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美観地区巡り14(終) ~大商家の「本拠」・大原本邸! その3~

一昨日(12月3日)午前、
山梨県と和歌山県で前後して発生した
震度5弱地震

幸いその規模自体は大被害
もたらし得るものではなかったものの、
ともに活火山である富士山
巨大地震を誘発し得る南海トラフ
至近で発生した地震であるため、

富士山噴火の前触れでは?
という声や、
南海地震の前兆か?
という声がネットや報道で取り上げられる事態と
なりました。

(私が暮らす岡山県倉敷市でも、
震度3を記録。
業務中でしたが、足下から揺れを感じ、
頭上の電灯も左右に振られておりました 汗)

今のところ大災害に至る兆候はありませんが、
われわれ人間には計れぬ、
自然の営みのうちのこと。

いつ何時」という心構えを忘れず、
日々を送って行きたいものです。



さて、10月末より進めて参りました
「美観地区巡り編」も、
今回で最終回

かつて倉敷を拠点に大きな経済力と
影響力を行使していた大商家
大原家の人々が住まいとし、

残る建造物が全て重要文化財指定を受けている
貴重な大邸宅
大原本邸(旧大原家住宅)
ご紹介しております。



前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-445.html



大原本邸 2-1
「大原本邸」奥、
石畳沿いに続く計8棟の土蔵群
(いずれも重要文化財)を抜けた先、
屋敷の最奥に構えられているのが・・・
大原本邸 3-1
思索(しさく)の、間
と名付けられた、離れ座敷

江戸時代後期に建てられた
入母屋造(いりもやづくり)の建築物で、
桁行(けたゆき。奥行き)6.8m、
梁間(はりま。横幅)3.9m。
屋根は瓦葺きとなっています。
大原本邸 3-2
玄関で靴を脱ぎ、細い廊下を進んで行くと、
6畳のスペースが二間続きとなっている、
座敷に出ます。

ここから前面に広がる庭園を眺めながら、
7代孫三郎氏は趣味の茶の湯を、
8代總一郎氏はレコード鑑賞を楽しんでいたそうで、
「表」の喧騒から隔絶されたこの空間が、

歴代当主たちにとっての憩いの場
として使われていたことが窺えます。
大原本邸 3-3
手前のスペース(「一の間」と呼ぶべきでしょうか?)には、
掛け軸が掛けられた床の間障子
大原本邸 3-4
建材を繋ぎ合わせた釘(くぎ)を隠すための部材・
釘隠しは、
かわいらしい雀(すずめ)の形♪
大原本邸 3-5
壁面上部には、「大原本邸」の隣に建つ別邸・
有隣荘(ゆうりんそう)の外壁のような
ベンガラが使われ、
独特な色合いを醸し出しています。
大原本邸 3-6
目立たないところに露出した
壁紙の素地には、
なにやらびっしりと文字が書かれています!

職員さん曰く、不要となった文書を
そのまま壁紙として転用しているのだとか!

江戸の頃から倉敷を代表する商家となっていた
大原家ですが、
こうした見えないところでは
倹約家としての一面も
持ち合わせていたのかも知れません。
大原本邸 3-7
この「離れ座敷」最大の見どころが、
座敷から望む庭園の眺め。

この古式ゆかしい日本庭園は、
孫三郎氏自ら
作庭に携わった
という、
入魂の一作。
大原本邸 3-8
各所に配された石材燈籠
石敷きなどの人工・転用物と、
紅葉苔(こけ)が合わさった情景が、
見事!

さまざまな芸事に通じた孫三郎氏の、
美意識センスが結集されたかのような
美しさが、この庭園には詰め込まれています。

窓辺に坐ってじっくり庭園を眺めていると、
時が経つのも忘れてしまいそう
(別料金でお茶も用意されているため、
さらに寛ぐこともできます♪)
大原本邸 3-9
奥に見えている茶室もまた、
庭園とともに孫三郎氏が手掛けたもの。

周囲の情景に見事に溶け込んだ
趣ある造りですが、「ハイカラ」に染まった
總一郎氏の趣味には合わなかったようで、
孫三郎氏の逝去後には
使われなくなってしまったそう。

(ついでに現状公開も行われていない模様。
總一郎氏の時代を通して、
ほったらかし状態にでも
なっていたのでしょうか・・・)
大原本邸 1
「大原家300年」の営みが詰め込まれた、
「大原本邸」。

ゆっくりじっくり、
堪能させて頂きました♪
大原本邸 3-10
「大原本邸」を出た後は
美観地区撮り歩き 14

大原本邸 3-11

大原本邸 3-12

大原本邸 3-15
「美観地区」の情景を撮りながら、ぶらぶらと。
大原本邸 3-14
一度「アイビースクエア」に戻って
預けていた荷物を受け取り
大原本邸 3-16
倉敷駅から電車に乗り込み、
県都・岡山市へ!

住み処となることが決まった倉敷市とは、
一旦お別れ。
大原本邸 3-17
岡山駅から新幹線「さくら号」に乗り込み、
九州へと戻ります。
今回の「旅」も、ここまで!
大原本邸 3-18
ここからは、倉敷で購入して
九州へと持ち帰った、
お土産品をご紹介!
大原本邸 3-19
まず一つ目は、岡山みやげの「定番」!
桃太郎」の逸話にあやかったお菓子、
きびだんご!

今回頂いたのは、
県都・岡山市に拠点を構える
中山昇陽堂(なかやましょうようどう)
さんの一品で、

カラフルな箱の中には
プレーン
マスカット
白桃
を内包。

スタンダードな「きびだんご」だけでなく、
晴れの国・岡山」産の果実の味も合わせた、
地の味が感じられる組合せとなっています。
大原本邸 3-20
早速開封して頂いたのは、
「変化球1号」・白桃味!

餅粉がまぶされたもっちりとした食感の
お団子の中には・・・
大原本邸 3-21
白桃の風味を詰め込んだ、
ももジャムがちらり♪

これによりきびの風味と香りに加え、
のふんわり柔らかい甘味も感じられ、
幸せな心地に♪
大原本邸 3-22
続いて頂いたプレーン味は、
雑味なし、きび粉をまぶしたシンプルな、
きびだんご本来の味

これを食べれば、「ついて行きやす!」
となったイヌサルキジの気持ちも、
分かるかも(?)


もう一つの「味」であるマスカット味ですが、
九州を出立するまで開封出来ず・・・
(特に理由はないのですが 笑)

どんな味なのかは・・・
皆さまのご想像
ご実食におまかせ
します♪
大原本邸 3-23
「お土産品」のもう一品、
ぶどう女王」こと
マスカット・オブ・アレキサンドリア
たっぷり用いた、

倉敷市船穂(ふなお)のワイナリー・
ふなおワイナリー白ワインも、
しっかりと頂きました♪
門司赤レンガプレイス 1
「美観地区巡り」編も、これにておしまい!

次回からは「お引越し」前の「立ち寄り観光!」
福岡県北九州市は門司区、
門司駅前に残る文化的建造物群を
活用した文化施設・
門司赤煉瓦(あかれんが)プレイス
ご紹介します!

お楽しみに♪

参考:語らい座 大原本邸 公式ホームページ
    Wikipedia

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。