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徳島旅2 ~特急「うずしお」その2~

GW明け最初の一週間、
ようやく終了

あの旅路からまだ一週間と
経っていません
(!)が、
こうして現実の中にどっぷり
身を浸してしまうと、

たった数日間がなおさら
強い煌めきを放ちながら、
心の中に根付いているように
思えてしまいますね。
(徳島ロス、つらし・・・泣)
うずしお 4
気を取り直して、
書き進めて参りましょう!

前回記事より始まりました、
5泊6日の「徳島旅」!

ゴールデンウィークの名の如く
眩い輝きを放ち続ける旅路、
その始まりのひとときを、

岡山駅から徳島へと向かう
特急列車「うずしお13号」車中より
お届けしております!


前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-488.html


うずしお 2-3
晴天の下、煌めく瀬戸内の海景色
浮かぶ島々が織り成す多島美を堪能した
瀬戸大橋横断を終え、
四国上陸を果たした、
うずしお13号」!(と「南風7号」)

高速道路(瀬戸中央自動車道)と分かれ、
港湾地帯から市街地へと入った列車は、
四国最初の停車駅・
宇多津駅(うたづえき)に向かって進行。

その直前、「うずしお号」が通過する
宇多津デルタ線
(デルタ線・・・三角形に線路を配置することで、
折り返しの不便を要することなく
別方向へと向かう路線に転線するための設備)
では、

高松方面へと向かう列車
(快速「マリンライナー」
寝台特急サンライズ瀬戸」など)が利用する、
連絡線が分岐。

その向こうからは、
高松と松山を結ぶ四国一の大幹線で、
これから「うずしお号」が走行する、
予讃線(よさんせん)が合流して来ます。


「宇多津デルタ線」については、
こちらをご参照ください。
http://ac802tfk.com/blog-entry-472.html


うずしお 2-4
11時41分、宇多津駅着。

この駅では5分の停車時間が設定されており、
この間に岡山駅から共に瀬戸内海を渡って来た相棒・
南風7号」を切り離し
うずしお 2-5
乗務員さんと駅員さん、
担当係員さんの連携と素早い動きで、
瞬く間に幌の収納と
連結器の解除が完了!

ここまで一つとなって走って来た列車は、
別々の道へと進みます!
うずしお 2-6
11時44分、旅人と子供たちのワクワクを乗せた
南風7号」・アンパンマン列車が、
一足先に高知へ向けて出発!
うずしお 2-7
残された「うずしお号」も、
ここから先は単独運転!
うずしお 2-8
11時46分、「南風」号を切り離した
うずしお13号」は、
経由地となる高松駅目指して、
宇多津駅を出発!

ここからオモシロポイント。
次の停車駅・高松駅は北方向とは
反対側に当たるのですが、
なんと「うずしお13号」は
座席を転換することなく後ろ向きに発車!

高松駅までの1駅・17分の間、
後方に流れる車窓が楽しめます(笑)
(もちろん運転士は高松方先頭車に乗務し、
きちんと前照灯・尾灯も転換されるため、
外から見れば゛普通″の状態)

これは次の高松駅が行き止まり
(「頭端式ホーム」と称する)となっており、
再度の方向転換を必要とするため。

岡山直通の「うずしお号」では
特急列車でありながら
2度のスイッチバック
設定されており、

このような運用は車両の性能向上と
線路の改良が進められた今では、
大変珍しいものとなっています。
(しかも2駅連続!)
うずしお 2-9
のどかな讃岐平野(さぬきへいや)を疾走。
(まだ後ろ向きです 笑)
うずしお 2-10
高松市内に入って少し進むと、
車窓いっぱいに高松運転所の眺めが!

電車78両・気動車(ディーゼルカー)45両・
ディーゼル機関車2両・貨車4両、
合計129両が所属する、
四国北部の運行の拠点

JR四国の車両に混ざって、
夜の出番を待つ285系寝台電車
サンライズエクスプレス」の姿も見られます♪
うずしお 2-11
12時3分、「うずしお13号」は
かつての゛四国の玄関口″で、
大多数の「うずしお」号の始発駅でもある、
高松駅の3番ホームに到着!

この駅では2分の停車時間が
設定されており、
この間に「うずしお13号」は
2度目の方向転換を実施。

元の向きへと直った列車は、
本来の゛主戦場″である
高徳線(こうとくせん)へと進みます!
うずしお 2-12
「振り子」動作中。
かなり傾いているように見えますが、
正常な状態です。


うずしお号」が走る
高徳線
(こうとくせん)は、
昭和10年、1935年の全通。

香川県都・高松と徳島県都・徳島を結ぶ
四国内でも重要な幹線の一つで、
路線延長は74.5km
駅数は29

全線が単線非電化という
ローカル色濃い路線でありながら、
路盤の強化車体傾斜装置付きの
特急車両
の導入


特急通過駅の一線スルー
(速度制限を受ける分岐側ではなく、
直線側を通過させる方式)化、
特急列車の最高130km/h運転などなど、

高速化のための施策がテンコ盛りの、
まさしく「優等路線」。

そんな路線の「エース」に当たる
うずしお号」(2700)も、
直線区間はエンジン全開でブッ飛ばし、

カーブに入ればご覧の通り(傾斜角5°!)の
傾きぶりで、
持てる性能をフルに発揮してくれます!
(気持ちいいくらいの走りっぷり!)
うずしお 2-13
高松きっての観光地・
栗林公園(りつりんこうえん)の最寄り駅である、
栗林公園北口駅を通過。
(かなりの速度で通過するため、
ホームに居ると結構コワい 汗)
うずしお 2-14
屋島駅(「うずしお13号」は通過)付近では、
源平合戦」で名高い
屋島も見えて来ます!
うずしお 2-15
高松市街を抜けて来たところで、
お昼ごはん♪

