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徳島旅14 ~「厄除けの寺」・薬王寺 その2~

本格的な梅雨空が来襲し、
連日どんより雲が垂れ込める、
今日この頃。

最近職場を近場に変えて
自転車通勤を始めた私も
朝から降り続く雨には勝てず、
本日は徒歩通勤

極限状態まで高まる湿気に、
梅雨明けが待ち遠しく感じてしまいます。
(明けたら明けたで、
激暑に参ってしまいそうですが 笑)



ゴールデンウィークの旅模様を
ゆるりと書き綴っております、
「徳島旅」編。

2つ前の記事から舞台は徳島県南東部、
美波町(みなみちょう)の港町・
日和佐(ひわさ)地区へ!

その第一歩と致しまして、
゛お遍路″でお馴染み、
四国八十八箇所霊場
第23番札所
(ふだしょ)にも
挙げられている名刹、

「厄除けの寺」・
薬王寺(やくおうじ)の様子を
お届けしております!


前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-500.html


薬王寺 19
ご本尊・厄除薬師如来
(やくよけやくしにょらい)さまをお祀りする
本堂に参った、私。

仏前への「ごあいさつ」は
済ませましたが、
まだまた探索は続きます!
薬王寺 2-2
本堂に並ぶように建てられた
大師堂は、

ここ薬王寺の開基の主・
弘法大師空海
(こうぼうだいし くうかい)を
お祀りするお堂。

建物は文久3(1820)年の建立で、
天文19(1550!)年造立の
弘法大師坐像を中心に、

大師の教えを受け継ぎ
真言宗(しんごんしゅう)を発展させた
真言八祖(しんごんはっそ)像や、

゛仏法の守護者″たる四天王のうち二天、
持国天(じこくてん)、
毘沙門天(びしゃもんてん)像が
脇侍(きょうじ)として納められています。
薬王寺 2-3
「大師堂」前には、
不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)、
聖観音(しょうかんのん)、
如意輪観音(にょいりんかんのん)、
十一面観音、
馬頭観音(バズばずかんのん)、
千手観音(せんじゅかんのん)の、
六観音がスタンバイ。
薬王寺 2-4
「大師堂」の前面に佇む
地蔵堂は、

地蔵菩薩(じぞうぼさつ)をはじめ
聖観音(しょうかんのん)、
弥勒菩薩(みろくぼさつ)、
不動明王(ふどうみょうおう)各像を奉安。

小ぢんまりとしつつも、
趣ある佇まい。
薬王寺 2-5
再び本堂前を通り、
亡くなった方の位牌(いはい)を納めた
霊牌堂(れいはいどう)の前を
抜けて行くと・・・
薬王寺 2-6
薬王寺最後にして最大の難関、
厄坂(やくざか)へ!
薬王寺 2-7
この厄坂は男女還暦厄坂とも
呼ばれており、
その段数は女厄坂、男厄坂の
「ダブル厄坂」を上回る
61段

境内最高所へと至る石段で、
最後の「厄落とし」と参りましょう!
(小銭のご用意は
よろしいでしょうか?)
薬王寺 2-8
参拝客が「願い」を込めて置いたであろう、
1円玉を横目に上って行くと・・・
薬王寺 2-9
゛薬王寺のシンボル″・
瑜祇塔(ゆぎとう)の前へ!

「瑜祇塔」は昭和38(1963)年の
四国八十八箇所霊場開創1150年と、
翌年の高野山開山1150年を記念して
建立された仏塔で、
鉄筋コンクリート造、高さは29m。

「宝塔型」の特異な造りは
真言密教(しんごんみっきょう)の経典・
瑜祇経(ゆぎきょう)の教え、

すなわち「世の中の物みな二つの
相対したものから出来ているが、
これが一つとなることで
世界の平和家庭の幸福が築かれる」、
という教理を形としたものとされています。
薬王寺 2-10
日和佐市街地西方の高台に位置し、
薬王寺の、
ひいては「日和佐のシンボル」的
立ち位置を獲得している、瑜祇塔。

外から眺めるだけでなく、
内部に立ち入ることも
可能となっています!(一部有料)
薬王寺 2-11
瑜祇塔1階部分は、
ご本尊・金色五智如来
(こんじきごちにょらい。撮影禁止)を納めた
円形の厨子(兼2階部分の基礎)を、
廻廊が取り巻く形となっています。

このうちの一角に
戒壇(かいだん)めぐり(有料)の出入り口が、
ご本尊の後背には2階への階段が
それぞれ設けられています。

そのご本尊の後ろ、
2階へと続くらせん状の階段を
上って行くと・・・
薬王寺 2-12

薬王寺 2-13
目の前に、日和佐の町一望の
絶景出現!
薬王寺 2-14
薬王寺と向き合うように建つ
日和佐城模擬天守や
薬王寺 2-15
「道の駅日和佐」と日和佐駅
薬王寺 2-16
大浜海岸方面までの様子が、
手に取るように分かります!
(アメージング!)
薬王寺 2-17
景色を楽しんだ後は、
地階の戒壇めぐりにも
参りましょう!

