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徳島旅33(終) 阿波池田たばこ資料館 その2~

先週土曜日(10日)に到来しました、
中秋の名月!

「十五夜」とも称され、
「1年でもっとも美しい満月が望める日」として
旧くから人々の間で愛されて来た、
まんまるお月さま!

わたしもワクワクしながらお酒や
月見バーガー(スーパーにて購入)」を
用意して待機していたのですが・・・
まさかの雨

幾度恨めしく空を見上げてみても、
状況は変わらず。

大いなる無念とともに、
私の「十五夜」は
過ぎ去って行きましたとさ。
(トホホ・・・)



ゴールデンウィークの旅模様を
(長々と)綴って参った「徳島旅」編も、
いよいよ最終回!

旅最終日、乗換待ちの間に訪れた
徳島県三好市池田町の文化施設・
「阿波池田うだつの家」内、

かつてのたばこ製造場を活用した
展示施設・
阿波池田たばこ資料館の様子を、
前回に続いてお届け致します!



前回記事はコチラ
http://ac802tfk.com/blog-entry-519.html


「阿波池田うだつの家」のご紹介はコチラ!
http://ac802tfk.com/blog-entry-517.html


阿波池田たばこ資料館 3
阿波池田に於けるたばこ造りの歴史や
「うだつの家」を建設・保有していた
真鍋家に関する資料
約200点を展示・解説する、
「阿波池田たばこ資料館」。
阿波池田たばこ資料館 2-1
山間部の町を大いに賑わし、
多大な富を阿波池田の地にもたらした
たばこ造り

「たばこ専売法」施行前の
明治20年代後半~30年代
(1892~1904年ころ)には
池田町での民営たばこ造り
最盛期を迎えました。

この写真はその頃の作業場の風景を
写したもの。
活気溢れる゛現場″の様子が
見て取れます。

(その後施行された「たばこ専売法」によって
民営たばこ製造は廃れ
国の管理下で日露戦争下での
戦費調達の一助として
利用されることに)
阿波池田たばこ資料館 2-3
ガラスケースに収められた、
葉煙草購入帳
(はたぼここうにゅうちょう)
阿波池田たばこ資料館 2-4
たばこ製造業者が農家から買い入れた
葉たばこの数量・金額などを
記した・・・と思われる文書には、

ここ「うだつの家」を所有していた
真鍋家当主の名が。
阿波池田たばこ資料館 2-5

阿波池田たばこ資料館 2-6
真鍋家と販売業者との間で
交わされた書類たち。

人気の「阿波刻(あわきざみ)」を扱う
製造主だけあって、
広範な地域と商品や文書の
やり取りがありました。
阿波池田たばこ資料館 2-7
こちらは「たばこ専売法」公布後に作られた、
たばこ販売業者の名刺

片面にはロシア語表記も見られ、
日露戦争後にたばこ業者たちが
大陸へと進出していく様が窺えます。

(この戦勝に乗じた大陸進出も、
のちの敗戦によって悲劇の種に・・・)
阿波池田たばこ資料館 2-28
2階へ上がってスグのところに
置かれているのは、
吉野川の水運に使用された
帆掛け船、
平田船(ひらたぶね)の模型

大正3(1914)年に徳島県を東西に結ぶ
徳島線が開業するまで、
吉野川流域の物資輸送は
吉野川を行き交う船便
担っていました。

池田地域で生産・集積されたたばこ製品も
現在の諏訪公園
(すわこうえん。池田町ウヱノ)付近に設けられた
池田港より出荷され、

行きは2~3日
帰りは1~2週間ほど掛けて
徳島の街との間を往来していました。

(現在の徳島線特急「剣山」
1時間15分、
普通列車でも2時間15分ほどで
徳島~阿波池田間を走破していることを考えると、
船便の衰退やむなしか)
阿波池田たばこ資料館 2-8
当時の「阿波刻」の販路を示した
展示パネル。

水路徳島へ、あるいは山を越えて
隣国・阿波国(香川県)へと運ばれた
「阿波刻」は、
主要な港から列島をグルっと巡る
北前船(きたまえぶね)へと積み込まれ、

近隣地域を中心に
西は九州・肥前国(長崎県)から
北は蝦夷地(北海道)まで、
広い地域で販売されました。

(到着の報せを待つ製造業者たちの心中、
いかばかりであったろうか・・・)
阿波池田たばこ資料館 2-9
資料館2階の一角に残された、
第二葉拵場
(だいにはごしらえば)の看板。

ここがかつてたばこ製造の場
あったことを示す、
貴重な遺物です!

(葉拵え・・・たばこの葉を刻む前の準備作業で、
原料となる葉たばこに付いた
砂や塵(ちり)の除去や、
刻み作業に適した形に葉たばこ
配合・集積が行われました)
阿波池田たばこ資料館 2-10
こちらはたばこの広告・宣伝に用いられた、
商標(しょうひょう。いわゆる「レッテル」)

初期のたばこ製品はひもで括っただけの
簡素なものでしたが、
売れ行きや販路の拡大とともに
包装が施されるようになり、

寛政年間(1789~1800年頃)には
製造業者や販売業者名、
たばこの銘柄をアピールする
商標が使われるようになりました。
阿波池田たばこ資料館 2-12
こちらは真鍋家によって製作・発行された
引札(ひきふだ)、
いわゆるポスター

販売先の商店に掲げられたであろう
宣伝素材には、
たおやかな字で記された
真鶴(まなづる)のブランド名と、
銘柄にちなんだ(と)のイラスト
阿波池田たばこ資料館 2-13
膨大な資料を通して「たばこ造り」を知れた、
「阿波池田たばこ資料館」。

展示施設を見終えた後は、
主屋2階に設けられた市民ギャラリー・
夢想の間(無双 むそうのま)で
阿波池田たばこ資料館 2-14

阿波池田たばこ資料館 2-16

阿波池田たばこ資料館 2-17
三好地域の風景を写した
写真展を観覧して、
「阿波池田うだつの家」を退出!
阿波池田たばこ資料館 2-18

阿波池田たばこ資料館 2-19

阿波池田たばこ資料館 2-20

阿波池田たばこ資料館 2-21
旧き町並み残る「本町通り」を歩いて
阿波池田たばこ資料館 2-22
阿波池田駅へ!
阿波池田たばこ資料館 2-23
この旅2度目の2700
1番ホーム16時21分発の
特急「南風20号」で岡山へ!

これにて徳島県、
そして四国ともお別れです!
(またいつか!)
小松島 3
実に濃密な時間の流れた、
5泊6日の「徳島旅」。

素敵な景色、おいしい食事(とお酒)、
そして土地の人々との出会い・・・
また一つ増えた「思い出」を胸にしまい、
「日常」のページを綴ります。

ありがとう、徳島県!
阿波池田たばこ資料館 2-27
次回から、ようやく旅のレポートは
夏休みへ!
(もう1月近く過ぎちゃったケド 汗)

兵庫県西部、
歴史と文化に満ちた2つの街、
赤穂市(あこうし)と姫路市を巡る、
3泊4日の「夏旅」へ、
いざ出発!

(あの「世界遺産」も出てくるよ!)


参考:たばこ資料館内 解説パネル

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。