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越前旅12 ~福井駅と「恐竜広場」~

粛々と幕を開けた2021年もとうに半ばを過ぎ、
コロナに流されて行った8月から
次なる暦となる秋・9月へ!

食欲の秋、読書の秋・・・
過ごし方はさまざまですが、
安心して旅路を巡れる「旅の秋」の到来は、
まだ先のこととなりそうです。

激動の一年も残すところ3分の1ほど。
早送りのように過ぎ去る日々、
ページを繰るように減り行く時間の中で、
どれだけのを残せるでしょうか。


今年6月の旅模様を亀のように綴っております、
越前旅編。
3日を過ごした港町・敦賀を出て、
次の街へと参ります!

6.9 Wednesday
恐竜広場 1
福井県入り4日目の朝は、
これまで同様敦賀市の玄関口・
敦賀駅からスタート!

ただしこの日は3日間お世話になった
ぐるっと敦賀周遊バスではなく、
初日以来の利用となるJRでの、プチ列車旅。
恐竜広場 2
福井・金沢方面行きの3番のりばから、
福井行きの普通列車に乗車して、まずは一駅。
恐竜広場 3

恐竜広場 4
静かな山間に在る無人駅・南今庄駅に降り立ち
恐竜広場 5
北陸新幹線延伸で見られなくなるであろう
特急列車通過シーンを撮りながら、
一時間ほど滞在。

そこから再び普通列車に乗って・・・
恐竜広場 6
県都・福井市の玄関口、福井駅に到着!

切り欠き式ホームを有する2面5線、
ターミナル駅として十分な設備を有する
゛県都″の中心駅は、

関西・東海地方へと直通する北陸特急
全列車が停車することで
大阪・名古屋都市圏まで二時間程度、
お隣・石川県の金沢へは45分あまりで移動可能。

大半の普通列車がこの駅を境に
敦賀方面行き、金沢方面行きとで系統分離され、
さらに一乗谷・越前大野方面へ向かう
越美北線(えつみほくせん)が
発着する等、重要な運行拠点として機能。

また芦原温泉・三国、永平寺・勝山方面へも
第三セクター・えちぜん鉄道に乗り換えることで
アクセスが可能となっており、
県内鉄道網の根幹と呼んで差し支えない
機能と風格を兼ね備えています。
恐竜広場 7
恐竜王国」の中心地であり、
恐竜の発掘と発信が盛んな勝山市への
乗り換え駅ともなっている、福井駅

コンコースには恐竜をテーマとする
記念撮影スポットが置かれている他・・・
恐竜広場 8
福井県立恐竜博物館(勝山市)の
イメージキャラ・恐竜博士が鎮座する、
「ダイノベンチ」も完備され、
「恐竜王国」をこれでもかとばかりにアピール!
恐竜広場 9
平成17(2005)年に新幹線着工に先立って
高架化工事がなされた在来線駅舎も、

西口から出てみれば外壁上部は
横約45m、縦約10mの恐竜ラッピングで装飾!
恐竜広場 11

恐竜広場 12
人が行き交うロータリー前にも恐竜が飛び出す
トリックアートが描かれ、
「恐竜文化」を主張しています!
恐竜広場 10
駅舎東口では、
3年後(2024年)の延伸開業を目指して
新幹線駅の工事が進行中。
(駅周辺では、高架橋の工事も進められています)

市街地中心部に在るが故の用地の不足や
隣接するえちぜん鉄道福井駅
先に高架化工事を完工してしまったために、

新幹線駅としては全国的に珍しい
通過線を持たない島式ホーム・一面二線
小ぢんまりとした設備となる予定。

恐竜広場 13
近い将来を見据え、精力的な開発と発展が
続けられている福井駅

その駅前の名物となっているのが、
西口前面に広がる、恐竜広場

駅舎改築時には東口と対となる「西口広場」として
設定されていましたが、
平成29(2015)年の北陸新幹線金沢開業に合わせ、
「恐竜王国・福井」のアピールと観光誘致を促進するべく
リニューアルを実施。

同28(2016)年に「恐竜広場」として
落成を果たしました。
恐竜広場 14
その目玉となるのは、福井県内で発掘された
恐竜たちの生きた姿を、
実物大で再現した復元模型・
恐竜モニュメント

広場を囲むようにして3体のモニュメントが配置され、
恐竜たちが闊歩した、1億数千年前・
白亜紀前期の様子を再現。
(周りの「都市都市」した景色は気にしてはいけない)

想像の鳴き声が流され、
限定的ながら可動式であるなど、
臨場感をもたらすための工夫が凝らされています。

その中でもひときわ存在感を放っているのが、
このフクイティタン

長~い頸(くび)と大柄の身体が特徴の
竜脚類
(りゅうきゃくるい。アパトサウルス、ブラキオサウルスなどが代表例)
と呼ばれる草食恐竜で、
全長10m、全高6m、推定体重5~10t。

竜脚類でも頭部が比較的小さく、鼻腔が大きい、
ティタノサウルス形類と呼ばれる種類に
分類され、その中でも特に小型の部類に入るそう。

平成17(2005)年に勝山市で行われた
発掘調査にて発見され、
同22(2010)年に論文が出版。

これにより日本で最初に学名が付けられた竜脚類
となりました。

名前の意味は「福井の巨人」。
深いグレーの体色は、
哺乳類最大の陸生成物であるゾウをモチーフに
イメージされたものでしょうか?
恐竜広場 15
恐竜軍団2体目は、その名もフクイサウルス

