紅葉と温泉を楽しむ
- 2017/11/26
- 22:22
旅2日目、東京から列車を乗り継いでやって来たのは、
芦ノ牧温泉
南会津を代表する温泉地の一つで、大内宿、塔のへつりといった
近隣の名所や、会津の中心・会津若松市へのアクセスに恵まれた
良好な立地に在ります。
鉄道とバスがここへの移動手段となるのですが、
鉄道の玄関口・芦ノ牧温泉駅は、ある動物が「駅長」を務めることで著名。
それは・・・

猫です!
この駅の名物・猫駅長!
きっかけは一番右の写真、初代駅長・ばす。
18年前、町をさまよっていた一匹の猫を地元の小学生が保護し、
駅に連れてきたのが始まり。
以来「ばす」は駅舎に居着くようになり、行きかう利用者を
「お見送り」と「お出迎え」。
その姿が話題を呼び、一躍人気者となりました。
9年前には制服・制帽と駅長室を拝領し、「名誉駅長」に就任。
「後輩」たちを育てつつ大役を勤めていましたが、
引退後の昨年4月22日、後任の「らぶ」、および芦ノ牧温泉駅員たちに
見守られ、その生涯を閉じました。
今は「名誉駅長」の役を引き継いだらぶと
ぴーち施設長が、駅と乗客・来訪者を
見守ります。
ちなみに猫たちはストレス防止のため撮影禁止
パネルでのご紹介となること、ご容赦を。

駅舎内は古風な外観に反し、ねこグッズがズラリ!
最近流行りの鉄道むすめグッズと合わせ、
土産物屋かテーマパークのショップにでも来たかのような気分。

大河ドラマの主人公、テレビ番組等で福島県と縁の有る女優・
綾瀬はるかさんとも交流が有るそう。
らぶ駅長、ご満悦?

芦ノ牧温泉駅からバスで10分あまり。
温泉街にやって参りました!
阿賀川(大川)が刻んだ渓谷に張り付くように
旅館やホテルが軒を連ねています。
渓流をまたぐのは芦ノ牧大橋
温泉街の中央を貫く交通の要所であり、ここを訪れる人々にとっての
入口となります。

夕暮れの大川渓谷。すばらしい光景です。

この日の宿は、新湯旅館
温泉街からは車道を挟んで反対側となりますが、
騒々しさとは無縁の落ち着きと静けさ、
ロビーからの景観が魅力のお宿です。
ちなみに先ほどの画像は玄関前の駐車場から撮ったもの。

お部屋はこんな感じ。
派手さはないものの、過ごしやすい広さ。

さて、落ち着いたところで、いざ温泉!
浴槽は贅沢な源泉掛け流し!
内湯と露天風呂を備えているのですが、内湯に関しては
そのままでは入れない熱さ!
そのため、備え付けの板でお湯をかきまぜ、適温まで下げる
「湯もみ」を行う必要があります。
まるで「湯守」になった気分?

温泉をたっぷり味わい、夜の街へ。
晩御飯の食べられるお店を探します。
ライトアップされた温泉街も、乙なもの。

ふらりと立ち寄ったのは、かがやき公園
温泉街の入り口に設けられた公園で、花壇の上には
足湯が置かれ、誰でもプチ温泉浴を楽しむことが出来ます。

こちらが足湯。
東北の夜は寒い。足を浸けるだけで体の隅々まで
温まります。

高所に設けられた足湯からは、芦ノ牧大橋と温泉街が見渡せます。

芦ノ牧温泉街に到着!
しかし・・・暗い
どうやら湯治客は宿で夕食を摂るのが定石らしく、
人の姿は無し。
目当ての食堂は今月初めに閉店し、まだ居酒屋は開かず。
お土産屋でカップ麺を確保したものの、かつて賑わったであろう
湯治場の寂れた姿を目にするのは、悲しいものがあります。

一晩明け、二度目の湯浴み。
露天風呂はこんな感じ。
内湯と比べると、やや温めで長湯にはぴったりでしょうか。

露天風呂からの眺め。
「最上階」に当たるロビーからすると劣る眺望ですが、
紅葉を目の前にするのも面白い。

今回予約したのは朝食付きプラン。
同じ日に泊まっていたご夫婦は早々に立ち去ったらしく、
食事会場の大広間には私一人。何か寂しい。
しかし料理は家庭的で、宿の方の対応は親切。

大広間の一角には、赤べこが置かれていました。

ロビーから。今日も良い眺めです。
移動の疲れも吹き飛ぶアツアツ温泉とネコ駅長に癒された一日の終わり。
上々の会津入りとなりました。
次回は蔵とラーメンの街・喜多方へ。
その道中と皆が夢中のあの列車をレポート致します。
それでは!

