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徳島旅27 ~藍よしのがわトロッコ その2~

今日は、8月9日

77年前の昭和20(1945)年、
長崎県長崎市上空で炸裂した
一発の原子爆弾は、
瞬時に多量の熱線と爆風を生じて
周囲を灰燼と帰さしめ、

同時に空気中に放出された
放射線
人体に致命的・長期的ダメージを与えた結果、

爆発の瞬間から戦後に至るまで、
7万数千人もの尊い人命を
奪うこととなりました。

あれから77年。
世界から未だ争乱の火種は消えず、
全地球の生命を幾度も滅ぼし得る
パンドラの箱を抱えながら、
大国たちは危険なパワーゲーム
興じ続けています。

あの日失われた命の意味。

「パンドラの箱」が再び開かれる
可能性の高まりつつある今、
人類はその意味と向き合う必要が
あるのではないでしょうか。

真なる平和と、
在るべき調和を願って。

黙祷



ゴールデンウィークの旅模様を
(いまだに)書き綴っております、
「徳島旅」編。

(夏休み突入までに!・・・
終わらなそう 汗)



前回記事にてようやく旅紀行も
最終日に突入!
藍よしのがわトロッコ 21
県都・徳島市の玄関口、
徳島駅から県西部、
阿波池田駅(あわいけだえき)までを結ぶ鉄道路線・
徳島線を走る観光列車、

よしのがわトロッコ
揺られての、
のんびり鉄旅!

今回はいよいよ徳島駅を出発致しまして、
徳島線を西進する列車からの
車窓風景と、

「阿波の風」を感じながらの
開放的な車窓が楽しめる、
トロッコ車両の様子を
お届けいたします!


前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-513.html


藍よしのがわトロッコ 2-2
10時32分、
よしのがわトロッコ下り便、
通称「さとめぐみの風」は、
徳島駅1番ホームを出発!

終点・阿波池田駅まで74km、
2時間27分の「鉄旅」
幕を開けました!

出発直後に早速見られるのは、
徳島駅勤務の方々による、
盛大なお見送り

1番ホーム上から、
さらに反対側に広がる運行拠点・
徳島運転所からも、

思い思いに旗を振って
「旅人たち」を送り出して
くださいます♪

通常の特急や普通列車では見られない、
地元の想いが籠められた
「観光列車」らしい光景に、
なんだかほっこり♪
よしのがわトロッコ 2-3
敷地外からは、
なんと一般の方までお見送り!
(沿線ガイドさん曰く、
「ホテル勤務の方では?」
とのこと)
よしのがわトロッコ 2-4
左手に眉山を見ながら、
徳島市街を離脱。

ありがとう!徳島市!
よしのがわトロッコ 2-5
佐古駅(さこえき)の先で高松へと向かう
高徳線(こうとくせん)と枝分かれし、
鉄旅の「舞台」となる、
徳島線へ!

吉野川水系一級河川
鮎喰川(あくいがわ)を渡る。
よしのがわトロッコ 2-6
のどかな田園風景を疾る。

よしのがわトロッコ」が走る
徳島線は、
今から123年を遡る、
明治32(1899)年の開業。

藍商人などの商家によって設立された
徳島鉄道を起源とし、
県西部~吉野川流域と
徳島市・小松島港を結ぶ
物流・人流の主要路として発展。

分割民営化後にはJR四国の方針により
「本線」の呼称が廃され、
徳島線として現在に至っています。

営業キロ数67.5km
軌間1,067mm(狭軌)
駅数24(佐古駅佃駅を含む)、
最高速度110km/h

運転速度こそ高めながら、
全線単線・非電化の、
絵に描いたような
地方ローカル線

普通列車は徳島駅阿波川島駅・
穴吹駅(あなぶきえき)
間でおおむね
1時間に1~2本の設定。

穴吹駅以西では本数が減少し、
1日9往復程度、
2~3時間に1本ほどにまで
運行密度が下がります。

東西を直結する「バイパス列車」の役割をこなす
特急「剣山」(つるぎさん)は、1日5.5往復、
下り(阿波池田行き)6本、
上り(徳島行き)5本の設定。

最高110km/h運転で、
徳島~阿波池田間を
最速1時間10分あまりで結びます。
よしのがわトロッコ 2-23
よしのがわトロッコ
(さとめぐみの風)は
徳島線24駅のうち