全長4~6m、推定体重450~900kg。
白亜紀前期に生息していた
鳥脚類(ちょうきゃくるい)と呼ばれる
草食恐竜の仲間で、
イグアノドンなどと同種に当たります。

平成15(2003)年に勝山市にて全身の骨格が
良好な状態で発見され、
新種の恐竜として認定されました。
学名の意味は「福井のトカゲ」。
恐竜広場 16
軍団3体目は、派手な体色(とラリった目)と
鋭い爪が目を引く、フクイラプトル

全長4.2m、推定体重300kg。
白亜紀前期に生息していた
獣脚類アロサウルス類ネオベナトル科に属する
肉食恐竜で、
肉食恐竜としては小型な部類。

名前に「ラプトル」と付いているため
映画「ジュラシックパーク」シリーズで有名な
ヴェロキラプトルを連想するかと思いますが、

実際にはラプトル類のような後肢ではなく
前肢に大きなカギ爪が付いていたことが判明したため、
アロサウルス類に分類されました。

勝山市の手取層(てとりそう)と呼ばれる
白亜紀の地層から発見され、
平成12(2000)年に日本初の肉食恐竜として
命名・認定。

学名の意味は「福井のドロボウ(or略奪者)」。
恐竜広場 17
こちらは地層から発見されたただの石
・・・ではなく、恐竜の足跡化石を複製したもの。

右が肉食恐竜獣脚類(フクイラプトルか?)、
左が草食恐竜アンキロサウルス類
足跡となっています。
(割といろんな種類の恐竜が生息していたようですね)

大きさはそれぞれ長さ64cm、幅53cm(獣脚類)、
同25cm、幅35cm(アンキロサウルス類)ほどで、
種類や生態によって形と大きさが異なるのが、
おもしろい。

もちろん実物ではないので、
直に触って化石の感触や
恐竜の大きさを実感することも可能です!
恐竜広場 18
こちらは「フクイサウルス」など鳥脚類のもの。

スマホと比べてみると、その大きさが分かります。
恐竜広場 19
恐竜広場で「恐竜体験」を楽しんだ後は、
ショッピングセンター・プリズム福井へ!
恐竜広場 20
福井駅のホーム下、一階部分に広がる複合施設で、
定番の福井みやげや飲食店、
食品スーパーなどが入居。

お土産選びや食事、お買い物と、
観光客・地元の人双方に需要を持った
店舗構成となっています。
恐竜広場 21
そんな「プリズム福井」で立ち寄ったのはコチラ、
おそばだ うどんだ 越前

福井県内に中華料理やラーメン屋、
コーヒー店などを展開するピリケングループ
(゛ビ″ではない)の一店舗で、
越前おろしそばやソースカツ丼、焼き鯖寿司など、
福井県の名物料理を中心にラインナップ。

料理を提供する器にも越前焼きを用いる等、
食事とサービスへのこだわりが光る、素敵なお店。
恐竜広場 22
落ち着いた内装の店内に腰を落ち着け、
美味しいお茶を頂きながら、待つこと数分。

越前焼きの器に盛られ、
お盆に載せられた料理がやって来ました!
恐竜広場 23
福井市到着一食目としてチョイスしたのは、
福井名物・ソースカツ丼

福井駅近くに総本店を構え、
県内に18の支店を展開する人気店・
ヨーロッパ軒の創業者である
高畠増太郎(たかはた ますたろう)が
東京で開かれた料理研究会にて
発表したのが始まり、

とされる(諸説アリ)福井県屈指の名物グルメ
恐竜広場 24
存在感たっぷりに盛り付けられたソースカツは、
薄めに切り揃えられた豚肉に、
たっぷりのパン粉をまぶして揚げたもの。

見た目の割に脂っけは多くなく、
甘辛いソースも相まって、
アッサリ、サクサク食べられます!
恐竜広場 25
ランチタイムにサービスされるコーヒーと一緒に、
上品な味わいの抹茶アイスもチョイス!

抹茶の風味を残しながらもクドさの無い
あっさり和スイーツで、お口直し♪
「福井グルメ」、頂きました!
恐竜広場 26
存在感たっぷりのフクイティタンに見送られ、
福井散策へ、出発!

参考:福井県
    プリズム福井
    ピリケングループ 公式ホームページ
    図鑑/恐竜のしっぽ
    古生物わっしょーい! ひとり古生物まつり
    Dearふくい|福井県のローカルメディア
    Wikipedia

福井駅西口広場(恐竜広場)

モニュメント稼働時間
9時~21時
※うち30分ごと、1日25回の特別演出を実施
(知らなかった・・・!)

ライトアップ時間
日没頃~22時

アクセス
JR福井駅下車 西口を出て駅前ロータリーを右手に。
※横断歩道を渡る必要アリ

おそばだ うどんだ 越前
営業時間
10:45~21:00(LO20:30)

定休日
年中無休

予約・お問い合わせ
0776-29-1660

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。