会津名物の一つ・黒糖まんじゅう。
芦ノ牧温泉駅で買ったため、特別パッケージ!
列車のカラーリングと共に描かれているのはらぶ駅長なのですが・・・
ネコに見えねぇ
芦ノ牧温泉
南会津を代表する温泉地の一つで、大内宿、塔のへつりといった
近隣の名所や、会津の中心・会津若松市へのアクセスに恵まれた
良好な立地に在ります。
鉄道とバスがここへの移動手段となるのですが、
鉄道の玄関口・芦ノ牧温泉駅は、ある動物が「駅長」を務めることで著名。
それは・・・

猫です!
この駅の名物・猫駅長!
きっかけは一番右の写真、初代駅長・ばす。
18年前、町をさまよっていた一匹の猫を地元の小学生が保護し、
駅に連れてきたのが始まり。
以来「ばす」は駅舎に居着くようになり、行きかう利用者を
「お見送り」と「お出迎え」。
その姿が話題を呼び、一躍人気者となりました。
9年前には制服・制帽と駅長室を拝領し、「名誉駅長」に就任。
「後輩」たちを育てつつ大役を勤めていましたが、
引退後の昨年4月22日、後任の「らぶ」、および芦ノ牧温泉駅員たちに
見守られ、その生涯を閉じました。
今は「名誉駅長」の役を引き継いだらぶと
ぴーち施設長が、駅と乗客・来訪者を
見守ります。
ちなみに猫たちはストレス防止のため撮影禁止
パネルでのご紹介となること、ご容赦を。

駅舎内は古風な外観に反し、ねこグッズがズラリ!
最近流行りの鉄道むすめグッズと合わせ、
土産物屋かテーマパークのショップにでも来たかのような気分。

大河ドラマの主人公、テレビ番組等で福島県と縁の有る女優・
綾瀬はるかさんとも交流が有るそう。
らぶ駅長、ご満悦?

芦ノ牧温泉駅からバスで10分あまり。
温泉街にやって参りました!
阿賀川(大川)が刻んだ渓谷に張り付くように
旅館やホテルが軒を連ねています。
渓流をまたぐのは芦ノ牧大橋
温泉街の中央を貫く交通の要所であり、ここを訪れる人々にとっての
入口となります。

夕暮れの大川渓谷。すばらしい光景です。

この日の宿は、新湯旅館
温泉街からは車道を挟んで反対側となりますが、
騒々しさとは無縁の落ち着きと静けさ、
ロビーからの景観が魅力のお宿です。
ちなみに先ほどの画像は玄関前の駐車場から撮ったもの。

お部屋はこんな感じ。
派手さはないものの、過ごしやすい広さ。

さて、落ち着いたところで、いざ温泉!
浴槽は贅沢な源泉掛け流し!
内湯と露天風呂を備えているのですが、内湯に関しては
そのままでは入れない熱さ!
そのため、備え付けの板でお湯をかきまぜ、適温まで下げる
「湯もみ」を行う必要があります。
まるで「湯守」になった気分?

温泉をたっぷり味わい、夜の街へ。
晩御飯の食べられるお店を探します。
ライトアップされた温泉街も、乙なもの。

ふらりと立ち寄ったのは、かがやき公園
温泉街の入り口に設けられた公園で、花壇の上には
足湯が置かれ、誰でもプチ温泉浴を楽しむことが出来ます。

こちらが足湯。
東北の夜は寒い。足を浸けるだけで体の隅々まで
温まります。

高所に設けられた足湯からは、芦ノ牧大橋と温泉街が見渡せます。

芦ノ牧温泉街に到着!
しかし・・・暗い
どうやら湯治客は宿で夕食を摂るのが定石らしく、
人の姿は無し。
目当ての食堂は今月初めに閉店し、まだ居酒屋は開かず。
お土産屋でカップ麺を確保したものの、かつて賑わったであろう
湯治場の寂れた姿を目にするのは、悲しいものがあります。

一晩明け、二度目の湯浴み。
露天風呂はこんな感じ。
内湯と比べると、やや温めで長湯にはぴったりでしょうか。

露天風呂からの眺め。
「最上階」に当たるロビーからすると劣る眺望ですが、
紅葉を目の前にするのも面白い。

今回予約したのは朝食付きプラン。
同じ日に泊まっていたご夫婦は早々に立ち去ったらしく、
食事会場の大広間には私一人。何か寂しい。
しかし料理は家庭的で、宿の方の対応は親切。

大広間の一角には、赤べこが置かれていました。

ロビーから。今日も良い眺めです。
移動の疲れも吹き飛ぶアツアツ温泉とネコ駅長に癒された一日の終わり。
上々の会津入りとなりました。
次回は蔵とラーメンの街・喜多方へ。
その道中と皆が夢中のあの列車をレポート致します。
それでは!

会津名物の一つ・黒糖まんじゅう。
芦ノ牧温泉駅で買ったため、特別パッケージ!
列車のカラーリングと共に描かれているのはらぶ駅長なのですが・・・
ネコに見えねぇ