石井駅穴吹駅貞光(さだみつ)駅
阿波加茂(あわかも)駅
4駅に停車。

終点・阿波池田駅では
四国を縦断する「大動脈」・
土讃線(どさんせん)と接続し、

周辺地域や香川・高知両県、
および本州へと向かう利便性
確保しています。

停車駅は同じ区間を走る
特急「剣山」の8~9駅よりも
少ない数字ですが、

あちらは最高110km/hで
ビュンビュン飛ばすのに対し、
こちらはゆっく~りとした
(特にトロッコ車両移動後は、
日和佐のカメの如く鈍足)
走りな上、

しばしば運転停車
(客扱いを行わない、
運行上必要とされる停車)を行う関係から
倍近くの時間を要する、
「ゆったりダイヤ」となっています。
(それがイイ!)
よしのがわトロッコ 2-7
10時48分、
最初の停車駅となる、
石井駅に到着!

ここで設定されている3分の
停車時間の間にいよいよ!
トロッコ車両へ移動!
(そのまま「控車」にとどまるのも可)
よしのがわトロッコ 2-8
1号車、「トロッコ車両」の
キクハ32-501車内は
カウンター状の1A~1C、
1D・1Eを除いて、
4人掛けのボックスシートを配置。

カウンター席を除く奇数番号が
吉野川を望む川側
偶数番号が山側となっています。
(お好みでチョイスするのもアリ!)

最前部は(キハ185をこき使いながら)
列車を制御する運転台と、
(だいたい沿線ガイドさんが陣取っている)
乗降&フリースペース
よしのがわトロッコ 2-9
ボックスシートは床ともども、
温かみのある天然木材を使用。

座り心地は見ての通り
フカフカ0のカッチカチであり
なんなら「控車(キハ185)」の方が快適ですが、
なによりも・・・
よしのがわトロッコ 2-10
両側に開いた窓(ガラスなし)からの
解放感バツグンの車窓風景
強みです!
(もっといい写真は撮れなかったのか、私)

ただし常時低速走行しているとはいえ、
容赦なく紙やプラスチックが吹っ飛ぶレベル
阿波の風
吹き込んで参りますので、

長時間の着席にはそれなりの
覚悟忍耐が必要です(笑)

(おまけに全面開放されているため、
寒さに対しても
耐性0の鬼仕様 笑)
よしのがわトロッコ 2-11
「トロッコ車両」には、
゛観光列車らしい″一風変わった情景も。

運転台直後のカウンター席
陣取っているのは、
「農家のご夫婦」を象った人形

一緒に写っての記念撮影も出来るようで、
走行中に沿線ガイドさんが
それっぽいエピソードを
語ってくださったのですが・・・
覚えてない(笑)

(確か「旅を求めて~」とか、
そんな内容だったと思う 笑)
よしのがわトロッコ 2-12
よしのがわトロッコ」で外せないのが、
豊富な車内販売メニュー

乗車時に「パンフレット」、
「記念乗車証」とともに配布される
メニュー表には、

地元素材を用いたドリンクスイーツ
よしのがわトロッコ」の
オリジナルグッズなどをラインナップ。

変わり種はこの列車の停車駅でもある
吉野川市・学駅(がくえき)にちなみ、
「かちいろ」と呼ばれる深い藍色
お守りに納められた、
合格祈願きっぷ
5枚入り1,500円。
よしのがわトロッコ 2-13
てな訳で、ボックス席に落ち着いたところで
さっそく注文!

