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美観地区巡り2 ~「レジェンド新幹線」で往く、山陽路!(車窓編)~

ついに戻って来ました、
「工場勤め」の日々!

まだも明けきらぬ毎朝5時過ぎに起床し、
黄色い電車に揺られて倉敷駅へ。

さらにそこから乗り換え、
7時30分頃に職場へ到着。

8時過ぎから始業し、夕刻17時まで
黙々と、機械の如く踊り(働き)続ける・・・
ああ、なんと退屈で心躍らない
時間と日常であることか。

これが「旅の手段」を得るための
過程であることは分かっている。

しかしこの「身の毛もよだつ退屈」に
身を浸している己に、
「唾を吐きかけたい」心持ちになってしまうのは、
もはや如何ともしがたい「自由人」たる私の、
心の訴えであり、叫びであるのでしょう・・・

「〇ー〇〇」からのお返事は、
まだかなぁ・・・


1.本州へ!
500系 7
地元・福岡県より「伝説新幹線車両」・
500系に揺られて、
東を目指しての「鉄旅」。


11時27分、500系で運行される「こだま850号」は、
北九州および関門地域の「玄関駅」・
小倉駅(こくらえき)を発車。

349.6km、2時間45分を隔てた
岡山県倉敷市の新幹線駅・
新倉敷駅を目指しての鉄旅が始まりました!

こだま号」の小倉からの停車駅は、
・新下関(しんしものせき)
・厚狭(あさ)
・新山口
・徳山
・新岩国
・広島
・東広島
・三原
・新尾道(しんおのみち)
・福山
・新倉敷
・岡山
・相生(あいおい)
・姫路
・西明石(にしあかし)
・新神戸
・終点・新大阪

見ての通り山陽新幹線全駅に停車する
ゆったりとしたダイヤグラムが組まれており、
「日本最速の列車」・「のぞみ64号」が
博多~新大阪間を2時間20分ほどで結ぶのに対し、

抑え目の速度(速達列車は300km/h、
こだま」は285km/h)とたくさんの
通過待ち合わせのため、
こだま850号」では全区間乗り通した場合、
5時間2分を要するロングライド
なっています。
500系 2-2
小倉駅を出発した「こだま」は、
スグに長~いトンネル区間へ。

ここは新関門トンネル
(しんかんもんとんねる)

古くから本州と九州を物理的に隔て、
本州から九州、太平洋側日本海側を繋ぐ
海上交通の要所として
重要視されて来た交通路、
関門海峡(かんもんかいきょう)

山口県下関市と福岡県北九州市(門司区)が
ハッキリ目視出来るほどに近接し、
最狭部で幅500m程度しかない
狭隘な水路の直下では、

昭和17(1942)年に関門鉄道トンネルが、
昭和33(1958)年に国道トンネルが開通し、
本州⇔九州間の陸路での連絡
担っていました。

そこへ新たな交通路として開かれることとなったのが、
博多を目指して建設が進んでいた、
山陽新幹線

トンネル建設に当たっては新幹線の高速運転
対応した緩やかな勾配として、
18,713mに及ぶ全長
(うち海底区間は880m)を確保。

当時日本最長のトンネルとして
昭和50(1975)年に開通した新関門トンネルは、
のちに開通した「青函(せいかん)トンネル(約53,850m)」
などに「日本一」の称号こそ奪われたものの、
現在においても東海道・山陽新幹線では
最長トンネルとして君臨しています。

この「関門第三のエコカートンネル」を、
こだま号」は5分ほどかけて通過。
500系 2-3
11時35分、「本州上陸」を果たした「こだま850号」は、
小倉を出てから最初の停車駅・
新下関駅(しんしものせきえき)に到着!

新下関駅では4分の停車時間が設定され、
隣の通過線を後続の「のぞみ24号(N700系)」が
高速でパスして行きます。
500系 2-4
新下関駅を出発したところで、
鉄旅」の定番・駅弁タ~イム!

今回頂くのは、小倉駅にて購入した、
国産あなご牛しぐれ煮弁当!

これから向かう岡山県岡山市の弁当屋・
三好野本店(みよしのほんてん)さんで作られた、
岡山駅弁です!
500系 2-5
フタを開けると、箱いっぱいに
メインディッシュがご登場!

柔らかく、丸ごと食べられるほど
煮込まれたあなごと、
魚介系で出汁を取ったと思われる
ヘルシーな味わいの牛肉のしぐれ煮
ハーモニーを奏でる♪
(そのための魚介出汁でしょうか)

ふんわり焼き上げられた玉子焼きと、
ピリリと辛いわさび昆布が、
良いアクセントとなっています♪
500系 2-6
山口県内を疾走する、「こだま850号」。
通過待ち合わせを挟みながら、
厚狭(あさ)、新山口と停車して行きます。


2.徳山駅
500系 2-7
12時10分過ぎ、
車窓右手に煙突立ち上る工場群
見えて来ました。

列車が間もなく停車する徳山駅周辺は、
駅が所在する周南市(しゅうなんし)の沿海域から
下松市(くだまつし)、光市に掛けて広がる
国際拠点港湾徳山下松港
中心エリア。

「瀬戸内工業地域」と呼ばれる山陽・四国地方の
工業の中心地を担うこの場所には、
大手工業メーカーが生産拠点を構える他、
大型石油コンビナート・
周南コンビナートが所在。
500系 2-8
高級石材・御影石(みかげいし)の産地である
黒髪島(くろかみじま)や
「人間魚雷」・回天(かいてん)の訓練基地が
置かれていた大津島などに守られた
徳山湾沿いに、

多数の工業施設が広がっています。
500系 2-9
そんな徳山駅に、500系こだま」が入線!

