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越前旅1 ~敦賀駅と「敦賀シンボルロード」~

敦賀 13
昨日行われた、東京オリンピック2020
男子サッカー決勝戦!

サッカー王国・゛カナリア軍団″こと
前回(2016年リオ大会)大会王者・ブラジルと、
流麗なパスサッカーで2000年代後半~2010年代前半をリードした
゛無敵艦隊″・スペインという
ファイナルの舞台に相応しいカードは、
大国の意地がぶつかり合う拮抗した戦いに。

延長戦にもつれ込む熱戦となりましたが、
延長後半3分に生まれたマウコムのゴールで勝負アリ。
母国開催のリオデジャネイロ大会に続いて、
見事連覇を達成しました!

一歩も引かない戦いぶりを見せてくれた両者でしたが、
勝敗を分けたのは監督の采配

疲労のためかスペイン代表選手たちの足が鈍った
前半半ば以降、
・ボールホルダーを囲みながら、サポートに入る選手へのパスコースを遮断
                  ↓
・半端になったボールを奪い、空きがちなサイドのスペースを活用しながら
敵陣へ侵攻し、フィニッシュに繋げる
という「守→攻」の切り替えが効果的に働き、
優勢に試合を展開。

延長戦に入って初めて切られた交代カードも効果的で、
特に左サイドに投入されたマウコム
一瞬で対敵を置き去りにするスピードでスペインの大きな脅威となり、

決勝点の場面もロングボールに反応したマウコム
スペインDFバジェホ)との「速さ比べ」を制して
そのまま置き去りに。
GKとの一対一も追いついて沈め、
王国に二大会連続の金メダルをもたらしました。

要所要所で持ち前のテクニックを発揮し、
一瞬のスキを突いて同点に追いついたスペインも流石でしたが、
「120分の戦い」も見越して「戦術」と「変化」を用意していたブラジル
一枚上手を取った、という印象を受けた一戦でした。
おめでとう、ブラジル代表!


昨年末より続いた地獄のような日々を抜け、
ようやく訪れた解放の時!

゛湖と歴史の国″・滋賀県での半年間の暮らしを経て、
しばしの゛自由″を手にした私。
向かうはお隣・福井県!

日本海に面し、関西に近接した地理的条件と開けた地勢から、
古より広範に及ぶ交易と進んだ文化が花開いて来た
北国の交差点(クロスロード)

には東尋坊や三国港、越前海岸といった景勝地に海の幸
内陸には名刹・永平寺(えいへいじ)や一乗谷朝倉氏遺跡、
丸岡城などの史跡、さらに「古代ロマン」・恐竜など、
様々な魅力を持った豊かな風土!

今回からはそんな福の国を巡りながら
歴史と風土、食と文化に触れた、
9泊10日(地元・福岡県までのフェリー泊含む)の旅の様子を
たっぷりとお届けします!

文字通り「休む間もなく」働き続け、寮に戻れば倒れるように眠る・・・

そんな地獄のような日々からようやく解放された私。
半年間お世話になった滋賀県竜王町を離れ、
まずは4月に訪れた長浜市域の宿場町・
木之本宿(きのもとしゅく)で一泊!
敦賀 1

敦賀 2


敦賀 3
二月前の旅の記憶を呼び起こしながら軽く散策を楽しみ・・・

6.6 Sunday
ついに滋賀県を離れる日がやって来ました。
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この日は早起きしてから宿場町のシンボル・「木之本地蔵院」に参拝。
木之本の地と湖国・滋賀県と所縁を結べたことへの
感謝を述べて・・・
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町の玄関口・木ノ本駅(なぜか宿場町とは字が異なる)へ!
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ここからローカル色漂う北陸本線の普通列車に揺られ・・・
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これまた二月前(4月)に訪れた賤ケ岳余呉湖を眺めながら
駆け抜けること20分あまりで・・・
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最初の目的地・敦賀市の玄関口となる敦賀駅に到着!

