ゴールデンウィークの旅模様を
ゆるりと書き綴っております、
徳島旅編。
前回までは県都・徳島市の
情景や文化、グルメを
取り上げて参りましたが、
今回からは
南へ移動!
四国の「右下」に位置し、
豊かな自然と
信仰の歴史を有する
太平洋に面した港町、
美波町(みなみちょう)は
日和佐(ひわさ)へと
向かいます!
前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-498.html5.5 Thursday
徳島入り3日目は、
これまた見事な
GW晴れ!ホテルでのんびり
朝食を摂り、
゛撮り鉄″もしながら
「かちどき橋」からの眺めを
楽しんでいたトコロ・・・
列車の時間ギリギリに
なってしまうという、
非常事態(勘違いしてた 汗)
普段「余裕を持った」移動を心掛けていた
私(と旅路)にあるまじき、
痛恨のミス!><

ただちに始発の
徳島駅から
一駅となり、
゛
日本一ショボい特急停車駅″
(ただし県庁はじめ官公庁の「最寄り駅」)の
異名を持つ無人駅・
阿波富田駅(あわとみだえき)に
乗車駅を変更し、
猛ダッシュの末駆け込み
セーフ!(乗り遅れたら出発が
約2時間後になるトコロでした 汗
危ない危ない・・・)

ホームに駆けあがってから数分後、
新町川を渡り、9時33分発、
阿波海南駅行きの
下り普通列車がやって来ました!
車両は
JR四国の
非電化区間向け
標準車両・
1000形を
後発の
1500形と
併結可能なように
改造を施された、
1200形気動車平日の
非電化ローカル線でよく見る、
1両編成、
単行運転の列車です。
(ワンマン運転ですが、
途中まで
研修中と思しき
JRの職員さんが
同乗されておりました。ファイト!)
阿波富田駅から徳島県南部を目指す
牟岐線(むぎせん)に揺られ

のどかな
田園風景や
山々、
悠々と流れる
河川
ちらりと覗く「
世界最大の
大海」・
太平洋を眺めながら走ること、
1時間半ほどで・・・
日和佐駅に、到着!
単式ホーム1面、島式ホーム1面の
2面2線(うち1線は
使用停止中)を有し、
特急列車「
むろと」も停車する、
日和佐地区の
玄関駅(といっても「
むろと」の運行は
朝に上り一本、
夕~夜間に下り一本の、
1往復のみ)
特急停車駅であり、
観光スポットの点在する
「日和佐」の玄関口ではありますが、
駅員の常駐しない
無人駅。
(乗車券は駅舎内券売機のほか、
隣接する「道の駅 日和佐」にて
購入可能)

駅のある美波町(日和佐)には、
日本でも数少ない
ウミガメの産卵地・
大浜海岸が所在。
駅舎内の観光案内所
(現在は駅前の跨線橋を渡って反対側に在る、
「道の駅 日和佐」に移転)には、
「うみがめのまち」をアピールする
ポスターが貼られている他・・・

ホームへの出入り口上には、
朝ドラの舞台(2009年9月~翌年3月まで放送の、
ウェルカメ。主演・倉科カナさん)
となったことをアピールする、看板が。

駅舎も
うみがめを意識したと思しき、
かわいらしい造り♪

東口(海側)前は、こんな感じ。
ロータリー中央に陣取るのは、
付近に鎮座する「四国八十八箇所霊場」・
薬王寺(やくおうじ)のシンボル、
瑜祇塔(ゆぎとう)を象った
モニュメント。
真っ直ぐ伸びた駅前通りの先、
山の上に見えているのは、
この地を治めた領主・日和佐氏の居城・
日和佐城の城址に建てられた、
模擬天守(もぎてんしゅ。天守の無かった城、
天守の有無が確認できない
城跡に建てられた、゛天守風建築″)

駅構内をまたぐ跨線橋(こせんきょう)に
上れば・・・

東に日和佐城

西北に薬王寺境内を望む、
イイ眺め♪

まずは散策の゛足手まとい″となる
手荷物を預けるべく、
多くの車両と人で賑わう
道の駅 日和佐へ!
「道の駅 日和佐」は、
平成17(2005)年のオープン。
日和佐駅西口(山側)に
併設された形で
設営されており、
同様の形態で運営される「道の駅」としては、
四国3箇所目、全国11箇所目なのだそう。
敷地内には地産の野菜や果物、
海産物加工品などを扱う
産直館や
日和佐および近隣地域の特産品・
おみやげ品などが揃う
物産館の他、
「地産の食材」にこだわった丼・
南阿波丼をはじめ
各種軽食類、ソフトクリーム等を販売する
軽食コーナー、
徳島県内の観光・交通・気象など
広範な情報が得られる
インフォメーションセンター(レンタサイクルもあるよ♪)と、
充実の設備を用意!
現在
コロナ禍を考慮し
利用が停止されているものの、
敷地内から湧き出した温泉を用いた
足湯まであるそうな!
GW期間中ということもあり、
賑わいを見せる「道の駅」内。
荷物を預けるため、
「物産館」に併設された
観光案内所へ!
美波町観光協会によって運営され、
観光案内や各種パンフレット・割引券の配布、
宿泊施設の手配などを行う、
日和佐観光の拠点。

ここの目玉となっているのが、
コチラのお方!
徳永かめたろうさん!
平成23(2011)年、
地元のケーブルテレビに
「日和佐のアイドル」・
ウミガメに
扮した姿で出演されたことをきっかけに
誕生した、
ぬるキャラ「ゆるく、ぬるく、マイペースに」をモットーに、
美波町観光協会PRキャラクターとして
美波町だけにとどまらず、
県内外のイベントにも引っ張りダコの、
美波町の看板キャラクターなのだとか。
ネーミングの由来は、
日和佐・
大浜海岸そばの
「日和佐うみがめ博物館 カレッタ」にて
飼育されている(飼育されている個体としては)
世界最長寿のウミガメ・
浜太郎氏。
(
YouTubeで、かめたろうさん出演の
PR動画も観られるよ♪)

で、荷物を預けに入ったところ、
まさかの
ご本人と遭遇!
(「かめたろう」フォームじゃなかったので、
気付かなかった 笑)
「かめたろう」こと
徳永聖二(とくなが せいじ)さんは、
普段はここ日和佐の町で
自営業を営む傍ら、
「かめたろう」として、
「観光協会」の一員として、
美波町や日和佐の魅力を
県内外へと発信されているそう。
実際お会いしてみると
「かめたろう」のキャラクター通りの
とても気さくな方で、
町内の見どころを詳しく教えて下さった他、
「かめたろう」看板をバックにした、
記念撮影にも応じて頂けました♪
(かめたろうさん、
観光協会の方々、
ありがとうございました♪)

思わぬ「出会い」で始まった、
日和佐観光!
まずはこの町の゛目玉スポット″の一つ、
「四国八十八箇所霊場」
第23番札所、
薬王寺(やくおうじ)へと向かいます!
参考:道の駅 徳島
四国電力グループ ライト&ライフ
徳島県南部移住・交流サイト 四国の右下移住ナビ
Wikipedia
道の駅 日和佐〒779-2305
徳島県海部郡美波町奥河内寺前493−6
営業時間
9:00~18:00
定休日
年中無休
お問い合わせ
TEL 0884-77-2121
アクセス
車
国道55号線沿い
徳島市内(
JR徳島駅前)から
約1時間15分
駐車場
普通車 57台
大型車 7台
身障者対応 3台
公共交通機関
JR日和佐駅(西口)下車スグ