ここ徳山駅では8分
長~い停車時間が設けられており、
局所的なに打たれながら待つ間に・・・
500系 2-10

500系 2-11
東京行きの「のぞみ26号」が、
水しぶきを上げながら通過して行きます。

かつての東海道・山陽路の「エース」
今では各駅停車となって、
駆け去る「後輩」たちを見送る立場に・・・

容赦のない時代(とき)の流れを感じます。
500系 2-12
12時22分、工業地帯の煙突を見上げながら、
徳山駅を発車。
(500系と追い抜きシーンの撮影、
楽しめました♪)

お隣・広島県を目指し、東へ、
東へと進みます。
500系 2-13
12時39分、
これまた5分の「追い抜き待ち」を経て、
新岩国駅を出発。

発車直後に横断するのは、
岩国市を東西に流れる
錦川(にしきがわ)

支川を含め河川延長は331.8㎢
流域面積884.2㎢の、
山口県一の大河

流域では水源となる伏流水
硬質な水質を活かした酒造りや、
今に残る日本の「原風景」の一つ・
鵜飼(うかい)が行われるなど、
周囲の景観と合わせた岩国市古来の文化
魅力となっています。

またここから少し下ったところには、
「日本三名橋」や「日本三大奇橋」にも
数えられている名所・
錦帯橋(きんたいきょう)が所在。

写真奥に見えている岩国城山
(いわくにしろやま。最高所300.4m)の
北側一帯(写真左手)には、
岩国3万石を領した吉川家
(きっかわけ。防長2カ国の主・毛利家の分家)
の居城であった、岩国城
築かれていました。


3.広島駅へ!
500系 2-14
12時50分頃、
「中国地方一」の大都市・
広島市に突入!

トンネルを抜け、太田川放水路を渡ったあたりから、
車窓いっぱいに120万人近くが暮らす大都会
街並みが広がります!
500系 2-15
12時54分、「こだま850号」は
広島駅14番ホームに入線!

ここでは9分もの長時間停車が
設定されており、
この駅を始発とする「のぞみ110号
東京行きが先発

速達列車に先を譲り、その後を追う形で
500系も巨大ターミナル駅を
出発して行きます。
500系 2-16
13時3分、「こだま850号」は広島駅を発車。

車窓左手には、貨物ヤード跡地を再利用する形で
建設された、
プロ野球チーム・広島東洋カープの本拠地、
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島の姿。


4.瀬戸内の城々
500系 2-17
13時34分、三原駅(みはらえき)に停車。

この駅は「中国地方の盟主」・毛利家を支え、
のちに豊臣政権の「五大老」にまで
名を連ねた智将、
小早川隆景(こばやかわ たかかげ。
戦国屈指の謀将・毛利元就(もうり もとなり)の三男)が
居城としていた三原城本丸跡
建てられています。

特にその新幹線ホーム
その中心であった天守台上
築かれており・・・
500系 2-18
ホーム上からは、゛天下の江戸城と同規模″とも称される、
巨大な櫓台の様子がまる見え!

(しかし「公的管理下」に在って
用地取得の必要が無かったとはいえ、
建てる場所はなんとかならなかったのか・・・)
500系 2-19
「天守台観察」に満足して車内に戻ると、
反対側(博多方)ホームに・・・
500系 2-20
ハローキティ新幹線
(500系V2編成)が停まっていました!

(発車間際に気付いたため、
ハローキティ仕様通常塗色
2並びは撮れず・・・💦)
500系 2-21
13時56分、福山駅に到着!

今度はホーム上から、福山城の雄姿!
ここから「徳川譜代」の勢威を示し、
西国大名に睨みを利かせた
五重六階の天守
(鉄筋コンクリート造による復元(復興)建築)が
見えるハズなのですが・・・
500系 2-22
巨大な「覆い」の向こう側・・・(泣)
500系 2-23
現在福山城では来年(2022年)迎える
築城400年という節目の年を前にして、
記念事業を展開中。

修復中の天守(昭和41(1966)年復興)では
耐震補強や整備と合わせて、
同天守の特徴であった城郭建築唯一となる
天守北面の鉄板張り
再現する試みが取られているそう。
(落成と公開の時が、楽しみ!)
500系 2-24
そんな訳で「ベール」に包まれてしまっている
天守の代わりに、
現存建築である伏見櫓
(ふしみやぐら。重要文化財)を撮っておく。


5.到着!
500系 2-25
14時12分、「こだま850号」は
私の目指す倉敷市の「玄関駅」
(ただし市街地中心部からは、
二駅分離れている)・新倉敷駅に到着!
500系 2-26
ここでも6分の停車時間を取って
のぞみ30号」を先発させた500系は、
ゆっくりと新倉敷駅を出発。
さらに東、阪神地域を目指し、
こだま」の旅は続きます!

参考:Wikipedia
    ふるさと納税サイト ふるさとチョイス

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美観地区巡り1 ~「レジェンド新幹線」で往く、山陽路!(車両編)~

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。