
続いて向かうのは・・・
木之本宿 2-2
「山路酒造」の2軒隣に店を構える、料亭 すし慶

大正(1912)年創業。
創業者の「慶三」さんが大阪にて修行を積み、
伝統の味である「鯖の棒寿司」を、
リヤカーに積んで売り歩いたことが始まり。

この行商は好評を以て迎えられ、
ひいきのお客より「すしやの慶さん」と親しみを込めて
呼ばれたことから、屋号を「すし慶」と定めることとなりました。

昭和51(1976)年には郡役所として
使われていた敷地を引き継ぎ、
店舗を開業。
「慶さん」から受け継いだ味を、
大切に守り続けています。

営業情報

営業時間
11:00~20:00 (ラストオーダー 19:00)
定休日
水曜日 (但し水曜日が「祝日」の場合は営業)
お問い合わせ
TEL:0749-82-2115
FAX:0749-82-5151

このお店にはある「お宝」を見に訪れたのですが、
折角来たからにはお食事も・・・と思いきや、
そこは老舗の「料亭」。
お高い

初代より受け継いだ「伝統の味」・
鯖の棒寿司
湖北の旬の食材を生かした定食、
石焼ビビンバ風に仕上げられたうなぎまぶし等、
メニュー表からも丁寧な味付けと盛り付け、
上質な味わいが見えて来るようですが、
最低2,000円台~という価格と
これまた敷居の高そ~なお座敷が並ぶ光景に、
パスを選択。(お店の方、申し訳ありません 汗)
木之本宿 2-3
美しい日本庭園を横目に、
店舗の奥へ向かいます。
そこで待っていたのが・・・
木之本宿 2-4
これまた立派な土蔵

明治14(1881)年、伊香郡(いかぐん。木之本集落が属していた郡。
現在は全域が長浜市に属している)郡民有志により
発足した江北銀行所有の蔵として建設され、
明治29(1896)年には伊香郡郡役所に転用。

大正15(1926)年に郡役所が閉じられた後は
「長浜市農会」→「木之本税務署」→「江北銀行(2度目)」
→「江北図書館」と遍歴を重ね、
昭和51年に敷地とともに「すし慶」の所有に。

現在は秘蔵のコレクションが展示された
ギャラリーとして、
保存・公開されています。

そんな「すし慶」自慢の「土蔵ギャラリー」の
目玉となっているのが・・・
木之本宿 2-5
賤ケ岳合戦図

土蔵の一面いっぱいに広がる、
「天下分け目の大戦」を描いた迫力の絵図。

作者・製作年については解説が見当たらなかったため
不詳ながら
木之本宿 2-6
余呉湖を取り囲むように構築された
両軍の砦や陣地
木之本宿 2-7
前哨戦となった大岩山砦の攻防で、
壮絶な闘死を遂げた守将・中川清秀(なかがわ きよひで)
木之本宿 2-8
加藤清正(かとう きよまさ)、福島正則(ふくしま まさのり)、
加藤嘉明(かとう よしあきら/よしあき)ら
賤ケ岳の七本槍の活躍
木之本宿 2-9

木之本宿 2-10
逃げまどい、討ち取られる柴田方の将兵たちが
克明に描かれており、
戦いの激しさと、戦場に立つ者たちの息吹が伝わって来るよう。
(描かれている砦の建築様式からすると、
江戸時代の作と思われます。)

まあ敢えて突っ込ませて頂けるならば、
合戦当時石垣に二重櫓、
総漆喰塗りの土塀
とか、
多用されていない&未開発の技術だし、
野戦用の砦でここまでしっかりした物を築く
時間も物資も無いだろ!

・・・まあ、数百年前と思しき製作者に言っても
詮無いことですが(笑)

「賤ケ岳合戦図」に目が行きがちな土蔵内ですが、
他に目を転じれば・・・
木之本宿 2-11
細やかな装飾や仕上げが光る調度品や
木之本宿 2-12
食器類など、こちらも「お宝」揃い。
木之本宿 2-13
2階にはふかふかの絨毯が敷かれ、
座り心地100点!の椅子や楽器、
絵画などが置かれており、
なんだかサロンのような雰囲気。

ああ・・・ここに住みたい(笑)
木之本宿 2-1
ギャラリー鑑賞を終え、再び北国街道へ。
(「すし慶」の皆さん、ありがとうございました!
今度は食べに来ます!)
木之本宿 2-14
「すし慶」を出てスグのところに建っている、
二軒続きの町家。
右手の建物は上阪 五郎右衛門家という、
木之本で庄屋を務めていた家柄の家屋。(非公開)

江戸末期・弘化4(1847)年の築で、
二階を低くした役人家屋
造りとなっているのが特徴。

格式ある家柄だけあって多数の古文書
残されており、
往時は駕籠が常置されていたそう。
木之本宿 2-15
宿場町の真ん中付近、
北国街道と「地蔵坂」の交点にやって来ました!

