湖北旅番外編 ~木之本みやげ、ご紹介!~
- 2021/06/29
- 12:19
北国街道の宿場町・木之本宿、
そしてその近隣に広がる賤ケ岳古戦場を巡った、
2泊3日の「湖北旅」。
前回記事にてまとめ終わったこの旅ですが、
今回は「番外編」と致しまして、
居住地(当時)帰還前に買い込みました、
木之本みやげをご紹介します!
何が出るかな~♪
まずは木之本宿・地蔵坂に在ります、
菓匠 禄兵衛から・・・

品のあるパッケージが目を引く、
名代 草もち
同社保有の畑で自社栽培され、
同じく社員さんによって収穫されたよもぎ、
地元農家より仕入れた
滋賀県産羽二重糯米(はぶたえもちごめ)、
減農薬・減化学肥料で栽培され、
同社工場にて炊き上げられた
北海道・十勝産小豆といった
厳選素材を使用した、薫り高く、味わい深いお餅。

もち米・よもぎに加え、
砂糖や水飴、小麦粉などが練り込まれて形成された
大福生地は、柔らかく、それでいてモチモチ。

よもぎの風味薫る生地の中からは、
甘味の籠もった小豆が登場。
風味と甘味、程よい満足感の楽しめる、
良品でございました♪
・・・なお見ての通り表面にはたっぷりと米粉が
まぶされているため、
開封・食事する際は十分お気を付けください。
(電車内で開けるんじゃなかった 汗)

続いても「菓匠 禄兵衛」から、
近江銘菓 本之木餅
(「木之本」って打ちそうになった・・・ 笑)
ややこしい名前の由来は、
地元・木之本の名物を作りたいという想いから
地名の「木之本」を逆さにして名付けられたそうで、
読み方を変えれば、あら不思議!
送り主から受け取り主への
「ほんのきもち」へと変化します!

ほんのり色味を帯びた生地には、
沖縄県産黒糖を使用。
そこへ他の材料とともに寒天を練り込むことで、
絶妙な食感と独特な風味を獲得しています。

生地の中には、もっちりと炊きあげられた粒あん
生地の風味とあんの甘味が合われば、
上質な味わいに♪
この「本之木餅」は1ヶ月4万個を売り上げる
人気商品だそうですが、納得の美味しさ♪

三品目も、「菓匠 禄兵衛」から。
思わず「ハコ買い」してしまったお店のイチオシ商品、
ご縁まん
なにやら縁起の良い商品名からは、
「このお菓子を贈ったり、共有したりすることで、
親しき人同士の中が「ご円満」になりますように」、
という、開発者さんのご好意が見えて来ます。

袋の中身は、「本之木餅」とよく似た造りのお餅。
生地も「本之木餅」と共通する品が
多く使われており、
食感も似通ったものがありますが・・・

中身は全くの別物。
こちらの白あんには大手亡(おおてぼう)という
北海道原産のインゲン豆が
練り込まれており、
しっとりとした食感と爽やかな風味が楽しめます♪
お次は、「お酒コーナー」へ参りましょう!

「七本鎗」の冨田酒造から、
まずは720ml瓶で購入いたしました、
純米吟醸 吟吹雪
精米歩合(せいまいぶあい。原料となる米をどの程度
削ったかを示す割合)55%、アルコール度数15度。

仕込み水に敷地内の井戸から汲み上げた
奥伊吹山系由来の地下水を、
原料となる米に名称の由来となっている
滋賀県産吟吹雪(ぎんふぶき)を用いた一本は、
仄かに香り立ち、口当たりは優しく清らか。
口に含めば徐々に酸味を帯びた甘味が広がり
長く後味を引く、
飲みやすく風味も楽しめる逸品!

料理とも合う!(^∇^)ノ

お次は、二種類のお酒が入った詰め合わせ!
(名前忘れた・・・汗 「戦国セット」だったかな?)

パッケージ一面に賤ケ岳の戦いを描いた
賤ケ岳合戦図屏風の一幕と

両軍の布陣図が刷られており、
「七本鎗」の銘柄にピッタリの
戦国気分を味わえます♪

てな訳でまずは一本目!
日本酒としては最もスタンダードな、清酒

パッケージの裏面を撮り忘れたため、
「No data」。申し訳ない(汗)
フタを開けると、濃厚な香り。
口当たりもまた濃厚で、
コクのある風味の中に、イチゴを想起させる
仄かな酸味を帯びた甘味を感じさせます。
「清酒」の名にピッタリの、
飲み応えと飲みやすさを両立した一本!

