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ブランド魚の産地へ

関あじ・関さば
大分県を代表するといっても過言ではないブランド魚であり、
九州・大分県と四国・愛媛県の間を流れる豊後水道
(通称:早吸の瀬戸)に面した佐賀関(さがのせき)という
漁港で水揚げされることから、そう呼ばれています。
15kmほどの狭い幅と、太平洋と瀬戸内海の水流がぶつかり合うことで
産み出される潮流に揉まれた魚たちは身が引き締まり、
その味わいは格別。
故にブランド魚として珍重され、高値で取引されて
売買される代物なのです。
今回は関あじ・関さばを現地で味わうべく、
大分市の外れ、佐賀関へ向かいます。
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JR幸崎駅(こうざきえき)
縁起の良い名前のこの駅が、
佐賀関への玄関口。このあたりもまだ大分市に当たるのですが、
大きな商業施設等も無く、のどかな雰囲気。
駅前からバスに乗り、目的地へ向かいます。
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バスの車窓からは、海や沖を行き交う船が見えます。
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に挟まれた道を進み、
終点・佐賀関バス停に到着!
大分市役所の支所と市民の交流センターを兼ねる市民センター前の
交差点には、控えめに歓迎の意を示す看板が置かれています。
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一見どこにでもある港町に見えますが、実は歴史スポット。
文久4(1864)年、長州藩が攘夷(外国人を追い払うこと)を決行すべく
アメリカ船に砲撃を加えたことに怒った西洋列強諸国は、
長州藩に対する報復を企図(後に実行され、四国艦隊下関砲撃事件として歴史に
残る事件となります)。
その計画を止める交渉役として派遣された幕吏・勝海舟(かつかいしゅう)
と、随行する坂本龍馬が長崎へ向かう途上、
ここから上陸した、そんな場所。
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今は海岸は埋め立てられ、貨物船が貨物の積み下ろしをする岸壁。
かつては浜辺であったろうこの地点から、2人の傑物は
異国との交渉のために踏み出したのでしょう。
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先ほどの看板の横から裏手の漁港まで続く、
関あじ関さば通り
商店街となっているこの通りにはかつて宿屋や
商家が建ち並び、
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龍馬・海舟両名とゆかりの有る屋号が、看板として残されています。
現存していないのが、残念
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龍馬と海舟が往路・復路でそれぞれ一泊した、徳応寺(とくおうじ)
当時の住職が二人の止宿を記録しており、名簿にもしっかりと
彼らの名が残されているそう。
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徳応寺本堂。境内の建物は綺麗に修復されており、
往時を偲ぶのは、難しい。

町から次の場所まで移動、なのですが・・・バスもレンタサイクルも無い
不便なり。
ちょっとお高いですが、タクシー移動。
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やって来たのは関崎海星館(せきざきかいせいかん)
大分市の東端・関崎に建つ展望・天体観測施設。
1階は隣接する灯台や付近の地形・地質等の紹介スペース、
土休日営業のカフェが有り、
2階には天体観測が可能な望遠鏡が設置されています。
天気に恵まれたこの日は、太陽の観測が出来たそう(私は見ていませんが)。
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天体観測は機会を改めるとして、あたりを見回す。
別府湾・豊後水道・臼杵方面の海や山々が一望できる、
絶好のロケーション。
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豊後水道。ここを関あじや関さばが泳ぎ回っています。
右に見える陸地はウミネコの飛来地として、またキャンプ場としても
知られる高島
奥は四国・愛媛県の佐田岬
容易に目視できるその距離、わずか14km。
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海星館から散策路を下りた先に見えて来る、関崎灯台
稼動開始は20世紀の初年、明治34(1901)年
白亜に塗り籠められた鉄製の灯台は、大分県で一番最初に設置された物。
幅が狭く、急流渦巻く豊後水道の航行の安全が如何に重視されたかが
分かります。
なお内部は指定された公開日以外は非公開
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敷地内には灯台の管理を行う灯台守の官舎跡が。
以前はここに灯台守が住んでいたのですが、長寿命・高効率の
LED灯の導入により、廃止。
今は建物の基礎が残ります。

佐賀関を訪れるまでは、「何も無い」というイメージを抱いていた私ですが、
史跡や海景色に感嘆。
やっぱり行ってなんぼの物ですね。
次回は海岸沿いの道を歩き、念願の関さば・関あじを
パクリ!
海景色と獲れたての味を堪能します。
それでは!
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う~み~は~広い~な~大きい~な~

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。