山城と城下町を歩く6 ~紺屋川通り、お散歩♪~
- 2022/01/06
- 16:44
(久しぶりに)華々しく幕を開けた
お正月・三が日も、はや終了
私自身製造業ならでは、
祝日ナシの労働体系から来る
長めの冬休みも、
今日で最終日となってしまいました😢
寂しい懐事情で遠方へのお出掛けも
思うままに行かず、
初詣や「撮り鉄」に出掛けたことを除けば、
ごく大人しい「冬休み」で
ございました(笑)
(おまけにここ数日はご多分に漏れず、
昼まで寝ての「ぐうたら生活」と
来たもんだ! 笑)
とはいえわが勤め先の復旧は
未だ不明のようでして、
半分冬休み状態が
しばらく続くものと思われます。
(反動が怖い・・・)
さて、昨年末より取り掛かっておりました
「山城と城下町を歩く」編も、
はや最終回
岡山県を流れる大河・高梁川流域、
山間に開けた街・高梁市(たかはしし)を
散策致しております。
前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-465.html
ハイライトはコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-463.html
前回記事にて「遠州流庭園」の残る古刹・
頼久寺(らいきゅうじ)を訪ねた私。
国の名勝にも指定されている名園を
拝んだ後は、高梁市内で腹ごしらえ!

やって来たのは、頼久寺から徒歩1分ほどの
トコロにある、
カフェレスト シャトー
今記事の散策ポイントである
紺屋川(こうやがわ)沿いに建つお店で、
洋風の外観がオシャレ♪

お店の方のご趣味でしょうか?
店内のあちこちにいろんな小物が置かれ、
なんだか不思議な雰囲気。
(水の入ったポットが小物群に
上手いこと紛れていたため、
店員さんに指摘されるまで
気付かなかった 笑)

そんな「シャトー」で頂いたのは、
お店の゛名物″の一つ・
雲海オムライス
サラダ、スープが付いて980円ナリ。
高梁市の゛名物″、雲海に浮かんだ「天空の城」・
備中松山城の姿をイメージした
「ご当地グルメ」で、
真ん中に浮かぶオムライスとトッピングで
臥牛山と備中松山城を、
それを取り巻くホタテ風味のクリームソースで、
街を包んだ雲海を表現。

臥牛山(がぎゅうさん)役を担当するオムレツは、
地元産の卵を使用して
分厚く、フワフワに。
その下にはアツアツのケチャップライスが
隠れています♪
雲海担当のクリームソースは、
見た目の通りまろやかで濃厚!
じっくり煮込まれたホタテの旨味と
ほんのり磯の香りも感じられ、
卵やケチャップライスと見事な調和を
見せてくれます♪

「備中松山城」部分には、
クリームソースがタップリ絡んだ
ホタテの貝ヒモ♪
お店では他にもビッグサイズの
バケツパフェが名物として
君臨しているそうで、
これを目当てにした遠方の客やテレビ取材が
入ることもあるそうな。
皆さんもホカホカランチと合わせて、
メガトン級スイーツにも
挑戦されてはいかがでしょうか?(笑)

ランチを頂いた後は、
備中松山城下町と交わり高梁川へと注ぐ清流、
紺屋川(こうやがわ)に沿ってお散歩♪

この紺屋川は備中松山城の城域と城下町を区切った
外堀の役割を果たしていた川で、
往時は右岸に武家屋敷が、
左岸には商人が居住する
本町・新町地区が並び、
防衛上の要地であるとともに、
武士と商人・町人の居住地を区分する
境界線としての役割を備えていました。
現在では紺屋町通りの名で
商店や町家が並ぶ散策路となっている他、
付近には江戸時代の歴史家にして思想家・
頼山陽(らい さんよう)と
同行した儒学者・漢学者の
菅茶山(かん ちゃざん)が訪れた
正善寺や、
幕末に長州藩士・久坂玄瑞(くさか げんずい)や
「方谷先生」を訪ねてはるばる備中松山に赴いた
越後長岡藩士・河井継之助
(かわい つぎのすけ)が投宿した花屋
(旅籠かな?)、
「方谷先生」が教鞭を振るった藩校・
有終館(ゆうしゅうかん)の跡なども点在。
その趣ある町並みと歴史的背景から、
紺屋川美観地区の名で
景観保存の試みもなされているようです。
(「倉敷美観地区」ほど
大々的かつ本格的なものでも
なさそうですが)
過去には2018年公開の
映画「ういらぶ」や、
遡って1971年に公開された
男はつらいよ 寅次郎恋歌の
ロケ地ともなっています。

清水流るる紺屋川。

川沿いには「方谷先生」の言葉を伝える石碑。

こちらのレトロな建築物は、
高梁基督(キリスト)教会堂
明治22(1889)年に建てられた
岡山県内最古の教会建築で、
県の史跡にも指定された、
由緒正しい教会堂。

