県都・岡山を歩く5 ~名勝・後楽園!その3~
- 2021/12/19
- 15:49
神田沙也加さん、急逝
一昨日の「大阪ビル火災」に続いて
飛び込んだ、衝撃ニュース。
「母」の後を追うように「芸能界」へと飛び込み、
歌に、舞台にと活動を繰り広げてきた彼女。
近年では大ヒットを記録したデ〇ズニーの映画・
アナと雪の女王
吹き替え版にて主人公・
アナの声を演じ、
「声の演技」でも高い評価を獲得していました。
「昭和を代表するアイドル」・
松田聖子さんと、
「石原軍団の一員」・
神田正輝さんの長女という、
特殊な境遇に生きてきた彼女。
偉大な「親」を持つ「子」という世間からの目、
芸能界という世界に身を置く故のプレッシャー等
さまざまなモノとの「闘い」があったことと思いますが、
それはあくまでわれわれの想像のうち
今はただ、天に召されたであろう沙也加さんの
安息を祈ると致しましょう。

「備(び)の国の中心」・岡山市に在ります、
天下の三名園の一つ・
岡山後楽園(こうらくえん)を
散策中の私。
前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-454.html
園内中央部に聳える標高6メートルの「築山」・
唯心山(ゆいしんざん)を下りまして

山麓に佇む建物・流店(りゅうてん)へ。
ここは藩政時代、
歴代藩主が庭廻りや賓客の接待に際し、
休憩所として利用した場所。
戦災をまぬがれた現存建築でもあります。
ココの面白いトコロが・・・

建物中央に水路を通し、
庭の一部の如く石材を配した
珍奇な造り。

「流店」からの眺め。
開放的な造りは風通し良好!
足下を流れる水流も相まって、
癒し効果は抜群です!

外から「流店」(写真中央付近)を眺めて。
水流右側には花菖蒲(はなしょうぶ)の
畑が広がります。
建物近くでは庭園の手入れを担う
庭師さんたちが活動中。
炎天下(7月末訪問)での作業、
ご苦労様です。

「唯心山」東方に広がる、
蘇鉄畑(そてつばたけ)
「窒素分」の少ない土地でも成長し、
鉄分を与えることで樹勢を増すという
たくましい生育能力を有する蘇鉄は、
その「異国情緒」溢れる見た目から、
庭園樹として珍重される存在でした。
「後楽園」ではこの蘇鉄を作庭当時から
庭園風景の一部として取り込んでおり、
明治中期以降にはさらに本数を追加。
現在では畑の規模は藩政時代の
2倍近くにまで達しています。
(池田家の「お殿さま」も、
この光景を見て「南国ゥ~!」と
なっていたのでしょうか 笑)

蘇鉄畑を抜けた先に広がる池
(名前は無いようです)は

清水溢れる、美しい水場。

この池のほとりでは、
園内に二軒建てられた茶店の一つ・
さざなみ茶屋(ぢゃや)が営業中。

冷暖房完備、
快適な室内で寛げる休憩施設では、
岡山銘菓(「きびだんご」もあるよ!)と
お抹茶のセットの他、
園内で採れた梅の実を用いた
梅ジャムソフトクリーム、
岡山地ビール・独歩(どっぽ)など、
個性的なラインナップで来場者を
「お・も・て・な・し♪」

店内にはこれまた個性的な小物や雑貨

地酒などが待機中♪

ここの見どころとなっているのが、
お隣に建つ現存建築・
廉池軒(れんちけん)
「沢の池」を向くように配置され、
園内を望む好位置に建てられた茶亭は、
作庭の゛主″・池田綱政(いけだ つなまさ)公
一番のお気に入りスポット♪
残念ながら一般公開はされていないものの、
「さざなみ茶屋」にてお抹茶セット(700円)を
注文することで、
「殿さまお気に入り」のお部屋・
漣波の間(さざなみのま)にて、
お茶菓子を頂きながら寛ぐことが
可能となっています♪
ここはもちろん、突入!

こちらが「漣波の間」。
床の間が設えられた空間は、
古き良き「茶室」の趣。
ここから窓側を向いてみると・・・

室内にまぁるい光を提供する、
円窓が!

円窓の外には、「後楽園」のまぁるい風景が
広がります♪
(こういう演出は、大好き!)

こちらが漣波の間への「入城券」代わりと
なっている、お抹茶セット(700円)
季節柄、氷を浮かべて清涼感を演出した
お抹茶は、
苦みを抑え、あっさりとした、飲みやすい味。
(他のシーズンでは、「楽焼」や「備前焼」といった
上等な茶碗で提供されるそう。
そっちも味わってみたい!)

お抹茶と「ペア」で出されたのは、
岡山銘菓の「代表選手」・
きびだんご!
もち粉をまぶし、どことなく゛手作り感″ただよう
シンプルな造形の「まぁるいお菓子」は、
きびの風味感じる、これまたシンプルなお味♪
ほんのりとした甘味が、お抹茶にも
よくマッチしています♪