同駅が属する北陸本線は、琵琶湖西岸を進む湖西線とともに
関西~北陸(日本海側)を結ぶ「大動脈」。

その中でもここ敦賀駅は重要な駅の一つとなっており、
同線内を走る普通列車はこの駅を境に米原・長浜方面へ向かう南行きと
福井・芦原温泉(あわらおんせん)へと向かう北行きとに
系統分離する他、

京阪神地区へと直通(!)する新快速が発着し、
北陸特急サンダーバードしらさぎ)も大部分が停車。
さらに若狭地域を通って丹後・舞鶴に通じる小浜線も発着する等、
嶺南(れいなん)地方の代表駅となっています。

また敦賀駅構内を境に電化方式が変わる
直流交流)のも、重要なポイント!
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当初予定よりも遅れながら、令和6(2024)年春の延伸開業を目指して
各所で工事が進行中の、北陸新幹線
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敦賀駅はその新たな延伸区間(金沢~敦賀間)の終点として
位置づけられており、
駅周辺でも高架橋と駅施設の建設が急ピッチで進められています。

上写真は新幹線駅舎の建設予定地で、
北陸新幹線最大規模となる
新幹線ホーム、コンコース、在来線へのスムーズな乗り継ぎを可能とする
特急専用ホームの3フロアを有する巨大駅舎が出現予定。
(その巨大かつ複雑な構造が、
遅延の要因ともなってしまっていますが)

一方こちらの写真は福井・金沢方の高架橋を写したもので、
3年後にはこの奥から進入して来た列車が敦賀駅へと入線し、
日本海の港町へと降り立つ人、
在来線へと乗り継いで東海近畿各地方を目指す人が行き交う光景が
展開されるものと思われます。
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駅のホームに設置されたベンチに、居座る先客。

福井県は恐竜王国と称されるほど
恐竜の発掘が盛んな土地柄であり、
今や年間80万人(コロナ禍以前の数字)が訪れる
一大観光スポットとなった
同県勝山市の福井県立恐竜博物館を中心に、
積極的な発信と観光誘致を展開。

県内各所の駅や観光スポットには実際に発掘された肉食恐竜
(フクイラプトル)をモデルとした恐竜博士が設置され、
PRと記念撮影を兼ねた『人気スポット』となっています。
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敦賀駅舎外観。

現在の駅舎は戦災によって焼失した2代目駅舎、
その跡地に建てられたバラック式の簡素な3代目駅舎に代わり、
昭和26(1951)年に建造された4代目

「北国の玄関口」として半世紀以上の歴史を有している
「ベテラン駅舎」ですが、
平成22(2010)年を目途に敦賀市が
北陸新幹線延伸計画に合わせた駅舎の改築を計画。

しかし金沢以西の工事計画が策定されていないことを憂慮した
JR西日本の意向により改築計画は凍結され、
現駅舎に大規模リニューアルを施すことによって
フロアの拡張や観光案内所の拡充、
跨線橋の新設によるバリアフリー化などが図られることとなりました。

そうして出来上がった「改・4代目駅舎」は、
待合室や売店・飲食店等の駅の補完的役割と
観光案内所・土産物店など「敦賀観光の出発点」としての役目を兼ねた
複合施設・オルパークを併設。

2代目駅舎をイメージした施設をガラス張りの外壁が覆った、
「レトロモダン」な造りに仕上がっています♪
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駅舎のリニューアルに合わせて、
大規模な改修がなされた駅前広場。

その一角に建てられた銅像は、
SF大作を始め、数多くの漫画作品を世に送り出した
昭和の大アーティスト・松本零士(まつもと れいじ)氏の
代表作の一つ・銀河鉄道999(ぎんがてつどうスリーナイン)を
モチーフにしたもの。
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モニュメントの中心に並んで立っているのは、
「永遠の命」への憧憬を胸に、銀河を渡る
「超特急」・999号に乗り込むことになる主人公、
星野鉄郎(ほしの てつろう)と、

鉄郎を999号の旅へと誘い、様々な出来事に遭遇しながら
旅路を共にする「謎の美女」・メーテル
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二人の背後には、管を巻く金属部品を辿り、
今まさに遥かな銀河へと旅立たんとしている999号

機関車足回りの動輪や補機類、炭水車に積まれた石炭、
客車の窓や屋根上の機器等、
劇中そのままの姿や質感が再現された
素晴らしい出来栄え!

