最後の湯治は贅沢に
- 2017/12/08
- 15:00
前回までは会津若松市内を巡りましたが、今回は
ちょっと市街地から離れ、郊外へ。
向かいましたるは、東山温泉
開湯はなんと今から溯ることおよそ1300年前、
奈良時代。
東大寺大仏の造営に携わったのを始め、数多くの土木事業に関わり、
庶民を助けた「菩薩」の尊称を持つ高僧・
行基(ぎょうき)上人が、
三本足の烏、日本サッカー協会のエンブレムにも登場する八咫烏(やたがらす)
に導かれ、湯川の上流で三体の仏と沸き立つ湯気と出会ったのが始まり、
とされています。
以来会津の奥座敷と称され、歴代会津藩主や
新撰組「鬼の副長」・土方歳三も浸かったという名湯。

今回お世話になるのはこちら、御宿 東鳳(おんやど とうほう)
温泉街の入り口に建ち、バリエーション豊富なバイキングレストラン、
そして会津若松市街を見通せる眺望と露天風呂が自慢のお宿。
(ガイドブックにも載ってるよ~)

ロビーはとても綺麗で、広々としています。
奥にはふかふかソファで寛げるラウンジと、土産物屋が控えています。

廊下と客室エリアを仕切る扉の向こうに、部屋の入り口が!
ロビーと同じ階の客室には愛称が付けられており、私が泊まる
304号室は「華」。

こちらがマイルーム!
ご覧ください、この広さ!
寝室とベッドルームを併せたような空間にはゆとりを持って
ソファと椅子・テーブルが並べられ、壁に沿ってダブルベッド(私一人ですが)が
置かれています。
トイレ・洗面所・風呂場もしっかり分けられた贅沢空間!

デスクも十分以上のスペースが有ります。

残念ながらここから市街地を望むことは出来ませんが、
窓の外は中庭となっています。
温泉街散策(次回記事で取り上げます)から戻り、一休みしてから夕食へ。

バイキングレストラン・あがらんしょ
「あがらんしょ」とは会津地方の方言で「どうぞお召し上がりください」という意味。
たくさん、おいしく食べてほしい、という心意気が見えるよう。

こんな感じかな。
バイキングコーナーは目移りしてしまうほど品数豊富。
サラダ、ご飯や汁物を従業員さんがよそってくれるカウンター、
おかず物といったエリアに区分けされており、
お腹が持つ限り、そして時間が許す限り、何度でも取りに行けます。
もちろん郷土料理・こづゆも完備!

「あがらんしょ」では、目の前で料理人やパティシエが一品物や
デザートを作り、提供してくれるオープンキッチンも充実。
岩塩を付けてシンプルに頂いた焼きたてのお肉は、絶品!

夢中で食べ続け、気づけば1時間。
最後はデザートのシュークリームとりんごタルトで〆とします。
ここでは取り上げませんが、翌朝のバイキングも充実の
内容!南会津のグルメ・高遠そばも味わえ、大満足の
ステイでした!

食後はいよいよ温泉へ。
中は二つの浴室が用意されており、空中に突き出た円形の露天風呂が特徴的な
宙(そら)の湯と、階段状に露天風呂が
配置された棚雲の湯の二つ。
もちろん内湯や洗い場も完備されています。
これらは時間交代制となっており、男性・女性が別々の浴場を楽しめます
(例:男性の場合、夕方~夜が「棚雲の湯」、朝~昼が「宙の湯」)。
湯温は内湯が温め、外が熱め。
肝心の露天風呂ですが、雨が降ったり霧が出たりで、自慢の眺望、
体感できず
しかし無色透明で、動脈硬化、切り傷、やけど等に効果ありという
硫酸塩泉のお風呂は、存分に満喫出来ました。