やって来たのは爽やかな水色が映える
よしのがわブルーソーダ
なると金時どら焼き
ドリンク・スイーツ各1点。
よしのがわトロッコ 2-14
「映える」見た目の
よしのがわブルーソーダは、

徳島市の北となり、
北島町(きたじまちょう)に店舗を構える
Makapu'u cafe
(マカプーカフェ)との、
コラボレーションメニュー

徳島線の愛称
(よしのがわブルーライン)にちなみ、
吉野川の澄んだ水面をイメージして
作られた炭酸飲料は、

口に入れた瞬間に
強烈な「炭酸感」が襲来!

そこから実に濃厚な「甘味」
口中に広がる、
超・甘口ドリンク
仕上がっておりました。

(詳細はJR四国の特設サイトにも
表記されていませんが、
この「尖った」色と風味は、
どこから来ているのだろう・・・)
よしのがわトロッコ 2-15
お次は徳島県の名産品、
「さつま芋の女王」とも称される甘味・
鳴門金時(なるときんとき)を
たっぷり使った、
なると金時どら焼き

徳島県北西部・つるぎ町、
栗尾商店さんの一品。
よしのがわトロッコ 2-16
フワッとした食感に焼き上げられた
生地の中に閉じ込められたのは、
職人さんの手作業によって
丁寧に練り込まれた、

鳴門金時100%
しっとりとした芋あん

これが「焼きいも」を頂いているかのような
ホッコリとした風味を生み出し、
優しい甘さに包まれる♪

゛作り手″の心遣いまで感じられるような、
「和」の味わい♪
よしのがわトロッコ 2-18
車窓右手、
鴨島駅(かもじまえき)を過ぎたところで
見えてくる、場違いとも言えそうな
大きな施設。

ここは吉野川医療センター

JA徳島厚生連によって運営される
病院施設で、
災害発生時に救護医療の拠点となる
徳島県災害拠点病院にも指定されている、
吉野川市周辺域の
医療の拠点

平成25(2013)年に移転開業した
医療施設ですが、
それ以前はこの場所に県内有数の娯楽施設・
吉野川遊園地
あったそう(平成23(2011)年閉園)で、

現在の「医療センター」
その広大な跡地を活用して
建設されたもの。

ガイドさん曰く「思い出の場所」で
あったそうで、
この地を語る声音には、
明るくもどこか寂し気な響きも・・・
(考えすぎだろうか・・・?)


鴨島駅の手前、
阿波川島駅付近では
蜂須賀氏の築いた支城、
いわゆる阿波九城の一つ、

川島城址に建てられた
模擬天守(もぎてんしゅ。天守の有無が確認できない
城に建てられた、「天守風建築」)も
望めるのですが、

周囲に建物が多い上、
低速でもあっという間に通過して
しまうので、
全然撮れない(笑)
よしのがわトロッコ 2-17
のどかな田園風景の中を、
のんびりと走る。
よしのがわトロッコ 2-19
徳島駅から40分ほど走ったところで、
吉野川市・学駅(がくえき)に
運転停車。
よしのがわトロッコ 2-20
シンプルな一文字のみの駅名は、

この地に在った了慶寺(りょうけいじ)という
お寺の僧侶の下に、
教えを乞う人々が各地から集ったことに
ちなむそう。

この駅で発行される硬券
で出来た入場券は、
右側に「入場券」を意味する
の字が、

その下に駅名のが印字されることで
入学と読める仕様になっており、

正月・受験シーズンを中心に
受験生などに大人気
あるそうな。

(この入場券セットをまとめた
「合格祈願きっぷ」は、
先述の通り「よしのがわトロッコ」車内でも
購入可能
きっぷ欲しさのあまり
飛び降りてしまわぬよう 笑)


※硬券・・・こうけん。ロール紙普及前、
各地の鉄道で乗車券・入場券に
使用されていた、
分厚く硬い紙で出来た切符。
よしのがわトロッコ 2-21
「受験生人気」にあやかってか、
駅舎上部には゛学び舎の象徴″でもある
桜のマークが描かれています♪
(粋だねぇ)
よしのがわトロッコ 2-22
よしのがわトロッコ」の旅、
まだまだ続きます!



参考:JR四国公式ホームページ・
    「藍よしのがわトロッコ」特設サイト
    Wikipedia

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。