詰め合わせ二本目は、純米酒
精米歩合60%、アルコール度数15度。

滋賀県産の酒造好適米・玉栄(たまさかえ)を用いて
醸し出された一本は、
濃厚な香りと米の風味。
とろみを帯びた液体には野菜のような味わいがあり、
口に含めばキレのある辛味が侵入!
その「キレ味」が長く後を引く、飲み応えバツグンの一品!
オマケ

帰宅後の「晩ごはん」として購入したのは、
東海道本線と北陸本線が交わる交通の要衝・
米原駅にて店頭販売されていた駅弁、
湖北のおはなし
米原駅前にて
東海道本線全通(明治22 1899年)当時から
駅弁販売を続ける老舗・井筒屋が送り出す、
滋賀県の味覚と魅力がたっぷり詰まったお弁当。
お値段1個1,200円ナリ。

丈夫さと運びやすさ(軽さ)を両立した
風呂敷風包み紙の中からは、
竹材が巻き付けられた上質な木箱。
製造元(井筒屋)の本気度を感じます!

竹材をはぎ取り、被せられていたフィルムをはがせば、
中から湖北の味覚がこんにちは!
あっさり鴨肉に辛味の効いた粒コショウで
パンチを加えた鴨のろーすと(原文ママ)を筆頭に、
・ゴマをまぶして鍬焼き※にした、「かしわ」(鶏肉)
・東近江市の名刹・永源寺(えいげんじ)にて
修行僧に食されて来たという、コンニャク
・ふっくら焼き上げられた、玉子焼き
・ネギとおあげを和えた、濃厚な゛ぬた″
・毎年十五夜(お月さまの夜)にお供えされるという、小芋丸煮
・漬物として、竹竿で天日干しにされた梅干し、山ごぼう、
赤かぶら
といった「湖北のごちそう」を搭載。
これにモチモチ食感のごはんの上に
山菜、枝豆、クリ、黒豆を載せ、
さらに箱の底に桜の葉を敷き詰めることで
薫りと風味をプラスした白おこわと
多士済々な顔ぶれ!
一箱に詰め込まれた心からの「ご馳走」の数々に、
大満足の「旅後の贅沢」となりました♪
※鍬焼き・・・くわやき。肉食を禁じた昔の日本で、農家の人が
農具の鋤(すき)や鍬(くわ)を鍋代わりにして肉類を食べた、
という逸話に基づく調理法。
現在ではフライパンを用いて炒め焼きする手法となっている。
すき焼きの親戚みたいなもの。

次回からは、新編突入!
琵琶湖西岸、比良山系の一峰に造られた
高原リゾート・びわこ箱館山から望む景観と
山上の様子を、三回に分けてお届けします!
参考:菓匠 禄兵衛
冨田酒造 公式ホームページ
手前板前
そしてその近隣に広がる賤ケ岳古戦場を巡った、
2泊3日の「湖北旅」。
前回記事にてまとめ終わったこの旅ですが、
今回は「番外編」と致しまして、
居住地(当時)帰還前に買い込みました、
木之本みやげをご紹介します!
何が出るかな~♪
まずは木之本宿・地蔵坂に在ります、
菓匠 禄兵衛から・・・

品のあるパッケージが目を引く、
名代 草もち
同社保有の畑で自社栽培され、
同じく社員さんによって収穫されたよもぎ、
地元農家より仕入れた
滋賀県産羽二重糯米(はぶたえもちごめ)、
減農薬・減化学肥料で栽培され、
同社工場にて炊き上げられた
北海道・十勝産小豆といった
厳選素材を使用した、薫り高く、味わい深いお餅。

もち米・よもぎに加え、
砂糖や水飴、小麦粉などが練り込まれて形成された
大福生地は、柔らかく、それでいてモチモチ。

よもぎの風味薫る生地の中からは、
甘味の籠もった小豆が登場。
風味と甘味、程よい満足感の楽しめる、
良品でございました♪
・・・なお見ての通り表面にはたっぷりと米粉が
まぶされているため、
開封・食事する際は十分お気を付けください。
(電車内で開けるんじゃなかった 汗)

続いても「菓匠 禄兵衛」から、
近江銘菓 本之木餅
(「木之本」って打ちそうになった・・・ 笑)
ややこしい名前の由来は、
地元・木之本の名物を作りたいという想いから
地名の「木之本」を逆さにして名付けられたそうで、
読み方を変えれば、あら不思議!
送り主から受け取り主への
「ほんのきもち」へと変化します!

ほんのり色味を帯びた生地には、
沖縄県産黒糖を使用。
そこへ他の材料とともに寒天を練り込むことで、
絶妙な食感と独特な風味を獲得しています。

生地の中には、もっちりと炊きあげられた粒あん
生地の風味とあんの甘味が合われば、
上質な味わいに♪
この「本之木餅」は1ヶ月4万個を売り上げる
人気商品だそうですが、納得の美味しさ♪

三品目も、「菓匠 禄兵衛」から。
思わず「ハコ買い」してしまったお店のイチオシ商品、
ご縁まん
なにやら縁起の良い商品名からは、
「このお菓子を贈ったり、共有したりすることで、
親しき人同士の中が「ご円満」になりますように」、
という、開発者さんのご好意が見えて来ます。

袋の中身は、「本之木餅」とよく似た造りのお餅。
生地も「本之木餅」と共通する品が
多く使われており、
食感も似通ったものがありますが・・・

中身は全くの別物。
こちらの白あんには大手亡(おおてぼう)という
北海道原産のインゲン豆が
練り込まれており、
しっとりとした食感と爽やかな風味が楽しめます♪
お次は、「お酒コーナー」へ参りましょう!