「円窓」越しの後楽園を眺めながらの、
ティータイム!
良き哉、良き哉♪

池越しに眺める、廉池軒。
素敵なひととき、ありがとうございました♪


「願い」を託された風鈴の下を潜り、
次の「みどころ」へと向かいます♪
参考:岡山後楽園 公式ホームページ
さざなみ茶屋
Wikipedia
さざなみ茶屋(後楽園内)
〒703-8257
岡山市後楽園1-4
営業時間
夏季(3月20日~9月30日)
8:30~17:30
冬季(10月1日~3月19日)
8:30~16:30
定休日
水曜不定休
お問い合わせ
086-272-4147
一昨日の「大阪ビル火災」に続いて
飛び込んだ、衝撃ニュース。
「母」の後を追うように「芸能界」へと飛び込み、
歌に、舞台にと活動を繰り広げてきた彼女。
近年では大ヒットを記録したデ〇ズニーの映画・
アナと雪の女王
吹き替え版にて主人公・
アナの声を演じ、
「声の演技」でも高い評価を獲得していました。
「昭和を代表するアイドル」・
松田聖子さんと、
「石原軍団の一員」・
神田正輝さんの長女という、
特殊な境遇に生きてきた彼女。
偉大な「親」を持つ「子」という世間からの目、
芸能界という世界に身を置く故のプレッシャー等
さまざまなモノとの「闘い」があったことと思いますが、
それはあくまでわれわれの想像のうち
今はただ、天に召されたであろう沙也加さんの
安息を祈ると致しましょう。

「備(び)の国の中心」・岡山市に在ります、
天下の三名園の一つ・
岡山後楽園(こうらくえん)を
散策中の私。
前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-454.html
園内中央部に聳える標高6メートルの「築山」・
唯心山(ゆいしんざん)を下りまして

山麓に佇む建物・流店(りゅうてん)へ。
ここは藩政時代、
歴代藩主が庭廻りや賓客の接待に際し、
休憩所として利用した場所。
戦災をまぬがれた現存建築でもあります。
ココの面白いトコロが・・・

建物中央に水路を通し、
庭の一部の如く石材を配した
珍奇な造り。

「流店」からの眺め。
開放的な造りは風通し良好!
足下を流れる水流も相まって、
癒し効果は抜群です!

外から「流店」(写真中央付近)を眺めて。
水流右側には花菖蒲(はなしょうぶ)の
畑が広がります。
建物近くでは庭園の手入れを担う
庭師さんたちが活動中。
炎天下(7月末訪問)での作業、
ご苦労様です。

「唯心山」東方に広がる、
蘇鉄畑(そてつばたけ)
「窒素分」の少ない土地でも成長し、
鉄分を与えることで樹勢を増すという
たくましい生育能力を有する蘇鉄は、
その「異国情緒」溢れる見た目から、
庭園樹として珍重される存在でした。
「後楽園」ではこの蘇鉄を作庭当時から
庭園風景の一部として取り込んでおり、
明治中期以降にはさらに本数を追加。
現在では畑の規模は藩政時代の
2倍近くにまで達しています。
(池田家の「お殿さま」も、
この光景を見て「南国ゥ~!」と
なっていたのでしょうか 笑)

蘇鉄畑を抜けた先に広がる池
(名前は無いようです)は

清水溢れる、美しい水場。

この池のほとりでは、
園内に二軒建てられた茶店の一つ・
さざなみ茶屋(ぢゃや)が営業中。

冷暖房完備、
快適な室内で寛げる休憩施設では、
岡山銘菓(「きびだんご」もあるよ!)と
お抹茶のセットの他、
園内で採れた梅の実を用いた
梅ジャムソフトクリーム、
岡山地ビール・独歩(どっぽ)など、
個性的なラインナップで来場者を
「お・も・て・な・し♪」

店内にはこれまた個性的な小物や雑貨

地酒などが待機中♪

ここの見どころとなっているのが、
お隣に建つ現存建築・
廉池軒(れんちけん)
「沢の池」を向くように配置され、
園内を望む好位置に建てられた茶亭は、
作庭の゛主″・池田綱政(いけだ つなまさ)公
一番のお気に入りスポット♪
残念ながら一般公開はされていないものの、
「さざなみ茶屋」にてお抹茶セット(700円)を
注文することで、
「殿さまお気に入り」のお部屋・
漣波の間(さざなみのま)にて、
お茶菓子を頂きながら寛ぐことが
可能となっています♪
ここはもちろん、突入!

こちらが「漣波の間」。
床の間が設えられた空間は、
古き良き「茶室」の趣。
ここから窓側を向いてみると・・・

室内にまぁるい光を提供する、
円窓が!

円窓の外には、「後楽園」のまぁるい風景が
広がります♪
(こういう演出は、大好き!)

こちらが漣波の間への「入城券」代わりと
なっている、お抹茶セット(700円)
季節柄、氷を浮かべて清涼感を演出した
お抹茶は、
苦みを抑え、あっさりとした、飲みやすい味。
(他のシーズンでは、「楽焼」や「備前焼」といった
上等な茶碗で提供されるそう。
そっちも味わってみたい!)

お抹茶と「ペア」で出されたのは、
岡山銘菓の「代表選手」・
きびだんご!
もち粉をまぶし、どことなく゛手作り感″ただよう
シンプルな造形の「まぁるいお菓子」は、
きびの風味感じる、これまたシンプルなお味♪
ほんのりとした甘味が、お抹茶にも
よくマッチしています♪

「円窓」越しの後楽園を眺めながらの、
ティータイム!
良き哉、良き哉♪

池越しに眺める、廉池軒。
素敵なひととき、ありがとうございました♪


「願い」を託された風鈴の下を潜り、
次の「みどころ」へと向かいます♪
参考:岡山後楽園 公式ホームページ
さざなみ茶屋
Wikipedia
さざなみ茶屋(後楽園内)
〒703-8257
岡山市後楽園1-4
営業時間
夏季(3月20日~9月30日)
8:30~17:30
冬季(10月1日~3月19日)
8:30~16:30
定休日
水曜不定休
お問い合わせ
086-272-4147