新幹線乗り継ぎ旅
- 2017/12/11
- 15:03
さあ、長きに渡った会津紀行も、ついに最終回。
8日目のこの日は、会津若松を出て郡山、
東京を経由し、フェリー乗り場の在る大阪までの
鉄路をレポート!

会津若松駅からは、磐越西線の普通列車で郡山へ。
車両はE721系
平成18(2006)年、仙台地区を中心に、東北地方の国鉄急行形電車の置き換え、
並びに仙台空港アクセス線への直通を目的として投入が開始された交流電車
その後の増備によって、ステンレス車・719系の一部も置き換え、仙台地区の主力車両と
なりました。
車内はロングシートとクロスシートのセミクロス
ローカル線では標準的な仕様です。

さて、郡山までの車窓の見所となるのは、雄大なる磐梯山(ばんだいさん)と
静謐なる水面を湛えた猪苗代湖、なのですが・・・
ご覧の有り様
霧が晴れる頃には、どちらも遥か彼方・・・泣ける
郡山駅までは、1時間ほど。
人生初、東北新幹線に乗車します!

あえて乗り継ぎ時間を長めに取り、行き交う新幹線を撮影。
う~ん、速い!
営業列車としては国内最速・E5系や・・・

その相棒・E6系が、高速で通過して行きます。
やっぱり新幹線の通過シーンは、ワクワクします!

間近でE5系を観察。
空気抵抗と戦うための工夫が詰まった、独特な先頭形状が
良く分かります。

側面のシンボルマークは、車両のスピード感と、
大空を舞うはやぶさの姿をイメージしています。
ちなみにJR北海道所有のH5系は
全くの同一仕様なのですが、車内のデザインと車体にまとう帯の色が異なります。

山形新幹線直通用、E3系つばさ
近年進められていた車体の塗り替えも終了し、新たな装いとなりました。

さて、私の乗るやまびこ号がやって参りました!
かつては東北新幹線の最速列車として、「顔」とも言える
看板列車でしたが、「はやぶさ」や「はやて」といったより速く、遠くまで結ぶ列車の登場で
存在感は薄れてしまいました。しかし盛岡~東京間の都市間列車として、またつばさ号の
併結相手として、重要な役割を担います。
車両はE2系1000番台
E2系自体は平成7(1995)年、東北新幹線、および開業を間近に控えた北陸(長野)新幹線
用として登場。
この1000番台は平成14(2002)年の
東北新幹線八戸開業に合わせて製造された増備車で、制御装置や内装デザイン、乗降扉、
客室窓等の仕様変更が行われています。
1編成ごとの車両数が、0番台の8両から10両に追加されたのも、大きな変更点。
ちなみに長野方面用の0番台は、すでに廃車されています。

1週間慣れ親しんだ東北の山並みが、遠ざかって行きます。
寂しいなぁ・・・

東京までの乗車時間は1時間ほど。ちょっと慌しいですが、駅弁タイム。
あらかじめ会津若松駅で購入していた、蔵出弁当(くらだしべんとう)
会津若松駅の人気ナンバーワン駅弁!だそうです。

中身は堂々、2段構え!
下段は山菜と栗のご飯、上段には棒たらの甘露煮、里芋の磯部揚げ、駄菓子等、
暮らしの中で生み出された会津の素朴にして栄養の詰まった料理がたっぷり!
旅の想い出を浮かべながら、頂きます。

東京駅からは、東海道新幹線へと乗り換え。
会社もJR東日本からJR東海へと変わります。
車両については・・・皆知っていると思うから、省略

N700系がずらり!始発駅らしい光景です。


夕焼け迫る首都圏を後に、西へ向かいます。
さて、東海道新幹線最大の見所と言えば、富士山
言わずもがな、日本最高峰にして日本人の心の拠り所たる高峰。
静岡県・富士川付近がポイントなのですが、
分厚い雲の向こう。駄目なのか、と思ったら・・・

見えました!
雲の切れ間からですが、白く冠雪したその優美な姿を、
拝むことが出来ました。感激!

すっかり日も暮れた頃、新大阪駅着。
そのまま九州まで直行することも出来ますが、あえて下車。
もう少し旅気分に浸るべく、大阪南港(おおさかなんこう)からフェリーに乗り込みます。
長野県は上高地を出発し、ゆるりと会津を巡った1週間あまり。
おいしい食事やお酒、風光明媚な名所、ほっと一息付ける温泉や、
人との出会い。
土地に刻み付けられた歴史ごと、じっくり味わった旅でした。
また訪れてみたい、そう記憶に留めるに足る、大満足の時間でした。
「会津」との再開を楽しみに、日常へと戻ります。
次回は九州に戻ってから。福岡県は久留米市の看板グルメと、
絶景スポットを巡ります。それでは!