999号は、星の海を渡り地球と
遥か彼方に煌めくアンドロメダを結ぶ銀河超特急で、
銀河を駆ける列車では最速を誇る花形列車。

外観は実在したC62形蒸気機関車をモデルとしていますが、
・動力機関は地球と約250万光年離れたアンドロメダ銀河を
走破可能な「超次元機関ボイラー」・GR-0999-SV型
・防御装備として「耐エネルギー無限電磁バリヤー」を搭載
・宇宙海賊の襲来に備え、「ブラックホール砲」を積載した武装車両を
連結可能。
・列車のスムーズな運行と「完全自動運転」を実現すべく、
高度な思考能力を有した人工知能(今でいう「AI」)を装備

とわれわれの知る蒸気機関車(SL)とはかけ離れた
スペックを誇ります。

(人知を超えた広さを有する宇宙空間を渡るには、
このくらいのスペックが必要なのでしょう。
というか昭和50年代に「人工知能の活用」という
技術の進歩を予見した松本零士先生、スゲェ!)
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駅前広場には、999号の前頭部を模したモニュメント
(「煙室扉」と形式・製造番号を示すプレートは省略されていますが)も
設置されています。
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敦賀駅前からアルプラザ敦賀前を通って、
「越前国一之宮」・氣比神宮(けひじんぐう)へと至る
約1kmの間に続く商店街・敦賀シンボルロード

本来ならば敦賀市街のメインストリートと呼び得る
重要な通りのハズですが、
コロナ禍中のご時世故か、閑古鳥が絶好調で鳴いています(泣)
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そんな「閑古鳥」の鳴き声もどこ吹く風で一献傾けているのは、
松本零士先生のもう一つの代表作、
宇宙戦艦ヤマトの登場人物・
佐渡酒造(さど さけぞう)

地球を滅亡の危機から救うため遥かな航海へと旅立つ
宇宙戦艦・「ヤマト」に軍医(杜氏ではない)として乗艦。

戦闘中や負傷者に対する施術の最中でも飲酒を欠かさず、
医療用エタノール(!)に水を加えたオリジナル酒・
「ヤマトカクテル」を愛飲する部類の酒好きアル中)ながら、
医者としての腕は確か。
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銅像の台座に取り付けられた銘版には、
モニュメントの人物やシチュエーションに付いての説明の他、
松本零士先生のサインが書き加えられています。

「敦賀シンボルロード」に松本零士作品のモニュメントが設置される
きっかけとなったのは、平成11(1999)年に訪れた、
敦賀港開港100周年

敦賀市では街の発展と国際交流の始まりとなった
開港以来の歴史を記念して、
市の「目抜き通り」である敦賀駅前~相生町通りのの整備事業・
シンボルロード化事業を発案。

整備された道路に敦賀市の将来都市像
(世界とふれあう港まち、魅力あふれる交流都市敦賀)を
描くことを目指し、同市のイメージである
・科学都市敦賀
・歴史を引き継いだ敦賀港
・鉄道の要衝・敦賀駅
と将来ビジョンを重ね合わせた松本零士作品の
キャラクター像27体を設置することで、
敦賀市のイメージアップを図りました。
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アルプラザ敦賀の前、
白銀交差点を右に進んだ先にも・・・
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「宇宙戦艦ヤマト」の主人公・古代進(こだい すすむ)と
ヒロインの森雪(もり ゆき)
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作中の登場人物や名場面を描いたモニュメントが点在し、
「零士ワールド」に浸りながらの移動が
可能となっています♪
(反対側の歩道には、「銀河鉄道999」のモニュメントが
点在しています)
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「シンボルロード」沿線のバス停も、「零士ワールド」全開!
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約1kmの「シンボルロード」の旅。
その終着点で「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントとともに
出迎えてくれたのは、
未知の領域への航海に欠かせない調査・分析担当として
「ヤマト」に乗艦したロボット・
アナライザー

いかにも「ロボット然」とした外見ながら
豊かな情緒を持つ「マスコット」が、
案内人として来訪者を「シンボルロード」へ
誘ってくれます♪
気比神宮 1
「敦賀シンボルロード」を抜けた先に、朱塗りの鳥居!
この向こうに、゛越前国一之宮″・氣比神宮(けひじんぐう)が広がります!

参考:敦賀市
    福井県立恐竜博物館 公式ホームページ
    トリップエディター
    Wikipedia

敦賀シンボルロード

アクセス
JR敦賀駅から徒歩約1分

越前国一之宮・氣比神宮まで
徒歩約15分

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。