「七本鎗」の冨田酒造から、
まずは720ml瓶で購入いたしました、
純米吟醸 吟吹雪
精米歩合(せいまいぶあい。原料となる米をどの程度
削ったかを示す割合)55%、アルコール度数15度。

仕込み水に敷地内の井戸から汲み上げた
奥伊吹山系由来の地下水を、
原料となる米に名称の由来となっている
滋賀県産吟吹雪(ぎんふぶき)を用いた一本は、
仄かに香り立ち、口当たりは優しく清らか。
口に含めば徐々に酸味を帯びた甘味が広がり
長く後味を引く、
飲みやすく風味も楽しめる逸品!

料理とも合う!(^∇^)ノ

お次は、二種類のお酒が入った詰め合わせ!
(名前忘れた・・・汗 「戦国セット」だったかな?)

パッケージ一面に賤ケ岳の戦いを描いた
賤ケ岳合戦図屏風の一幕と

両軍の布陣図が刷られており、
「七本鎗」の銘柄にピッタリの
戦国気分を味わえます♪

てな訳でまずは一本目!
日本酒としては最もスタンダードな、清酒

パッケージの裏面を撮り忘れたため、
「No data」。申し訳ない(汗)
フタを開けると、濃厚な香り。
口当たりもまた濃厚で、
コクのある風味の中に、イチゴを想起させる
仄かな酸味を帯びた甘味を感じさせます。
「清酒」の名にピッタリの、
飲み応えと飲みやすさを両立した一本!

詰め合わせ二本目は、純米酒
精米歩合60%、アルコール度数15度。

滋賀県産の酒造好適米・玉栄(たまさかえ)を用いて
醸し出された一本は、
濃厚な香りと米の風味。
とろみを帯びた液体には野菜のような味わいがあり、
口に含めばキレのある辛味が侵入!
その「キレ味」が長く後を引く、飲み応えバツグンの一品!
オマケ

帰宅後の「晩ごはん」として購入したのは、
東海道本線と北陸本線が交わる交通の要衝・
米原駅にて店頭販売されていた駅弁、
湖北のおはなし
米原駅前にて
東海道本線全通(明治22 1899年)当時から
駅弁販売を続ける老舗・井筒屋が送り出す、
滋賀県の味覚と魅力がたっぷり詰まったお弁当。
お値段1個1,200円ナリ。

丈夫さと運びやすさ(軽さ)を両立した
風呂敷風包み紙の中からは、
竹材が巻き付けられた上質な木箱。
製造元(井筒屋)の本気度を感じます!

竹材をはぎ取り、被せられていたフィルムをはがせば、
中から湖北の味覚がこんにちは!
あっさり鴨肉に辛味の効いた粒コショウで
パンチを加えた鴨のろーすと(原文ママ)を筆頭に、
・ゴマをまぶして鍬焼き※にした、「かしわ」(鶏肉)
・東近江市の名刹・永源寺(えいげんじ)にて
修行僧に食されて来たという、コンニャク
・ふっくら焼き上げられた、玉子焼き
・ネギとおあげを和えた、濃厚な゛ぬた″
・毎年十五夜(お月さまの夜)にお供えされるという、小芋丸煮
・漬物として、竹竿で天日干しにされた梅干し、山ごぼう、
赤かぶら
といった「湖北のごちそう」を搭載。
これにモチモチ食感のごはんの上に
山菜、枝豆、クリ、黒豆を載せ、
さらに箱の底に桜の葉を敷き詰めることで
薫りと風味をプラスした白おこわと
多士済々な顔ぶれ!
一箱に詰め込まれた心からの「ご馳走」の数々に、
大満足の「旅後の贅沢」となりました♪
※鍬焼き・・・くわやき。肉食を禁じた昔の日本で、農家の人が
農具の鋤(すき)や鍬(くわ)を鍋代わりにして肉類を食べた、
という逸話に基づく調理法。
現在ではフライパンを用いて炒め焼きする手法となっている。
すき焼きの親戚みたいなもの。

次回からは、新編突入!
琵琶湖西岸、比良山系の一峰に造られた
高原リゾート・びわこ箱館山から望む景観と
山上の様子を、三回に分けてお届けします!
参考:菓匠 禄兵衛
冨田酒造 公式ホームページ
手前板前