狭隘な土地に居住地が拓かれたためでしょうか?
川に架けられた橋の上に、
町を守るための祠が建てられています。
(むしろ祠を建てるために
架橋された感じ)
傍らに建つ燈籠(とうろう)には、
「文化14(1817)年」の刻字が。

ここで橋の袂に建つ・・・

高梁市観光物産館 紺屋川へ。
敷地面積300㎡、木造瓦葺2階建て。
紺屋川に面して建つ土蔵を改装して
平成11(1999)年にオープンした、
観光・物産施設です。
店内には高梁市の観光情報を網羅した
観光案内所が設置されている他

備中松山城に

とってもカワイイ♪(でもなんか違う気もする)
猫城主・さんじゅーろーグッズ

紅茶やお菓子

その他特産品など、
高梁市の名産品を「イイトコ取り!」
この日の散策では特に「お買い物」する
予定はなかったのですが、
結局買い込んでしまった・・・(笑)


「観光物産館」退出後は、
立派な構えの町家を観て

高梁川のほとりから、
山の向こうに沈む夕日を眺めて、撤退!

散策の出発点・備中高梁駅から、
黄色い電車に乗って帰ります。
楽しい一日を、ありがとう!
参考:高梁市 公式ホームページ
高梁商工会議所
岡山観光WEB

それでは、この日のお土産2点、
ご紹介!

こちらの猫城主さんじゅーろー
ハンドメイド レジンは、
備中松山城で目にした
さんじゅーろーくんのかわいらしさを思い出して、
思わず(笑)購入。

袋の中に詰められていたのは、
樹脂(レジン)で成形された、
さんじゅーろーくんの後ろ姿♪
カバンやカギに取り付ければ
さんじゅーろーくんと一緒にお出掛け
している気分に♪

備中松山城が印刷された台紙は、
そのまま「思い出グッズ」にもなります♪

一緒に購入した高梁市の蔵元・
白菊酒造の大典 白菊(たいてん しらぎく)
本生冷酒は、
スーパーで買って来たお刺身とともに
頂きました♪
紺屋川美観地区(紺屋川通り)
〒716-0023
岡山県高梁市鍜冶町
アクセス
車
岡山自動車道賀陽ICから 約20分
駐車場
高梁市観光駐車場
普通車15台
大型バスも駐車可
公共交通機関
JR備中高梁駅から 徒歩約15分
高梁市観光物産館 紺屋川
〒716-0011
岡山県高梁市本町44-1
営業時間
9:00~17:00
(水曜日は13:30~)
休館日
年末年始
駐車場アリ(駐車台数2台)
お正月・三が日も、はや終了
私自身製造業ならでは、
祝日ナシの労働体系から来る
長めの冬休みも、
今日で最終日となってしまいました😢
寂しい懐事情で遠方へのお出掛けも
思うままに行かず、
初詣や「撮り鉄」に出掛けたことを除けば、
ごく大人しい「冬休み」で
ございました(笑)
(おまけにここ数日はご多分に漏れず、
昼まで寝ての「ぐうたら生活」と
来たもんだ! 笑)
とはいえわが勤め先の復旧は
未だ不明のようでして、
半分冬休み状態が
しばらく続くものと思われます。
(反動が怖い・・・)
さて、昨年末より取り掛かっておりました
「山城と城下町を歩く」編も、
はや最終回
岡山県を流れる大河・高梁川流域、
山間に開けた街・高梁市(たかはしし)を
散策致しております。
前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-465.html
ハイライトはコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-463.html
前回記事にて「遠州流庭園」の残る古刹・
頼久寺(らいきゅうじ)を訪ねた私。
国の名勝にも指定されている名園を
拝んだ後は、高梁市内で腹ごしらえ!

やって来たのは、頼久寺から徒歩1分ほどの
トコロにある、
カフェレスト シャトー
今記事の散策ポイントである
紺屋川(こうやがわ)沿いに建つお店で、
洋風の外観がオシャレ♪

お店の方のご趣味でしょうか?
店内のあちこちにいろんな小物が置かれ、
なんだか不思議な雰囲気。
(水の入ったポットが小物群に
上手いこと紛れていたため、
店員さんに指摘されるまで
気付かなかった 笑)

そんな「シャトー」で頂いたのは、
お店の゛名物″の一つ・
雲海オムライス
サラダ、スープが付いて980円ナリ。
高梁市の゛名物″、雲海に浮かんだ「天空の城」・
備中松山城の姿をイメージした
「ご当地グルメ」で、
真ん中に浮かぶオムライスとトッピングで
臥牛山と備中松山城を、
それを取り巻くホタテ風味のクリームソースで、
街を包んだ雲海を表現。

臥牛山(がぎゅうさん)役を担当するオムレツは、
地元産の卵を使用して
分厚く、フワフワに。
その下にはアツアツのケチャップライスが
隠れています♪
雲海担当のクリームソースは、
見た目の通りまろやかで濃厚!
じっくり煮込まれたホタテの旨味と
ほんのり磯の香りも感じられ、
卵やケチャップライスと見事な調和を
見せてくれます♪

