fc2ブログ

記事一覧

井原deお花見! 1 ~3セク鉄道de、プチ鉄旅!(車両編)~

本日4月24日は、
各地であいにくの雨模様
過ごしやすい春心地の中、
折角の日曜日ながらステイホームを強いられ、
歯嚙みされている方も多いのではないでしょうか。

(依然続くコロナ禍を考えると、
ステイホームした方が良いのかも
知れませんが)
井原堤 
前回記事にて「絶景!鷲羽山(わしゅうざん)」編を
畳み終え、次に向かいますは、
岡山県南西部、広島県に境を接する町・
井原市(いばらし)

4月初めの桜シーズン

吉備高原(きびこうげん)を背後に控えた
豊かな自然に抱かれ、
毎年桜の季節には花見客でたいそうな賑わいを見せる
花の街で、
私もお花見とシャレ込んで参ります!


前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-482.html


4.3 Sunday
井原鉄道 1
前日(4月2日)に会社都合で出勤するハメになり、
お花見(&撮り鉄)プランを
おシャカにされてしまっていた私。
(ぐぬぬ・・・!)

花見自体は半日で仕事を終えたその足で
近場に出向いて遂行していたものの、
どこか「物足りなさ」を感じていた中、
翌朝は雲一つ見当たらない、
見事なまでの晴天!

これはもう出掛けるしかない
井原鉄道 2
てな訳で最寄り駅から山陽本線
次いで倉敷駅から伯備線(はくびせん)と
黄色い電車を乗り継いで・・・
井原鉄道 3
やって来ました、
清音駅(きよねえき)

私の住まう倉敷市のお隣、
総社市(そうじゃし)南部に位置するこの駅は、
岡山・倉敷地域から山陰方面へと抜ける
JR伯備線と、

岡山・広島両県や沿線自治体、
並びに事業者等が出資する形で
運営・運行される第三セクター・
井原鉄道(いばらてつどう)の
乗り換え駅

周囲に田畑や住宅広がる
のどかな立地に在りながら、
単式ホーム1面、島式ホーム1面の
計2面3線が確保され、

JR井原鉄道間のスムーズな接続
図られている他、
井原鉄道の一部列車では
同駅発の折り返し運転
実施されています。

(基本的には単式の1番のりばが
伯備線下り(新見・米子方面)列車、
島式ホームのうち2番のりばが
井原鉄道上下列車、
3番のりばが伯備線上り(岡山・倉敷方面)列車という
割り当て)
井原鉄道 4
2・3番ホーム上には直接乗り換え可能な
中間改札も設置されていますが、
敢えて一旦外へ。

各地のJR⇔三セク乗り換え駅で
見られることではありますが、
ここ清音駅も同一の駅ながら
JR井原鉄道ともに
別々の駅舎を使用。

趣ある造りのJR側駅舎は、
伯備線が開業した
大正14(1925)年当時のもの
リニューアルしながら継続利用。

「岡山第二の都市」・倉敷市の玄関駅である
倉敷駅からわずか一駅という
位置関係(ただし距離はそれなりにある)ながら、
とってもローカルな雰囲気が流れています。
井原鉄道 5
一方後から開設された井原鉄道は、
島式ホーム上に小ぢんまりとした駅舎を置いて、
乗り換え口と発券窓口を設置。

駅の外では、JRとは異なる動線で建てられた
跨線橋(こせんきょう)が、
利用客を迎えます。
井原鉄道 7
今回は土日祝日限定販売のフリーきっぷ・
スゥゥゥパァァァァホリデェイ
パァァァァス!⤴
を購入。

実は井原鉄道
地方自治体主体で運営される三セクらしく
少々割高運賃となっており、

目指す井原市の中心駅・井原駅まで
27.1km、30分余の乗車で
運賃片道840円ほど。
(JRでは、倉敷から高梁市(たかはしし)の
備中高梁駅まで(34km、所要36分)乗っても、
片道590円)

この「スゥゥゥパァァァァ(以下略)パス」を使えば
・どこまで乗っても、
往復しても1,000円ポッキリ
・全線(総社~神辺(かんなべ)間)乗り放題
・もちろん途中下車も大歓迎!と、

