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越前旅7 ~敦賀赤レンガ倉庫・レストラン館+α

コロナ禍並みの出口の見えないトンネル
化してしまった感のある、連日の

私の住まう「晴れの国」・岡山県でも
既に一週間以上青空の見えない日が続いており、
一週間先までも晴れマークはゼロ

異常とも言える長雨は既に広範囲に
甚大な被害と影響を及ぼしており、
被災地域へのさらなる被害の拡大
次なる災害の発生が懸念されるところです。

一日も早い被害地域の復旧と日常生活の回復、
そしてストレス下に晒される人々の心の平穏のためにも、
晴れ間が戻って来ますように。
(そろそろ青空が見たい~!><)

―ここから本文―
敦賀港沿岸、戦前の敦賀港の様子を今に伝える
数少ない現存建築・敦賀赤レンガ倉庫
敦賀赤レンガ倉庫 7
前回は二つあるレンガ倉庫の一つ・北棟を改装した
ジオラマ館にて、
大迫力の「港と鉄道のジオラマ」・
ノスタルジックジオラマを鑑賞!

大満足で「ジオラマ館」を出まして・・・
敦賀赤レンガ倉庫 2-1
お隣・南棟を活用して整備された、
レストラン館へ!

縦長の空間を仕切った通路の両側には
敦賀赤レンガ倉庫 2-2
地元の牛乳や卵を使い、
「オープンキッチン」スタイルで焼き上げられる
焼立てチーズタルトや各種スイーツ、
越前若狭名物浜焼さばを使ったボリュームたっぷりの
サンドウィッチ・saba(サバ)サンドやパスタ、
ドリンク類を提供するカフェスペースと、

敦賀・福井の名産品を販売する
土産物スペースが併設されたカフェ&ショップ、
赤れんがcafe
敦賀赤レンガ倉庫 2-3
地元産の食材と世界各地より選りすぐった
食材やスパイスを組み合わせた、
かつての「開港場」を思わせる創作イタリア料理が楽しめる
Sogno-Poli(ソニョーポリ)
敦賀赤レンガ倉庫 2-4
レストラン施設で「鉄板」とも言える和食を扱いながら、
「見る楽しみ」「食べる楽しみ」「行く楽しみ」
食とエンターテイメントの融合というテーマを掲げ、
挑戦的な試みを取り入れた海鮮料理店・
海鮮Dininning(ダイニング) 生け簀の甲羅
(いけすのこうら)の、3店舗が営業中。

今回はこちらの「生け簀の甲羅」にお邪魔して、
前日に続いて新鮮な海産物を頂きます♪
敦賀赤レンガ倉庫 2-5
店内に入ると、カウンターに囲まれた店舗中央に
大きな生け簀が出現!

その中には水揚げされたそのままの状態で活かされた
魚やカニ、貝類などが泳がされ、
調理に合わせてすくい上げスグに調理するという、
エンターテイメント性溢れたサービスが展開されています!
敦賀赤レンガ倉庫 2-6
そんなお店で頂いたのがコチラ、
本日の海鮮丼1,580円。
敦賀赤レンガ倉庫 2-7
たっぷり盛られた酢飯の上には、
その日選ばれた活きのいいネタの数々!
・イカ
・マグロ
・サーモン
・ブリ
・有頭エビ
・釜揚げしらす
・カニ
が彩り豊かに盛り付けられた、味わいたっぷりの海鮮丼!
二日続けての゛海の幸″・堪能させて頂きました♪
敦賀赤レンガ倉庫 2-7.5
食事を終え、お手洗いへ。

二棟のレンガ壁の間、
フリースペースに面した場所に設置されています。
(なかなかなオシャレ空間♪)
敦賀赤レンガ倉庫 2-8
赤レンガグルメ」を味わった後は、屋外へ移動。

北棟(ジオラマ館)の隣、レンガ壁に寄り添うように置かれた
鉄道車両は、キハ28 3019

1960年代に開発・製造された急行形気動車(ディーゼルカー)・
キハ28形のうちの一両で、
昭和43(1968)年に「キハ28 1019」として
富士重工業(現 スバル)にて落成。

落成当初は姉妹車である「1020号車」とともに
福知山機関区(現 福知山電車区)に配属され、
北近畿地区を走る急行丹波急行丹後として活躍。

昭和46(1971)年には豊岡機関区(現 豊岡列車区)へ転属となり、
引き続き北近畿地区や関西―山陰方面の
急行列車に充当されました。

同51(1976)年、各地の鉄道車両の冷房化の流れから
「1019号車」にも冷房化改造が施行され、
冷房用の発電装置を搭載。
車番も冷房化工事施工グループに組み込まれ、
キハ28 3019へと変更されました。

JR化後もJR西日本所属車として
非電化区間の急行や普通列車用として
使われ続けた同車でしたが、
北近畿方面の各線で電化が進行したことから
運用を失い、平成12(2000)年3月付で廃車

30年あまりの現役生活を終えることとなりました。
敦賀赤レンガ倉庫 2-18
現役を退いたキハ28 3019
僚車たちが相次いで廃車・解体される中
静態保存(機械類が、本来の用途としての動作・運用を
前提としない状態で保存されること)されることとなり、