取り出しましたるは、岡山駅弁!・・・ではなく、
県境の向こう、姫路駅の駅弁、
味づくし弁当

兵庫県姫路市内、
まねき食品さんの一品。
うずしお 2-16
中身は俵ごはんを主体に、
・煮物(カボチャ、ニンジン、しいたけetc・・・)
・さわら西京焼き
・鶏もも照り焼き
・玉子焼き
・牛肉ごぼう煮
・エビ甘酢漬け

・・・等々、
名前通りの味づくし!
うずしお 2-17
全体的に柔らかく仕上げられ、
老若男女問わずさまざまな旅人が食するであろう
駅弁というジャンルに合わせてか、
甘みサッパリ感を重視した
食べやすい味付け。

しかしながら淡白な味わいかというと
さにあらず、
一品一品にはしっかりと出汁やタレが染み、
焼きや揚げの具合も実に丁寧

絶妙な煮込み加減に
煮汁がたっぷり染み込んだ煮物

噛めば噛むほどに具材と出汁の旨味、
磯の香りがにじみ出てくる
あさりの佃煮

柔らかく焼き上げられたジューシーな鶏肉に、
濃厚なタレがほどよく絡んだ
鶏もも肉の照り焼きなどは、
出色の出来でありました♪
(ごちそうさまでした!)
うずしお 2-18
水稲風景広がる、
讃岐平野東南部を疾駆!
(この時期は田植えの風景
水鏡が見どころですね♪)
うずしお 2-19
内陸を走る高徳線ですが、
所々で海景色も楽しめます♪
うずしお 2-20
香川県最東端の駅・
讃岐相生駅(さぬきあいおいえき)を過ぎると、
古くからの難所として知られて来た、
大坂峠に挑む峠越え

この区間では県境を越えた隣の
阿波大宮駅(あわおおみやえき)まで
約5km
最大25‰(パーミル。1000m進むごとに25m上る)もの
急勾配が連続する、
鉄道にとっても難所となるトコロ。

ここまで軽快な走りを見せて来た2700も、
峠越えではさすがに苦し気

重々しいエンジン音を響かせながら、
急勾配と10のトンネル
延長989mの大坂山トンネル
クリアして行きます。
(頑張れ!)
うずしお 2-21
やっとの思いで県境を越え、
徳島県へと入った「うずしお13号」は、
最初の停車駅である板野駅に停車。

その後通過する池谷駅
(いけのたにえき。写真)は、
二股に分かれた線路の中央に駅舎が
置かれている
という、
オモシロい構造。
うずしお 2-22
左手から合流して来るのは、
鳴門の渦潮」で有名な
鳴門市街地へと向かう、
鳴門線(なるとせん)の線路。

この駅は鳴門線分岐駅となっており、
ほとんどの列車が高徳線に直通する形で
県都・徳島駅に発着。

また乗り換えの利便性を考慮し、
ほとんどの「うずしお号」が
同駅に停車する形態が取られています。
(この停車駅の多さ故、
うずしお号」は特急列車でありながら
゛快速″なんて呼ばれることも・・・笑)
うずしお 2-23
吉成駅(よしなりえき)を過ぎると、
徳島県を代表する大河・
吉野川を横断。

総延長194 km、流域面積3,750 ㎢
全国第13位四国第2位
(1位は高知県・四万十川(しまんとがわ))の
長さを誇る「阿波の顔」は、

関東・利根川(坂東太郎)、九州・筑後川(筑紫次郎)と並び
四国三郎と称される、
古来よりの暴れ川

一たび荒れれば手の付けられない
壊滅的な被害をもたらす一方、
山間部より耕作の源となる
栄養分を運んでもくれる、
複雑な存在

(ツンデレ、もしくは手が掛かるけど愛らしい問題児
といったところでしょうか 笑)



吉野川横断後は、
一気に市街地へ!

徳島県西部から吉野川流域に沿って来た
徳島線と合流して佐古駅(さこえき)を
通過する頃には、
終着駅への到着を告げるアナウンスが。
うずしお 2-24
岡山駅を出てから1時間59分、
うずしお13号」は定刻通り
終点・徳島駅に到着!

ここまで本州から瀬戸内海を越え、
146kmを走り通して来た車両は、
車内清掃と整備を経て
高松行き13時23分発・うずしお16号として
元来た道を折り返して行きます。

(折り返し列車は、
「13号」とは打って変わって多停車、
1時間超えのスローペース)
徳島城 1
やって来ました、県都・徳島市の玄関・
徳島駅!

お待ちかね、散策タイムのスタートです♪


参考:YAHOO!JAPAN 路線情報
    Wikipedia

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。