fc2ブログ

記事一覧

徳島旅30 ~阿波池田うだつの家 その1~

草原を吹き渡る風のごとく、
あっという間に過ぎ去ってしまった
夏休み

「製造業」ならでは、
゛ちょっと長め″の大型休暇

「終戦記念日」に岡山市北部に鎮座する
岡山縣護国神社へ赴いたり、
お隣・兵庫県で3泊4日の
「赤穂・姫路旅」に興じたりと、
十二分に休み、楽しむことができました♪

(この旅の模様は、
後日記事としてまとめさせて
いただきます♪)

そして気付けば、
酷暑に見舞われた8月も
もうおしまい

近頃は朝夕の暑さも薄れ、
気候の変化や騒々しい
セミの声の鎮まりに、
確かな季節の移り変わりを感じます。
(昼間はまだ暑いケドね 笑)


そんな中、
夏休みが終わっても
まだまだ書き綴っております(汗)、
「徳島旅」編。



前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-516.html



よしのがわトロッコ 2-23
県都・徳島市の中心駅・
徳島駅から、

県を東西に繋ぐ鉄道路線・
徳島線を走る観光列車、
よしのがわトロッコ」に揺られて、
やって参りました・・・
よしのがわトロッコ 4-23
阿波池田駅

徳島県西部、
吉野川四国山地に囲まれ、
四国四県でも最も広い面積を誇る
自然豊かな地、

三好市(みよしし)の中核に当たる町・
池田町(いけだちょう)中心駅で、

よしのがわトロッコ」の走る徳島線
起点駅(もう一方は徳島駅)となっている他、
四国を縦断する重要路線・
土讃線(どさんせん)の列車が発着
(所属上は土讃線の駅)し、

特急列車を含めた全列車が停車
(観光列車「四国まんなか千年ものがたり」号は除く)する、
四国中央部でも重要な駅の一つと
なっています。

(所在地が「徳島県三好市池田町サラダ」なる
珍地名なのもポイント!)
阿波池田うだつの家 3
そんな阿波池田駅前から
真っ直ぐに伸びるアーケード街をくぐり・・・
(今度は荷物を預けられた・・・ホッ)
阿波池田うだつの家 4
石畳の整った路地が続く、
本町通りへ!

三好地域は江戸時代以降戦後に至るまで
葉たばこの製造が
盛んに行われた場所。
阿波池田うだつの家 4.5
ここ池田町は三好地域の産業を支えた
たばこ造りに於いて
物資の集積地として栄えた場所であり、
江戸時代には徳島藩の陣屋が置かれ、

明治以降も四国山地を貫く土讃線
開通するまで
四国屈指の宿場町として
発展した歴史を持つ、重要な場所

その中枢に位置する
「本町通り」を歩けば
阿波池田うだつの家 5

阿波池田うだつの家 6

阿波池田うだつの家 7
かつての栄華を今に伝える、
重厚感ある町家がいっぱい!
阿波池田うだつの家 8
そんな「本町通り」でも
象徴的な施設として
保存・公開されているのがコチラ、
阿波池田うだつの家!

周辺の商家同様江戸時代~明治に掛けて
繁栄した真鍋家(まなべけ)の
住居兼たばこ製造工房として
100年以上の昔に建てられた家屋で、

生活の場であった主屋
中途に増築された離れ座敷
たばこ造りに使われた製造作業場などが
ほぼ当時のままに残っており、

往時を知ることの出来る貴重な文化遺産として
池田町指定有形文化財に認定。

主屋や離れ座敷は当時の姿を保ちながら
各種展示の会場として活用しつつ
公開されている他、

旧作業場は池田町のたばこ造りの歴史や
製造の過程を解説した
阿波池田たばこ資料館となって
来館者を迎え入れています。

(その趣ある造りを生かした
半貸切も行われているそうで、
結婚式や成人式の前撮り
コスプレ撮影
その他各種催し物利用可能だとか)


開館時間
9:00~21:00

休館日
毎週水曜日、
年末年始(12月28日~翌1月4日)

入場料
一般 320円
高校・大学生 210円
小・中学生 100円
阿波池田うだつの家 9
施設名の由来となったうだつとは、
古い家屋の軒下端部に設けられた
屋根付きの防火壁のこと。

この「うだつ」を設けるには
かなりの出費を必要としていたそうで、
「本町通り」のような町家の並ぶ地域では
「うだつ」を建てることが一種の
ステータスとしてもてはやされ、

貧しい状態を指す
うだつが上らないという言葉の
語源ともなっています。

池田の町でも中心的な位置にあった
「旧真鍋家住宅」も、
もちろんうだつ完備!