こまち疾走!
8日目のこの日は、会津若松を出て郡山、
東京を経由し、フェリー乗り場の在る大阪までの
鉄路をレポート!

会津若松駅からは、磐越西線の普通列車で郡山へ。
車両はE721系
平成18(2006)年、仙台地区を中心に、東北地方の国鉄急行形電車の置き換え、
並びに仙台空港アクセス線への直通を目的として投入が開始された交流電車
その後の増備によって、ステンレス車・719系の一部も置き換え、仙台地区の主力車両と
なりました。
車内はロングシートとクロスシートのセミクロス
ローカル線では標準的な仕様です。

さて、郡山までの車窓の見所となるのは、雄大なる磐梯山(ばんだいさん)と
静謐なる水面を湛えた猪苗代湖、なのですが・・・
ご覧の有り様
霧が晴れる頃には、どちらも遥か彼方・・・泣ける
郡山駅までは、1時間ほど。
人生初、東北新幹線に乗車します!

あえて乗り継ぎ時間を長めに取り、行き交う新幹線を撮影。
う~ん、速い!
営業列車としては国内最速・E5系や・・・

その相棒・E6系が、高速で通過して行きます。
やっぱり新幹線の通過シーンは、ワクワクします!

間近でE5系を観察。
空気抵抗と戦うための工夫が詰まった、独特な先頭形状が
良く分かります。

側面のシンボルマークは、車両のスピード感と、
大空を舞うはやぶさの姿をイメージしています。
ちなみにJR北海道所有のH5系は
全くの同一仕様なのですが、車内のデザインと車体にまとう帯の色が異なります。

山形新幹線直通用、E3系つばさ
近年進められていた車体の塗り替えも終了し、新たな装いとなりました。

さて、私の乗るやまびこ号がやって参りました!
かつては東北新幹線の最速列車として、「顔」とも言える
看板列車でしたが、「はやぶさ」や「はやて」といったより速く、遠くまで結ぶ列車の登場で
存在感は薄れてしまいました。しかし盛岡~東京間の都市間列車として、またつばさ号の
併結相手として、重要な役割を担います。
車両はE2系1000番台
E2系自体は平成7(1995)年、東北新幹線、および開業を間近に控えた北陸(長野)新幹線
用として登場。
この1000番台は平成14(2002)年の
東北新幹線八戸開業に合わせて製造された増備車で、制御装置や内装デザイン、乗降扉、
客室窓等の仕様変更が行われています。
1編成ごとの車両数が、0番台の8両から10両に追加されたのも、大きな変更点。
ちなみに長野方面用の0番台は、すでに廃車されています。

1週間慣れ親しんだ東北の山並みが、遠ざかって行きます。
寂しいなぁ・・・

東京までの乗車時間は1時間ほど。ちょっと慌しいですが、駅弁タイム。
あらかじめ会津若松駅で購入していた、蔵出弁当(くらだしべんとう)
会津若松駅の人気ナンバーワン駅弁!だそうです。

中身は堂々、2段構え!
下段は山菜と栗のご飯、上段には棒たらの甘露煮、里芋の磯部揚げ、駄菓子等、
暮らしの中で生み出された会津の素朴にして栄養の詰まった料理がたっぷり!
旅の想い出を浮かべながら、頂きます。

東京駅からは、東海道新幹線へと乗り換え。
会社もJR東日本からJR東海へと変わります。
車両については・・・皆知っていると思うから、省略

N700系がずらり!始発駅らしい光景です。


夕焼け迫る首都圏を後に、西へ向かいます。
さて、東海道新幹線最大の見所と言えば、富士山
言わずもがな、日本最高峰にして日本人の心の拠り所たる高峰。
静岡県・富士川付近がポイントなのですが、
分厚い雲の向こう。駄目なのか、と思ったら・・・

見えました!
雲の切れ間からですが、白く冠雪したその優美な姿を、
拝むことが出来ました。感激!

すっかり日も暮れた頃、新大阪駅着。
そのまま九州まで直行することも出来ますが、あえて下車。
もう少し旅気分に浸るべく、大阪南港(おおさかなんこう)からフェリーに乗り込みます。
長野県は上高地を出発し、ゆるりと会津を巡った1週間あまり。
おいしい食事やお酒、風光明媚な名所、ほっと一息付ける温泉や、
人との出会い。
土地に刻み付けられた歴史ごと、じっくり味わった旅でした。
また訪れてみたい、そう記憶に留めるに足る、大満足の時間でした。
「会津」との再開を楽しみに、日常へと戻ります。
次回は九州に戻ってから。福岡県は久留米市の看板グルメと、
絶景スポットを巡ります。それでは!

こまち疾走!