風呂場の入り口から浴場までを繋ぐ宙(そら)の道と、
宙(そら)の庭。
中空に浮かぶ月をイメージした、シャレた空間。
ゆったりした客室に種類豊富なバイキングレストラン、
疲れも吹き飛ぶ温泉と、夢のように過ぎた一夜。
二度会津を訪れる機会が訪れるかは分かりませんが、
再び「奥座敷」に来たならば、またここの設備や
従業員の皆様の笑顔を楽しみとしたいと思います。
時系列が前後する部分も有りますが、次回は
東山温泉街を巡ります。風情ある湯治場と
文化財にも指定されているお宿、豪快に
流れ落ちる滝を楽しみます。それでは!
ちょっと市街地から離れ、郊外へ。
向かいましたるは、東山温泉
開湯はなんと今から溯ることおよそ1300年前、
奈良時代。
東大寺大仏の造営に携わったのを始め、数多くの土木事業に関わり、
庶民を助けた「菩薩」の尊称を持つ高僧・
行基(ぎょうき)上人が、
三本足の烏、日本サッカー協会のエンブレムにも登場する八咫烏(やたがらす)
に導かれ、湯川の上流で三体の仏と沸き立つ湯気と出会ったのが始まり、
とされています。
以来会津の奥座敷と称され、歴代会津藩主や
新撰組「鬼の副長」・土方歳三も浸かったという名湯。

今回お世話になるのはこちら、御宿 東鳳(おんやど とうほう)
温泉街の入り口に建ち、バリエーション豊富なバイキングレストラン、
そして会津若松市街を見通せる眺望と露天風呂が自慢のお宿。
(ガイドブックにも載ってるよ~)

ロビーはとても綺麗で、広々としています。
奥にはふかふかソファで寛げるラウンジと、土産物屋が控えています。

廊下と客室エリアを仕切る扉の向こうに、部屋の入り口が!
ロビーと同じ階の客室には愛称が付けられており、私が泊まる
304号室は「華」。

こちらがマイルーム!
ご覧ください、この広さ!
寝室とベッドルームを併せたような空間にはゆとりを持って
ソファと椅子・テーブルが並べられ、壁に沿ってダブルベッド(私一人ですが)が
置かれています。
トイレ・洗面所・風呂場もしっかり分けられた贅沢空間!

デスクも十分以上のスペースが有ります。

残念ながらここから市街地を望むことは出来ませんが、
窓の外は中庭となっています。
温泉街散策(次回記事で取り上げます)から戻り、一休みしてから夕食へ。

バイキングレストラン・あがらんしょ
「あがらんしょ」とは会津地方の方言で「どうぞお召し上がりください」という意味。
たくさん、おいしく食べてほしい、という心意気が見えるよう。

こんな感じかな。
バイキングコーナーは目移りしてしまうほど品数豊富。
サラダ、ご飯や汁物を従業員さんがよそってくれるカウンター、
おかず物といったエリアに区分けされており、
お腹が持つ限り、そして時間が許す限り、何度でも取りに行けます。
もちろん郷土料理・こづゆも完備!

「あがらんしょ」では、目の前で料理人やパティシエが一品物や
デザートを作り、提供してくれるオープンキッチンも充実。
岩塩を付けてシンプルに頂いた焼きたてのお肉は、絶品!

夢中で食べ続け、気づけば1時間。
最後はデザートのシュークリームとりんごタルトで〆とします。
ここでは取り上げませんが、翌朝のバイキングも充実の
内容!南会津のグルメ・高遠そばも味わえ、大満足の
ステイでした!

食後はいよいよ温泉へ。
中は二つの浴室が用意されており、空中に突き出た円形の露天風呂が特徴的な
宙(そら)の湯と、階段状に露天風呂が
配置された棚雲の湯の二つ。
もちろん内湯や洗い場も完備されています。
これらは時間交代制となっており、男性・女性が別々の浴場を楽しめます
(例:男性の場合、夕方~夜が「棚雲の湯」、朝~昼が「宙の湯」)。
湯温は内湯が温め、外が熱め。
肝心の露天風呂ですが、雨が降ったり霧が出たりで、自慢の眺望、
体感できず
しかし無色透明で、動脈硬化、切り傷、やけど等に効果ありという
硫酸塩泉のお風呂は、存分に満喫出来ました。

風呂場の入り口から浴場までを繋ぐ宙(そら)の道と、
宙(そら)の庭。
中空に浮かぶ月をイメージした、シャレた空間。
ゆったりした客室に種類豊富なバイキングレストラン、
疲れも吹き飛ぶ温泉と、夢のように過ぎた一夜。
二度会津を訪れる機会が訪れるかは分かりませんが、
再び「奥座敷」に来たならば、またここの設備や
従業員の皆様の笑顔を楽しみとしたいと思います。
時系列が前後する部分も有りますが、次回は
東山温泉街を巡ります。風情ある湯治場と
文化財にも指定されているお宿、豪快に
流れ落ちる滝を楽しみます。それでは!