土日祝日の行楽利用にピッタリな、
乗りトクな一枚となっています。

(ただし利用は当日限り!
「使い回し」など考えぬように!)
井原鉄道 8
こちらが今回乗車する、
IRT355形気動車

地方ローカル線ではお馴染み、
新潟鐵工所(現・新潟トランシス)謹製の
地方路線向けプラットフォーム・
NDCシリーズに名を連ねる形式であり、

井原鉄道では平成11(1999)年の開業に合わせて
2タイプ・計12両を導入(のち1両を増備)。

廃車・海外譲渡された1両を除く全車
同社の主力車両
(というかこの形式しかない)として
活躍を続けています。

形式名のうち「IRT」は
Ibara Railways Train頭文字(電車でD)

「355」という数字は、
同車の機関出力(355馬力)に
それぞれ由来しています。
最高速度は地方路線としては必要十分な、
95km/h
井原鉄道 29
今回乗車する100号車は、
基本番台(0番台)とは異なる
100番台に区分される車両。

導入当初よりイベント利用を考慮した
客室設計とされており、
座席配置やシートピッチ(座席の前後間隔)、
内装の一部が一般車両とは区別されているそう。

またこの100号車
日本宝くじ協会からの助成金によって
導入された車両であり、特別に
宝くじ号の愛称が付けられています。

(この車両の導入費用に、
一体どれだけの人々の悲嘆
染み込んでいるのだろうか・・・)
井原鉄道 9

井原鉄道 10
車体側面には、広島県側の起点駅・
神辺駅(かんなべえき)が所在する
福山市のイメージキャラクター、
ローラちゃんのイラストが
描かれています。

(「オッケー!👌」・・・違うか 笑)
井原鉄道 28
(一応)誘客のためのイメージアップにも取り組む、
井原鉄道

所属12両のうち04号車は
「美星天文台」や「岡山天文博物館」を擁する
沿線の美しい星空をPRした、
スタートレインとして、

06号車は岡山県備中地域の観光PR車両・
カラフル備中号として、

09号車(写真)は倉敷美観地区を代表する観光名所・
大原美術館とタイアップした
アート列車として
それぞれ車体ラッピングが施されている他、

平成17(2005)年には特別イベント車両として、
200番台に区分される新造車両・
夢やすらぎ号がデビュー。

茜色がまぶしい特別車両は
JR九州を始め各地の観光列車に絡む、
岡山県出身の工業デザイナー・
水戸岡鋭治(みとおか えいじ)氏が
デザインを手掛け、

天然木(ムク材)を活用した
プレミアムな内装を実現。

一部の定期列車の他、
各種のイベント催行に適した
貸切運用にも対応しています。
井原鉄道 6
それでは、清音駅2番ホームから、
宝くじ号」に乗車!
井原鉄道 11
宝くじ号」内部は、
通勤向けのロングシートを設けない
全席クロスシート配置。
(0番台はドア付近をロングシートとした、
「セミクロス」配置)

対面式の固定シートが並ぶ0番台に対し、
100番台は横2+2列、
座席の向きを進行方向に合わせて
変えることの出来る
転換クロスシート

窓には一般的なフリーストップ式とは異なる
布製の横引き式カーテンを用いる等、
より居住性・装飾性を高めた内装と
されているのが特徴です。

長距離運用の無い地方ローカル路線でありながら、
全車にトイレが設置されているのは
嬉しいポイント。
(「不測の事態」が起きても、安心♪)
井原鉄道 12
IRT355形の運転台は、
車両の前後に半室構造での配置。

操作機器は左手マスコン
(マスター・コントローラー。
走行時に速度と出力を制御するための機器。
車で言うところの「アクセル」に近い)、
右手ブレーキの
横軸ツインレバー型
井原鉄道 13
9時50分、私を乗せた「100号車」は、
清音駅2番ホームを出発!

桜景色の待つ井原市の玄関口・
井原駅まで、
35分、27.1kmの「プチ鉄旅」の
始まりです!


参考:井原鉄道 公式ホームページ
    railf.jp「鉄道ニュース」
    Wikipedia


井原鉄道
会社設立:昭和61(1986)年12月1日
開業:平成11(1999)年1月11日
路線:井原線 総社駅-神辺駅間41.7km
(うち総社-清音間3.4kmは
JR西日本との共用区間)
駅数:15駅(総社駅含む)
保有車両:IRT355形12両
最高速度:95km/h

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。