頑強にして芸術性をも感じられる造りを、
じっくり眺めることが
可能となっています♪
阿波池田うだつの家 10
それでは「阿波池田うだつの家」内へと
入って参りましょう!

通りに面して建てられた主屋
その玄関部分は来客への対応や
商品の販売に充てられた
いわゆるミセ(店)に当たり、

「阿波池田うだつの家」となった現在は
管理室に阿波池田の町や
かつての「旧真鍋家住宅」の姿を紹介した
パネル展示スペースを兼ねた、
夢彩の間として
活用されています。
阿波池田うだつの家 11
「夢彩の間」の一角には、
店の従業員(あるいは主人?)が
売り上げの勘定や
帳簿への記帳をするのに使われた空間、
帳場(ちょうば)が
残されています。

(椅子を除いて昔日そのままの場所に
デカデカとアルコールが鎮座しているのが、
コロナ禍渦中のご時世を
反映しているように思える)
阿波池田うだつの家 12
「夢彩の間」から土間を抜けた先に在る、
広さ10畳の表座敷

かつての「生活感」を漂わせる
空間では・・・
阿波池田うだつの家 13
淡路や阿波が発祥
(そーなんだ!)と伝えられる伝統芸能、
人形浄瑠璃
(にんぎょうじょうるり。
「人形浄瑠璃文楽(ぶんらく)」とも)に用いられる、

「かしら」や「床本(ゆかほん。演劇に用いる台本)」、
「見台(けんだい。床本を置くための台)」
などを展示。
阿波池田うだつの家 14
人形浄瑠璃の代表作!

源平合戦」で大功を挙げた
゛英雄″でありながら、
兄・頼朝との望まぬ対立から
追われる身となり逃げまどう
源義経(みなもとの よしつね)主従と、

実は生きていた平家の武将たち
邂逅と対決を描いた
義経千本桜
阿波池田うだつの家 14.5
恋焦がれる相手への恋情から
ついには放火を企てるに至った恋する乙女
八百屋お七などの
作品に使用される人形も、
バッチリ展示されています♪
阿波池田うだつの家 15
細やかな造りも魅力ながら、
演出のための仕掛け
施されているのも、
浄瑠璃に使われる人形の特色。
(仕掛けの無い人形もアリ)

こちらの゛カシラ″
(「絵本太功記」の操(みさお)さん)、
首からチラリと覗くヒモを引っ張ると・・・
阿波池田うだつの家 16
表情が一変して、
鬼の如き形相に!

討死覚悟で戦場へ赴く義理の息子
(十次郎。史実の明智十五郎光慶
(あけちじゅうごろう みつよし)の
役回り)、
悲しみに暮れる娘(初菊)、

「主君殺し」を為した
息子(武智光秀。史実の明智光秀)の罪を
背負って、
刺し貫かれる姑(さつき)・・・

次々身内の悲劇と悲嘆に見舞われるも、
見守ることしかできない
武家の女性の哀しみと苦悶の念が、
表れているような造り。

演者の語り口調と合わせれば、
作品の世界観に引き込まれることは
必定でしょう。
阿波池田うだつの家 19
「人形鑑賞」を楽しんでから、
主屋と「新座敷」、
「製造作業場」を繋いだ
渡り廊下へ!
阿波池田うだつの家 24
開放的な造りの廊下から望むのは、
広々とした中庭と、
趣ある造りの離れ座敷
(こちらは次回記事にてご紹介!)
阿波池田うだつの家 20
この「渡り廊下」では、
頭上にもご注目!

中庭の反対側、
壁面に掲げられているのは、
昔のたばこの広告

高度経済成長を象徴する、
東京オリンピック1964のモノから
阿波池田うだつの家 21
ものスゴーく時代を感じる、
「初代新幹線」・0系
(大窓の「初期型」と思われる!)をバックに一服する
国鉄職員(運転士?)
阿波池田うだつの家 22
大阪万博コラボ
パッケージまで、お宝揃い!
(スゴい!)
阿波池田うだつの家 23
若き頃の中村珠緒さん!
お美しい・・・✨
阿波池田うだつの家 2-3
風趣と展示に富んだ「阿波池田うだつの家」、
まだまだ続きます!


参考:三州瓦の神清 屋根の用語・Q&A


阿波池田うだつの家(旧真鍋家住宅)

〒778-0002
徳島県三好市池田町マチ2465−1

開館時間
9:00~21:00

休館日
毎週水曜日、
年末年始(12月28日~翌1月4日)

入場料
一般 320円
高校・大学生 210円
小・中学生 100円

団体(20名以上)
一般 150円
高校・大学生 100円
小・中学生 50円

お問い合わせ・ご利用申し込み
TEL 0883-72-3450
政党・宗教・営利を目的とする活動には
利用出来ません

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。