ここには木之本観光の目玉、
「日本三大地蔵」にも挙げられている名刹・
木之本地蔵院が堂々鎮座。

早速参拝!と行きたいところですが・・・
ちょっと寄り道。
木之本宿 2-16
北国街道と地蔵坂の交点、
木之本地蔵院の真ん前という
「超おいしい所」に店を構える、
菓子乃蔵 角屋(かしのくら かどや)

昭和5(1930)年創業のお菓子屋さんで、
地元産食材など選りすぐりの素材を使い、
木之本名物・でっち羊かんを始め、
ういろうやどら焼き、冨田酒造の銘酒・「七本槍」の
酒粕を用いた「粕てら」などの和菓子
地元産「伊吹牛乳」を使った「蔵ぷりん」、
木之本宿内の老舗醤油店・「大幸醤油(ダイコウしょうゆ)」と
コラボレーションした「大幸醤油ぷりん」、
季節ごとの旬の食材を活かしたロールケーキなどの
洋菓子が揃う、
立地と豊富なバリエーションが魅力のお店♪

営業情報

営業時間
8:00〜18:00
定休日
不定休
お問い合わせ・ご注文
TEL 0749-82-2031
FAX 0749-82-2177

この「角屋」、店頭でお買い物を楽しむのも良いのですが、
立ち寄って頂きたいのが・・・
木之本宿 2-17
2階にあります、喫茶コーナー!

元々お座敷だったところを平成26(2014)年の
店舗改装時に、
開放型の喫茶スペースに゛改造″したのだそう。

室内は洋風のカウンターや椅子、テーブルが
置かれていますが、奥に見える「床の間」や
木之本宿 2-18
細やかな造りの「欄間」など、
座敷の面影が残された和洋折衷
空間となっており・・・
木之本宿 2-20
窓からは「木之本地蔵院」を眺めることが出来る、
「隠れビュースポット」となっています♪
木之本宿 2-19
純洋風に改造された「お手洗い」も、とってもオシャレ♪
木之本宿 2-21
そんな「喫茶コーナー」で頂くのはコチラ、
蔵ロールケーキ!(一切れ210円)
お供はアイスカフェオレ(605円)。
木之本宿 2-22
地元産の卵でふんわり焼き上げた生地に
北海道産生クリームがマッチした一品は、
口に入れると「ふわふわ」、
噛めば「シャリシャリ」。

甘さ控えめな生クリームの味わいもgood!な
「大人のスイーツ」に仕上がっておりました♪
木之本宿 2-23
ここからは、「お持ち帰り品」をご紹介。

店頭購入し、宿に持ち帰って頂いたのは、
ヘルシー焼きドーナツ二品(各162円)。

ドーナツでありながら揚げずに油を省略した、
カロリー控えめなヘルシースイーツ♪
木之本宿 2-24
こちらのチョコ味は、
(ミ〇タードーナツのような)日常的に食べられるソレとは異なる、
しっとり、フワフワした食感。
(先ほどの「蔵ロールケーキ」にも通じるものがありますね)

チョコの風味にココアパウダーがプラスされた
柔らかな味わい。
表面にまぶされた砂糖の甘さが、良いアクセント♪
木之本宿 2-25
一方こちらのレモン味は、
しっとりとした食感は「チョコ味」同様ながら、
開けた瞬間からレモンの爽やかな香り漂い、
特有の酸味が立ちながらも、
一緒に混ぜ込まれたハチミツ
「尖った」味にならないようにバランスを整えている、
上質な仕上がりとなっています♪
木之本宿 3-1
歴史的コレクションと上質スイーツを味わった後は、
木之本観光の「メインスポット」・
木之本地蔵院へ向かいます!

参考:料亭すし慶
    菓子乃蔵 角屋 公式ホームページ
    各所解説パネル

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。