(拝観料
大人 100円
小学生 50円
団体(30名以上)
大人 50円
小学生 30円)

「戒壇めぐり(怪談ではない)」とは、
一寸先も見えない闇の中
手先が壁に触れる感覚を頼りに進み、

中途に掛けられた御錠前
(ごじょうまえ。仏さまの身代として掛けられた
錠前のこと)に触れることによって
仏さまとご縁によって結ばれるという、
精神修行の一種。

ここ薬王寺瑜祇塔の「戒壇めぐり」では
通路中間に御錠前ではなく、
薬師如来(やくしにょらい)と
゛脇侍″の日光菩薩(にっこうぼさつ)・
月光菩薩(がっこうぼさつ)像が鎮座。

ほのかな明かりに照らし出された
三仏を拝むことによって、
薬師如来との結縁が叶うのだそう。
(なお「三仏」および戒壇内は
撮影禁止)
薬王寺 2-18
「戒壇」を抜けた先は、
薬王寺ゆかりの品が紹介された、
展示スペース

迫力満点の地獄絵図
緻密な描き込みが圧巻!の
曼荼羅(まんだら)図
薬王寺 2-19

薬王寺 2-20
書物や絵巻物などを鑑賞。


瑜祇塔を出た後は元来た道を戻り、
三つの「厄坂」を下ってお寺の外へ!
薬王寺 2-21
お宿に向かう前に、
お寺のそばで営業中の
薬王寺温泉 
湯本 醫王の湯
(いおうのゆ)で、
命のお洗濯♪
薬王寺 2-22
一風変わった「お寺直営」、
店頭でお大師さまが出迎えてくれる、
温泉施設。

その歴史は古く、
開湯は薬王寺の開基と同じ、
平安時代の弘仁6(815)年。

弘法大師が日和佐の山上に
薬王寺を開いた折、
山腹より薬効を持った霊水が湧出。

この゛霊水(温泉)″が病に効き目のあること
見抜いた「お大師さま」は
人々に温浴薬用を推奨し、
世人は大師の御威徳に感涙した
という逸話が残されているのだそう。

(さすがに錫杖で地面をブチ抜く
みたいなダイナミックなことは
しなかったようだ 笑)
薬王寺 2-23
「薬王寺温泉」の温泉成分は、
含硫黄-ナトリウム-
塩化物冷鉱泉

(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)

適応性は神経痛、筋肉痛、関節痛、
五十肩、慢性消化器病、痔病、
冷え性などなど。

冷鉱泉」の名の通り源泉温度は
17.8℃と低めであり、
営業するに当たって
加熱がされているようですが、
その効能は確か。

浸かると温泉ならではなぬめりや
微かな臭気が感じられ、
身体全体に温泉成分が染み渡るような、
とっても良い心地♪
薬王寺 2-24
風呂上りにパンチのある香りと刺激が
たまらない
すだちサイダーも頂き、
きれいサッパリ、リフレッシュ♪

旅路に温泉は、欠かせない!
薬王寺 2-25
肩にのしかかった旅の疲れ
落としたところで、
この日のお宿へ向かいましょう♪


参考:薬王寺 公式ホームページ


四国第23番霊場 薬王寺

〒779-2305
徳島県海部郡美波町奥河内寺前285−1

お問い合わせ
TEL 0884-77-0023
FAX 0884-77-1486

アクセス

徳島市内(JR徳島駅前)から
国道55号線経由 約1時間15分

駐車場
収容台数 500台
駐車料金無料

公共交通機関
JR日和佐駅から 徒歩約10分


薬王寺温泉 湯本醫王の湯

〒779-2305
徳島県海部郡美波町奥河内寺前248

営業時間
13:00~21:00

定休日
火曜日

お食事処営業時間
8:00~21:00(定休火曜日)

料金
大人 600円
子供 300円

お問い合わせ
0884-77-1126

薬王寺そばにて営業中

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。