夏の日差しを浴びながら
- 2017/08/20
- 23:02
今日は年に一度、夏の打ち上げ花火、サマージャンボ宝くじの
当選番号発表日
実は私も購入いたしまして・・・見事、大外れ
まぁ、こんなもんでしょう・・・
気を取り直し、日付を巻き戻すこと一日。
昨日は松本へ降り、市内を散策。
ぶらりと歩いた昼下がりをレポート。

まず最初にやって来たのは女鳥羽川(めとばがわ)沿い。
久々の夏日に照らされ、元気よくひまわり達が咲いています。

しかし向日葵という字なのに、太陽と反対側を向いているのは
何故だろう・・・

お盆が過ぎたとはいえ、世間はまだ夏休み。
なわて通りも多くの人波で溢れています。

この日も寄ります四柱神社
人とハトで大賑わい。

川沿いをしばらく歩くと、大きな建造物が現れました。
これは念来寺鐘楼
かつてこの地に建っていたお寺の名残です。
創建は元和5(1619)年。
天台宗の寺院として庶民の信仰篤く、
一時は改築により壮大なる仏堂伽藍を誇りましたが、
明治の廃仏毀釈令によって取り壊され、
廃寺に。
時を刻むこの鐘楼のみが残されています。
この鐘楼と、周囲を取り巻く墓地の規模から察するに、
それは立派な寺院だったのではないでしょうか。
国の施策が背後にあったとはいえ、
宝と成り得たであろう文化財が失われたのは、
惜しい限り(仏具・仏像等は破壊を免れた
市内の別の寺院に移されています)。

鐘楼の軒裏には、驚くべき正確さと緻密さで
雲の文様が彫り込まれています。
建物自体も、山門かと見紛うほどの重厚さ。
建設中のイオンの裏手を抜け、住宅街へ入ると、
前方から大きな欅(けやき)の木が見えてきました。


傘のように広がる欅の下には、しっかりと
守られるようにして、小さな社が建っています。
これは槻井泉(つきいずみ)神社。
その歴史は大変古いそうで、創健年代は不明
平安時代の文書、「三代実録」が初出だそう。
御祭神はいずれも「水」と縁の深い神々で、
豊かな水に恵まれた松本らしいお社。

傍らから湧き出す泉。
こちらも社と同様、太古の昔から湧いていたそうな。
その様子は歌にも詠まれ、この辺りの地名(清水地区)の
由来ともなっています。
手水から頂いた御水は、冷んやりとして
美味!
夏の暑さも吹き飛びそうな清涼感です。

視界いっぱいに枝を伸ばし、天をも覆わんばかりの
欅の木。
周囲4.8m、高さ20m。松本市の特別天然記念物にも
選ばれています。
かつては周囲は森に覆われ、槻井泉神社も大層な
規模を誇っていたそうですが、今では太古の泉と
住宅地の中に在って窮屈そうな社、そしてこの木が
辛うじてかつての面影を保たんとしています。
またもノープランで歩いた松本市街。
しかし今回も、意外な場所で歴史と
伝統の一端に触れることが出来ました。
もうすぐ秋。
残り少ない信州滞在を、思うままに過ごしたいと
存じます。
それでは!

イオンモールも、完成間近!
当選番号発表日
実は私も購入いたしまして・・・見事、大外れ
まぁ、こんなもんでしょう・・・
気を取り直し、日付を巻き戻すこと一日。
昨日は松本へ降り、市内を散策。
ぶらりと歩いた昼下がりをレポート。

まず最初にやって来たのは女鳥羽川(めとばがわ)沿い。
久々の夏日に照らされ、元気よくひまわり達が咲いています。

しかし向日葵という字なのに、太陽と反対側を向いているのは
何故だろう・・・

お盆が過ぎたとはいえ、世間はまだ夏休み。
なわて通りも多くの人波で溢れています。

この日も寄ります四柱神社
人とハトで大賑わい。

川沿いをしばらく歩くと、大きな建造物が現れました。
これは念来寺鐘楼
かつてこの地に建っていたお寺の名残です。
創建は元和5(1619)年。
天台宗の寺院として庶民の信仰篤く、
一時は改築により壮大なる仏堂伽藍を誇りましたが、
明治の廃仏毀釈令によって取り壊され、
廃寺に。
時を刻むこの鐘楼のみが残されています。
この鐘楼と、周囲を取り巻く墓地の規模から察するに、
それは立派な寺院だったのではないでしょうか。
国の施策が背後にあったとはいえ、
宝と成り得たであろう文化財が失われたのは、
惜しい限り(仏具・仏像等は破壊を免れた
市内の別の寺院に移されています)。

鐘楼の軒裏には、驚くべき正確さと緻密さで
雲の文様が彫り込まれています。
建物自体も、山門かと見紛うほどの重厚さ。
建設中のイオンの裏手を抜け、住宅街へ入ると、
前方から大きな欅(けやき)の木が見えてきました。


傘のように広がる欅の下には、しっかりと
守られるようにして、小さな社が建っています。
これは槻井泉(つきいずみ)神社。
その歴史は大変古いそうで、創健年代は不明
平安時代の文書、「三代実録」が初出だそう。
御祭神はいずれも「水」と縁の深い神々で、
豊かな水に恵まれた松本らしいお社。

傍らから湧き出す泉。
こちらも社と同様、太古の昔から湧いていたそうな。
その様子は歌にも詠まれ、この辺りの地名(清水地区)の
由来ともなっています。
手水から頂いた御水は、冷んやりとして
美味!
夏の暑さも吹き飛びそうな清涼感です。

視界いっぱいに枝を伸ばし、天をも覆わんばかりの
欅の木。
周囲4.8m、高さ20m。松本市の特別天然記念物にも
選ばれています。
かつては周囲は森に覆われ、槻井泉神社も大層な
規模を誇っていたそうですが、今では太古の泉と
住宅地の中に在って窮屈そうな社、そしてこの木が
辛うじてかつての面影を保たんとしています。
またもノープランで歩いた松本市街。
しかし今回も、意外な場所で歴史と
伝統の一端に触れることが出来ました。
もうすぐ秋。
残り少ない信州滞在を、思うままに過ごしたいと
存じます。
それでは!

イオンモールも、完成間近!