「備中松山城」部分には、
クリームソースがタップリ絡んだ
ホタテの貝ヒモ♪
お店では他にもビッグサイズの
バケツパフェが名物として
君臨しているそうで、
これを目当てにした遠方の客やテレビ取材が
入ることもあるそうな。
皆さんもホカホカランチと合わせて、
メガトン級スイーツにも
挑戦されてはいかがでしょうか?(笑)

ランチを頂いた後は、
備中松山城下町と交わり高梁川へと注ぐ清流、
紺屋川(こうやがわ)に沿ってお散歩♪

この紺屋川は備中松山城の城域と城下町を区切った
外堀の役割を果たしていた川で、
往時は右岸に武家屋敷が、
左岸には商人が居住する
本町・新町地区が並び、
防衛上の要地であるとともに、
武士と商人・町人の居住地を区分する
境界線としての役割を備えていました。
現在では紺屋町通りの名で
商店や町家が並ぶ散策路となっている他、
付近には江戸時代の歴史家にして思想家・
頼山陽(らい さんよう)と
同行した儒学者・漢学者の
菅茶山(かん ちゃざん)が訪れた
正善寺や、
幕末に長州藩士・久坂玄瑞(くさか げんずい)や
「方谷先生」を訪ねてはるばる備中松山に赴いた
越後長岡藩士・河井継之助
(かわい つぎのすけ)が投宿した花屋
(旅籠かな?)、
「方谷先生」が教鞭を振るった藩校・
有終館(ゆうしゅうかん)の跡なども点在。
その趣ある町並みと歴史的背景から、
紺屋川美観地区の名で
景観保存の試みもなされているようです。
(「倉敷美観地区」ほど
大々的かつ本格的なものでも
なさそうですが)
過去には2018年公開の
映画「ういらぶ」や、
遡って1971年に公開された
男はつらいよ 寅次郎恋歌の
ロケ地ともなっています。

清水流るる紺屋川。

川沿いには「方谷先生」の言葉を伝える石碑。

こちらのレトロな建築物は、
高梁基督(キリスト)教会堂
明治22(1889)年に建てられた
岡山県内最古の教会建築で、
県の史跡にも指定された、
由緒正しい教会堂。

狭隘な土地に居住地が拓かれたためでしょうか?
川に架けられた橋の上に、
町を守るための祠が建てられています。
(むしろ祠を建てるために
架橋された感じ)
傍らに建つ燈籠(とうろう)には、
「文化14(1817)年」の刻字が。

ここで橋の袂に建つ・・・

高梁市観光物産館 紺屋川へ。
敷地面積300㎡、木造瓦葺2階建て。
紺屋川に面して建つ土蔵を改装して
平成11(1999)年にオープンした、
観光・物産施設です。
店内には高梁市の観光情報を網羅した
観光案内所が設置されている他

備中松山城に

とってもカワイイ♪(でもなんか違う気もする)
猫城主・さんじゅーろーグッズ

紅茶やお菓子

その他特産品など、
高梁市の名産品を「イイトコ取り!」
この日の散策では特に「お買い物」する
予定はなかったのですが、
結局買い込んでしまった・・・(笑)


「観光物産館」退出後は、
立派な構えの町家を観て

高梁川のほとりから、
山の向こうに沈む夕日を眺めて、撤退!

散策の出発点・備中高梁駅から、
黄色い電車に乗って帰ります。
楽しい一日を、ありがとう!
参考:高梁市 公式ホームページ
高梁商工会議所
岡山観光WEB

それでは、この日のお土産2点、
ご紹介!

こちらの猫城主さんじゅーろー
ハンドメイド レジンは、
備中松山城で目にした
さんじゅーろーくんのかわいらしさを思い出して、
思わず(笑)購入。

袋の中に詰められていたのは、
樹脂(レジン)で成形された、
さんじゅーろーくんの後ろ姿♪
カバンやカギに取り付ければ
さんじゅーろーくんと一緒にお出掛け
している気分に♪

備中松山城が印刷された台紙は、
そのまま「思い出グッズ」にもなります♪

一緒に購入した高梁市の蔵元・
白菊酒造の大典 白菊(たいてん しらぎく)
本生冷酒は、
スーパーで買って来たお刺身とともに
頂きました♪
紺屋川美観地区(紺屋川通り)
〒716-0023
岡山県高梁市鍜冶町
アクセス
車
岡山自動車道賀陽ICから 約20分
駐車場
高梁市観光駐車場
普通車15台
大型バスも駐車可
公共交通機関
JR備中高梁駅から 徒歩約15分
高梁市観光物産館 紺屋川
〒716-0011
岡山県高梁市本町44-1
営業時間
9:00~17:00
(水曜日は13:30~)
休館日
年末年始
駐車場アリ(駐車台数2台)