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ちょっと寄り道

さて、前回の記事でも触れましたが、現在私は長崎県雲仙市の
宿泊施設にて、お仕事生活を送っております。
今回はその赴任の途上。
1日での慌ただしい移動となりましたが、真っすぐ行くのでは
おもしろくない!
という訳で、長崎県中部の街・諫早市(いさはやし)に
寄り道。同市の観光スポットへと向かいます。
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長崎市・佐世保市に次ぐ長崎県第3の都市の玄関口、
そして島原・雲仙等が控える島原半島へのアクセスの起点となる、
諫早駅
JR九州と私鉄の島原鉄道が共用する駅で、
現在は今後の九州新幹線長崎(西九州)ルート乗り入れを想定し、
諫早駅周辺整備事業と称し、
新駅舎や複合商業施設、駅前広場等の工事が進められています。
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完成予想図はこんな感じ。
肝心の新幹線は、平成34(2022)年度の開業を目指して
工事が進められています。
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諫早駅から市街地を抜けてやって来たのは、
諫早公園
小高い山の上に築かれた諫早城址を整備した緑豊かな公園で、
日本の歴史公園100選に選ばれた、
上山公園(じょうやまこうえん)の一部となっています。
そんな諫早公園の目玉が・・・
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こちら、眼鏡橋
江戸時代後期の天保10(1839)年
諫早市内を流れ、度重なる水害により幾度となく橋の破壊・流失を
招いてきた本明川(ほんみょうがわ)の
水流にも負けない橋を、との願いを込めて架けられました。
その願い通り、100年あまりの間、人々の往来を支え続けていましたが、
昭和32(1957)年に発生した大水害の際には頑強な造りが災いし、
激流をこの橋がせき止めたことによって被害が拡大
539名もの死者・行方不明者を出す一因と
なってしまいました。
その後の本明川の拡幅工事に於いて、眼鏡橋を破壊するという
計画が持ち上がりますが、橋を残したい、という市民の要望により
諫早公園へと解体・移築され、その姿を現在まで留めています。
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長さ約45m、高さ6m、幅5m。
裏山等から切り出された石材の数は、約2800個にも及びます。
緩やかなアーチを描く橋は、国の重要文化財に指定されています。
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橋の上を歩いてみます。
実はアーチ部分の傾斜は上へ行くほど緩くなっているのですが、
これは均等に傾斜を付けるよりも通行する人が疲れにくい、
という配慮がされているから、とか。
見た目と機能性が上手く両立されています。
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かつて眼鏡橋が架かっていた、本明川
現在は川幅の拡張と土木技術の進歩により、多くの橋が
豊かな水流の上を飛び越えています。
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川面に設けられた、飛び石
まだ本明川に橋が定着しなかった頃、
こういった飛び石が対岸へと渡る貴重な移動手段でした。
眼鏡橋移転のきっかけとなった水害によって流失の憂き目に遭いましたが、
昭和63(1988)年、市民の要望により復元されました。
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続いて訪れたのは、飛び石の正面に社を構える諫早神社
創建は奈良時代の神亀5(728)年
会津・東山温泉の開湯にも関わった行基菩薩
時の帝・聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願によって当地へ赴いた際、
石祠を祀ったのが始まりとされています。
以後長い間神仏習合(神と仏を同一とする思想)の神社として
歴代領主の篤い崇敬を受けていましたが、
明治元(1868)年に公布された神仏分離令により
併設されていた荘厳寺(そうごんじ)は廃寺
以後8柱の神を祀る社として現在に至ります。
鳥居の下にお多福の看板が設けられていますが、これをくぐると
「開運笑福」のご利益にあやかれるとか。
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諫早神社拝殿。
神仏分離以前は四面大菩薩という仏を祀っており、
そこから「四面宮」や「おしめんさん」と呼ばれていました(推しメンではない)。
現在の主祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)・
大己貴命(おおなむちのみこと、出雲大社の祭神・
大国主命と同一)・少彦名命(すくなひこなのみこと)。
この他、境内に5柱の神々が祀られています。
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青々と枝葉を茂らせたクス
最も大きくご神木として崇敬されているこの木の他、
5本のクスが長崎県の天然記念物に指定されています。
これらの木々がバランス良く並ぶ姿は圧巻!

さて、時間の都合上見た場所は少なくなってしまいましたが、
実は幼少期以来19年ぶりの諫早来訪、
ちょっとした懐かしさも感じながらの寄り道となりました。
今後は休みを利用した「散歩」が中心となるでしょうが、
近々島原市へと出掛けて、小藩の大城・島原城や
その周辺の武家屋敷群を歩いてみたいと思います。
それでは!

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プロフィール

詞-Nori-

Author:詞-Nori-
旅行系ブロガー。
趣味は旅行、町歩き、食べ歩き、
鉄道等々。

目下地元・福岡県に戻り、
次なる行動に向けて準備中。