しばらく和歌山県白浜町のテーマパーク・
アドベンチャーワールド
しばらく屋内展示されていましたが、
2010年代になってから解体・撤去が決定。

風前の灯火となってしまった
キハ28 3019でしたが、
同車の解体を惜しんだ大阪府大阪市の土建会社・
アチハ株式会社が引き取り手として名乗りを上げる形で
平成28(2016)年に搬出作業が行われ、
同社に保管されることとなりました。

翌平成29(2017)年に敦賀市で開催された
敦賀鉄道フェスティバルでは、
アチハ株式会社も協賛企業の一つとして参加。

その縁でキハ28展示が実現すると、
これを契機として小浜線急行わかさとして
走った経歴もある同車を市で保存すべき、
という機運が高まり、
敦賀市が「鉄道遺産」として保存・取得することが決定。

翌30(2018)年に改めてゆかりの地である敦賀市に
移設・設置されました。
敦賀赤レンガ倉庫 2-9
8年間、のべ1,828両が製造された、キハ28

3019」号車はその製造末期に
18次車として製造されたもので、

運転台部分の側面まで回り込んだパノラミックウィンドウ
前面下部に取り付けられた排障器(スカート)
メンテナンスがしやすいよう、外部から取り外し可能な
外はめ式尾灯(テールランプ)
暖地向けにスリットの入れられたタイフォン(警笛)カバー
などの特徴が残されています。

特にパノラミックウィンドウとスカート
両方の特徴を備えた「完全な」形の保存車両は、
この3019号車唯一のものなのだとか。
(希少だ・・・!)
敦賀赤レンガ倉庫 2-10
右側(車体からみたら左側)運転台窓下には、
急行わかさ」のヘッドマーク。
敦賀赤レンガ倉庫 2-11
30年超の力走を支えた台車。

写真のDT22形は軌道に動力を伝達する、
いわゆる動台車

これと後位側に取り付けられた動力を持たない台車・
付随台車であるTR51形台車を組み合わせることで、
線路条件の悪い非電化区間
力走していました。
敦賀赤レンガ倉庫 2-12
床下機器類。

製造から半世紀が経過した同車ですが、
市による保存のためか丁寧な整備がされているようで、
新車同様にピカピカな状態が保たれています♪
敦賀赤レンガ倉庫 2-13
キハ28の動力源、DMH17Hディーゼルエンジン。

特急から急行・普通用気動車まで幅広く採用された
DMF17系エンジンの改良型で、
直列8気筒、定格出力180馬力・1500回転のスペックを発揮して、
最高95km/hの走りを支えていました。

ちなみにキハ28形は大まかにキハ58系と呼ばれるグループの
一形式に区分されているのですが、
キハ58と呼ばれるグループとは
エンジン搭載機数キハ58は一両につき二基、
キハ28は一基)が大きな違いとなっています。
敦賀赤レンガ倉庫 2-14
車体側面全景。

「急行型」らしい20m(21,300mm)級の
長車体を持つ、キハ28
横から見ると、その長さが際立ちますね。
敦賀赤レンガ倉庫 2-15
車体後部。

左下に形式(キハ28)、自重(38.1t)、
換算両数※(積載4.0t、空車3.5t)、
検査年月(平成11年4月)と施工した場所
(鳥取県・後藤総合車両所)を記載。

一方右下の銘板には車両を発注・保有していた
「日本国有鉄道(国鉄)」と製造元を示す
「名古屋 日本車輛 昭和43年」の
表記が残されています。
(富士重工じゃないのか・・・?)

※換算両数・・・鉄道の運転業務で用いられる、重量の単位のひとつ。
実際に連結されている車両数とは別に
車両の重量を考慮した数値として用いられ、
列車として組成された場合、編成内の各車両の換算両数を加算することで
その列車のおおよその全体重量を算出できるようにしたもの。

なおこの車両、普段は一般公開されていないようで、
内部を見ることは出来ず。残念。
敦賀赤レンガ倉庫 3-1
腹を満たし、保存車両を観察した後は、
次なる「鉄道遺産」へと向かいます!

参考:敦賀赤レンガ倉庫
    海鮮Dinning 生け簀の甲羅 公式ホームページ
    さくらのレンタルサーバ
    Wikipedia

「越前旅」編
1日目
第一回 第二回 第三回 第四回
2日目
第五回 第六回

敦賀赤レンガ倉庫

レストラン館
9:30~22:00

休館日
水曜日(祝日の場合その翌日)、
年末年始(12/31~翌年1/2)

海鮮Dinning 生け簀の甲羅
営業時間
◆4月1日~10月末までのカニのオフシーズン
【月/火/木/金/土/日】
<昼の部>11:00~15:00(ラストオーダー14:30)

◆11月1日~3月末までのカニシーズン
【月/火/木/日】11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
【金/土】
<昼の部>11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
<夜の部>18:00~22:00(ラストオーダー20:00)

定休日
水曜日

ご予約・お問い合わせ
〒914-0072
福井県敦賀市金ケ崎4-1
TEL
0770-47-6338

アクセス

北陸自動車道敦賀ICより 約10分
JR敦賀駅より 約9分

駐車場(無料)
普通乗用車 約60台
大型バス 3台

公共交通機関
JR敦賀駅より
ぐるっと敦賀周遊バス 「赤レンガ倉庫」バス停下車スグ
松原線
「金ケ崎緑地」バス停下車

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。